りゅうおうのおしごと4巻感想。最大女流棋士戦スタート‼︎戦う女性は強く、そして美しい

りゅうおうのおしごとの4巻を読了。

今回は女流棋士の戦いが中心で、八一の出番が少なく、次回のつなぎ目ぐらいの巻だったのですが、棋士同士の戦いが暑いのは相変わらずです

歩夢との研究会

八一と歩夢は年齢が近い上に、将棋の実力も同じぐらいなので、以前からネットを通じて研究会を行なっていました。
ですが、今回は八一がわざわざ歩夢のいる東京まで出向き、将棋を指すことになります。その理由を挙げると

  • 弟子の大会を見るため。
  • 歩夢が勝たないと名人と当たることになる。
  • ネットだと情報量が少なくて濃密な研究会ができない。

八一は名人とは絶対に対局したくない

この作品における名人とは”神”みたいな存在です。彼の指す手は”マジック”と呼ばれており、見るものの想像を凌駕します。

歩夢が名人に勝ってくれないと、八一は名人と竜王のタイトル防衛戦をしなければいけません。

しかも名人は通算100タイトル制覇の記録と永世7巻の記録がかかっており、今最も勢いがある状態です。

そんな人とタイトル防衛戦を戦いたくありません。

女流棋士最大の戦い

あい達が最大級の女流棋士戦「マイナビ女子オープン将棋トーナメント」に参戦します。この戦いを通して女流棋士に待ち受ける現実と、それに負けない彼女達の強さが描かれてます。

将棋の世界は女性というだけで不利になる。

女流棋士は男性のプロ棋士と比べて対局の数が少なく、将棋だけで食べていく為には常に勝ち続けなければいけません。

また、女性であるという理由だけで棋士達から舐められ、対等に扱ってくれません。それなのに何故彼女達は戦うのでしょうか。

女流棋士はどうあるべきなのか?

この巻を象徴する人物は女流名跡である「釈迦堂里奈」さんです。歩夢の師匠でもあります。
女流棋士の象徴とも言える人物で、何年もトップであり続けています。そんな凄い人が女流棋士はどうあるべきかについて語ってくれるのです。

この話を見て女性が社会で活躍する為には、何者にも負けない強い心が必要だとわかりました。

棋士以外の職業でも、女性というだけで給料が少なかったり、昇進できなかったりして不利になってしまうこ事もあります。

そういう環境の中で成果を上げる為には、何事にも折れない心が必要になってきます。だから戦う女性は強くなっていくんですね。

舞台は竜王のタイトル防衛戦へ

歩夢は名人にあと少しで勝てるというところまで追い詰めたものの、名人の実力は彼の読みを圧倒的に凌駕していました。

その結果八一は名人と竜王のタイトル防衛戦を行うことになり、絶望必至です。

まとめ

今回は次巻の”竜王タイトル防衛戦”のつなぎ目とも言える会でした。ですが相変わらず対局のシーンはドキドキハラハラの連続です。

将棋の世界で女性はどうやっていきていくのかというテーマについては考えさせられるものがありました。

将棋の世界以外でも男ばかりの場所で女性が活躍するのは大変で、現代でも女というだけで舐められるという話を聞いたことがあります。先ほども書いたように、不利な環境で成果を出すには、折れない心が必須です。

八一も読者もあいと天衣の二人に釈迦堂里奈さんのような、強い心を持った女性になってほしいと願っています。

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