レビュー漫画を書いたがいいものの、2週間以上作業に時間がかかってしまった。
手癖で書いたらもうちょっと作業時間が短くなるが、それだと自分の画力がまっったく伸びないのが悩ましいところ。
というわけで今回は『しかのこのこのここしたんたん』の感想でも書いていきたいと思います。
この漫画のあらすじは、元ヤンの高校生の目の前に謎の鹿か女子高生かわからない謎すぎる生物のこたん。
が目の前に現れます。
そののこたんに振り回される日常を描いたギャグ漫画です
。
作画のおしお先生は絵が上手なイラストレーターとして名を馳せている人物です
その画力の高さは本作の表紙を見れば誰にだってわかると思う。
この高すぎる画力を持っていたとしたら、それを活かせる様なラブコメや日常系のほんわかした様な作品を描くのが普通だと思う。
実際に本作のキャラクターは全員可愛らしく描かれている。
しかし本作はその様な「ほんわかした」雰囲気の作品ではないのだ。
ヒロイン(ここではあえてそう言おう)ののこたんの行動が上記を逸しており、それにより本作は他の作品にはない混沌とした作風になっている。
これは作者のおしお先生のイラストからは予想することが困難であるだろう。
例えば机の上に大量の鹿せんべいを置くなど、そのクレイジーな行動は実に鹿らしいが、やっていることが異常なので「鹿だから」というだけでは許されないだろう。
ではこのクレイジ’ーなヒロインの行動は、ここではあえて言わないでおきます。
また主人公は元ヤンであり、周りにはそのことを隠したいと思っているのだが、のこたんがあまりにも異常すぎる。
またその隠していたはずの「元ヤン」属性を隠し切れていないのもポイントが高い。
これによりのこたんの異常性が読者にもより伝わりやすくなり、ギャグのクオリティーが高くなっていました。
とにかく良い意味で狂ったギャグ漫画を探している人におすすめです。