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『りゅうおうのおしごと』2巻感想。あいのライバル登場で将棋感と恋愛感が揺れ動く!

今回にてツンツンキャラの新しい小学生の弟子が登場します。師匠の八一は新弟子に付きっ切りなので、あいは新弟子に嫉妬しまくります

そして、二人が出会うことで、あいの将棋に対する思いと恋愛感情が徐々に変化してくるのですが…。

一つ言えることは、全巻よりも更に熱くなってます

前巻の内容はこちらの記事で復習できます。

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本記事は過去のブログの記事をリライトしたものです。

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あいのライバル登場

今回のポイントはなんて言っても竜王の新弟子「夜叉神天衣 (やしゃじんあい)」の登場ですね。

小学4年生でなのに”超”がつくほど生意気で高飛車です。師匠である八一に対してもきつく当たります

得意な戦法は師匠である八一と同じ一手損角換わりという戦法です。

戦法だけでなく八一と将棋に対する考え方も似ていて、将棋を指して一番楽しい時は「圧勝した時」と正直に答えます。

一手損角換わりについて分かりやすい記事>>>【超基本!】一手損角換わりの序盤定跡と特徴 | 将棋初心者上達講座~24初段を目指すブログ~

一番弟子とは真逆の性格

「りゅうおうのおしごと」はロリラノベではなく将棋で戦う熱血作品だ!という記事に書いたように、一番弟子のあいは基本的に他の人に対して律儀に接する子です。

名前こそ同じ”あい”ですが、天衣とあいは対照的な性格をしています。

天衣の登場によりあいも強くなっていく

その二人の弟子達が八一をめぐりバトルしていきます。将棋でもそれ以外でも。それにより将棋の実力もどんどんつけていきます。

恋愛にて

八一は天衣の面倒を見なければいけなく、あいに接する時間が減っていきます。ですので恋愛でのバトルは必至です

ですが天衣は八一を人間として尊敬しておらず、当の本人にはバトルする気はサラサラありませんが…。

将棋にて

 もちろん将棋でも天衣はあいに劣らないほどの実力を有しています。

あいと天衣を合わせることで、お互いに刺激を出しあうライバルを作ってやり、二人にさらに成長して欲しかったのでしょう

以前、九頭龍八一と清滝鋼介、師匠として優秀なのはどっち?という記事でも書いたように、八一の指導方法は弟子一人一人と真剣に向き合い、成長できるような環境を用意してあげることです

 八一には歩夢や姉弟子というお互いに成長しあえる同年代のライバルがいるので、早く成長することができました。ですが、あいにはそんな相手はいません。

それにしても二人目の弟子も「JS (女子小学生)」だなんて…。八一の人間性が疑われますね。

人が強くなるにはライバルが必要

やっぱり人が強くなる為には自分と同等の力を持ったライバルが必要です。人間ひとりでは強くなれません。

歴代ジャンプ作品でも孫悟空にはベジータが、ナルトにはサスケのような好敵手がいたから強くなれました。ライバルの存在は成長に必要不可欠なのです

竜王の弟子たちは、話が進むにつれて更に強くなるはずです。これからどんな棋士に成長していくのか楽しみです。

我々も竜王になった気分で弟子二人の成長を見守ってあげましょう。

▼『りゅうおうのおしごと』の記事はこちら▼

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