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今、アニメ業界ではアイドルアニメの戦国時代です。最盛期よりも落ち着いた感じはしますが、それでも新しいアイドルアニメが乱立しては消えていってます。数多くアイドル物が作られてますが、その中に「地下アイドル」を題材にしたものって少ないですね。

もちろん探せば地下アイドル物も見つかると思いますが、アニメのアイドル物って

  • 3次元にいたらテレビにバリバリ出てそうなグループ
  • 作品オリジナルのアイドル設定を盛り込んだ、現実ではちょっとありえないなと思うようなグループ

ばかりのような気がします。

本作『メロディ・リリック・アイドル・マジック』は珍しい地下アイドルがフィーチャーされた作品です。

あらすじ

僕らの街に降りそそぐアイドルという魔法 東京都沖津区(とうきょうとおきつく)――国民的アイドルグループ・LEDに叛旗をひるがえした女子高生アイドルたちがしのぎを削る街。 高校入学に合わせて学生寮に入った「吉貞摩真(よしさだなずま)」はそこが沖津区アイドルたちの根拠地であることを知る。しかし彼にはアイドルを好きになれない理由があった。 一方、同じ寮で暮らす「尾張下火(おわりあこ)」は、学校一の美少女「飽浦(あくら)グンダリアーシャ明奈(はるな)」に誘われ、アイドルグループを結成する。しかし彼女にはアイドルにまつわる暗い過去があった。 言葉にできない二人の秘密が交錯するとき、アイドルの持つ真の力が明らかになる。メロディアスでリリカルなアイドル・熱血ラブコメディ、登場!

引用元:メロディ・リリック・アイドル・マジック (ダッシュエックス文庫DIGITAL)

他のアイドル物と違い、主人公たちは地下アイドルですが、ストーリーはものすごく王道

アイドルを目指す少年少女たちを描き、アイドルに憧れるとはどういうことなのかを丁寧に描いています。

アイドルを全く知らなくても楽しめます

アイドルに関する知識があった方が、元ネタなど分かり楽しめると思いますが、

本作を楽しむための予備知識などは作中で説明されているので「アイドルなんて全く興味がない」って人でも十分楽しむ事ができます。

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アイドルに憧れるのは特別なこと

僕はアイドルなんて全く興味なく、アイドルなんて目指すんだったら、俳優や歌手になった方がマシだと思っていますし、同じCDを何枚も買うような人の気持ちなんか、ちっとも理解できません。

だけどアイドルを好きになるって特別なことなんですね。

作中で明記されているように、本職のミュージシャンやダンサーから見たら歌も踊りも中途半端で見るに耐えないものかもしれませんが、本物のアイドルは特別なオーラを纏っていて、見ているとなんだか応援したくなります。

アイドルを好きになるのは、偶然手に取った新人の小説が面白く、作者の今後を見守ってあげたくなるのと似ています。

なんていうのかなぁ、新しいものを発見した時のワクワクと、自分たちが応援してあげないと消えてしまうんじゃないかと思うソワソワ感が同居してる感じですね。

『メロディ・リリック・アイドル・マジック』はアイドルに関わらず「好きになるってこんなに素晴らしいものなんだ!」と伝えてくれる作品でした。

小説にせよアイドルにせよ好きになるってとても充実感があるものですね。

アイドルものが好きで、もっと色々と見たい人はどうでしょうか。

以上!

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