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どんなことだって人次世代を育てないと文化が発展しません。それは一般企業であってもJリーグであっても同じことです。

この漫画『アオアシ』は普通のサッカー漫画としても面白いことはもちろん、プロサッカー選手育成の裏側や生きる上で大切なことを分かりやすく説明してくれます。

今回は『アオアシ』読んで一番ためになった「人材育成の大切さ」について書いていきたいと思います

あらすじ

愛媛の天才サッカー少年が東京の有名サッカーユースチームに入って、世界で活躍する最高の選手になるまでのサクセスストーリーです。

他のサッカー漫画とは違い、プロを育成する為の組織である『ユースチーム』をフィーチャーしています

「ファイアートルネード」や「ゴットハンド」などの必殺技は出てこないものの、Jリーグの選手育成の裏側が見れるので、他の漫画にはない新鮮さがありました。

もちろん1人のサッカー少年の成長の物語としても面白いです。

5段階評価(☆が多いほど良い)

  • 王道感☆☆☆☆★
  • 画力☆☆☆☆★
  • テンポ☆☆☆☆☆
  • ストーリー☆☆☆☆☆
  • 面白さ☆☆☆☆☆

この漫画を読む前のぼく

別にユースクラブなんて作らずに、他のサッカーチームから手頃な人材を引き抜けば良いと思っていました。

子供の頃から選手の面倒を見るとなると、やはり学校の教育費や施設管理費などが掛かったり、モンスターペアレンツなどの処理もしなければなりません。

最悪なのが、育てた選手が怪我などの理由で競技を辞めてしまった場合です。その場合今まで育てるのに掛かった費用や時間が全て無くなってしまいます

スポーツは金が掛かる。

僕は学生時代テニスをやっていたので、スポーツに金が掛かる事は分かっているつもりです。

テニスの場合、最低でもメインと予備のラケット2本(年4万円)が必要な上に、シューズの底がよく擦り切れるので、3カ月に一回は買い換える必要があります。(年3万円)

僕の所属していたテニス部はかなりゆるい部活でしたが、それでも1年あたり7万円も掛かりました。トップレベルとなるとおそらく2倍以上はするでしょう。

この漫画ではそこまで詳しくお金の話はしませんが、サッカーをやった事がない人が考えても、膨大な金額になるのは想像出来ます。

なぜユースチーム育成に力を入れるのか?

そんなデメリットがある中、ユースチームの育成に力を入れるのはなぜでしょうか。その答えはチーム環境に馴染める選手をダイレクトに供給できるからです。

「サッカーなんて適当にやってもなんとかなるだろ」と思っていましたが、いざ本番の試合をするとなると激しい運動をしながら、常にチームの事を考えなければいけません

他のチームから選手を引っ張ってきても、その選手がチームの環境や戦術に上手く馴染めない場合があります。せっかく大金を払って入手した選手もしっかり機能してくれなかったらコスト的に大きなマイナスです。

試合中という過酷な状況の中で他の選手と上手く意思疎通をして、最高の仕事をしてもらうには、若い頃から選手を手元に置いて育てていくのが一番です

最後に

この漫画を読んでいると、どんな業界も人材育成無しでは成り立たないっていう事が伝わります。

超一流のプロサッカー業界でさえ人材育成にものすごく力を入れているのですから、普通の企業とかはもっと新人の指導とかに力を入れた方がいいかもしれません。

人材育成の大切さばかり述べましたが、1人のサッカー少年の成長の物語としても非常に面白いです。

(主人公が成長できるのもジュニアユースの人材育成がしっかりしているおかげか?)

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