この記事には『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のネタバレを含みます。
『青春豚野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』シリーズの映画版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を見たので、今回はそれの感想を書いていきます。
本当はどや顔で解説したいのですが、私はこの映画を見るまで青春豚野郎私立は一切読んだことがなくくれてもいませんでした。
「思春期症候群」と聞かれても「なにそれ美味しいの?」と言ってしまうような状態です。
いつものように私なりの解説もや考察をしていくつもりですが、原作ファンから見たら「あれ?」感じるかもしれません。そこら辺はご了承ください。
青豚シリーズのファンで「未読の人がこの映画を見た後に感じるのだろう?」と感じた人もいると思いますが、そんな人に読んでもらえたら嬉しいです。
結論から言いますとこの映画は非常に面白かったです。
鑑賞後に「時間を見つけて原作ライトノベルのほうも読み出したい!」と思いましたね。
目次
原作未読の人が書いた本作のあらすじ
主人公は有名女優「桜島麻衣」と付き合っているリア充の高校生「梓川咲太」。
彼は昔、心を病んでいるときに「牧之原翔子」と言う女性と出会いました。
「ありがとう・がんばったね・大好き」と言う彼女の3大好きな言葉を与えられたことにより、梓川は前を向いて歩けるようになりました。
それから少しすぎた後、彼の目の前に憧れの翔子さんが現れます。
再開した彼女は自分が未来からやってきたことを伝え、自分の心臓は梓川のものを移植したことを伝えます。
その後、 梓川はクリスマスの日に交通事故にあって死んでしまい、その時に過去の自分に心臓が移植され、命を取り留めることを伝えます。
翔子さんの命を助けるためには、梓川は交通事故に遭い死なないといけません。
『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は、高校生の主人公は大切な人のために自分が何をするべきのなのかについて、葛藤し続けると言う物語となっています。
原作を読んでいないと思うキャラクター関係が全くわかんない
本作には憧れの翔子さん以外にも、主人公の現在の彼女を務める「桜島麻衣」を始め、さまざまなヒロインが登場しました。
彼女たちは全員、それぞれが個性強いキャラクターであることは分かるんですが、キャラクターの掘り下げが不十分であるため、各キャラの人物が的確に把握できませんでした。
本作した原作ファンに向けたものであり、原作を読んでいないような私のような人間はターゲットから外されているのです。
原作を読んだ人には不要であろうサブキャラクターの掘り下げを削除することにより、主人公の梓川と翔子さん、今カノの麻衣の複雑な関係をしっかりと描写しようとしたのですね。
『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は。原作を読んでいないとキャラクター関係がつかめなく、十分に楽しむことが不可能になっていました。
結局映画自体面白かったのですが、キャラの掘り下げが不十分であったため、原作未読の私からすると100%楽しめたとは言えませんね。
ストーリー展開が素晴らしい
あらすじにも書きましたが、梓川は自分にとっての大切な人である翔子さんの命を救うためには、クリスマスの日に交通事故にで死ななければいけません。
彼は翔子さんへの恩を感じている上に彼女を愛していたため、クリスマスの日に死ぬ決心をします。
しかし彼は事故では死ななく、代わりに恋人である麻衣が死んでしまったのです。
彼は恋人の死に耐えられなくなり、自分自身の選択を後悔してしまいます。
それで結局過去に戻り、翔子さんとお別れする未来。麻衣と一緒にいられる選択肢を選び直すのです。
ダブルヒロイン制度のアニメやライトノベルの場合、主人公の選択が微妙だったり、心理描写等に共感できなかったりすると、クソみたいな作品になってしまいます。
しかしこの映画では3人の関係をみっちりと描写していたため、主人公が自分自身の選択に対して答えを出すまでに、ものすごい悩んでいることが伝わりました。
そのような悩みをしっかりと描写することにより、主人公の気持ち共感しやすくなり、彼の選択に納得できる作品になっていました。
翔子さんと麻衣に共通点が多いのは理由があるのでは?
- 黒髪ロングヘアー
- 主人公にとって大切な人
- 巨乳(笑)
本作のふたりのヒロインには共通点がとても多く、私はそれにはかなり深い意味があるのではないかと思いました。
翔子さんと麻衣、ふたりの姿や属性をあえてかぶせることにより、どちらのヒロインと喋っていると言う時も、もう片方のヒロインのことを意識せざるを得なくなります。
ふたりの姿をあえて似せた理由は、翔子さんと麻衣も主人公の梓川にとって同じ位大切な人だったと示したいというものでしょう。
なのでふたりは平等に主人公に選ばれるチャンスがあったはずです。
ただ麻衣の方が先に主人公と恋人になったため、主人公は麻衣と一緒にいる未来を選びましたが、少し要素が違えば翔子と一緒にいる未来を選んていたのかもしれません。
梓川は 翔子さんも麻衣も同じ位大好きだったため、作中でも意見がブレブレであり、どちらかを選択する事ができなかったのです。
そのブレブレっぷりにも非常に共感でき、彼が意見を翻るたびにその選択に震え、私の魂が揺さぶられるような感じがしました。
翔子さんが謎が多すぎて好き
本作における翔子さんは大人びた性格をしており、話していると非常に安心感がありますが、時々主人公をからかい楽しんでいる様子も見受けられますね。
彼女は本作のキーパーソンであり、謎を多く含んでいる人物でした。
私は謎の多いヒロインと言うのが大好きです。
ヒロインの子謎お尻もっと彼女について知りたいって思うたびに、なんだか胸がはちきれそうな気持ちになってきますね。
なんとなく『五等分の花嫁』の零奈や、『かぐや様は告らせたい』の四宮かぐやに通じる魅力があります。
翔子さんの行動は全てに含みがあり、全てが謎に値するようなものでした。
作中にて翔子さんの登場する時間が増えるたびに、彼女が再び梓川のの目の前に現れた理由など、彼女のあらゆる秘密について考えてしまいます。
その度に『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の世界観にどんどん吸い込まれていくような気持ちになりました!
また彼女が梓川に与えた「ありがとう・がんばったね・大好き」という言葉はとても素敵な言葉ですね。
原作者が座右の銘にしているのではないか、と思ってしまうほどに素敵に感じてしまいました。
翔子さんは昔から病気で、常人では耐えられないような辛い日々を過ごしていました。
彼女の秘密を知ってから再び「ありがとう・がんばったね・大好き」という言葉を聞くと、なんだか切ない気持ちになってきます。
翔子さんは梓川が自分を選ばないという選択を聞くことになるのですが、そのあとのなんとも言えないような切ない表情を見ると、胸が締め付けられてきます。
彼女には「幸せになってほしい!」と願わずにはいられなくなりました。
最後に
今回は青春豚野郎シリーズを一切見たことのなかった私が、映画について語って行きました。いかがでしたか。
主人公の葛藤や心情の変化をとても丁寧に描かれており、見ていても彼の決断に納得でき魂が震えましたね!非常に素晴らしかったです!
また翔子さんと言うヒロインも魅力的であり、彼女について知りたいと思うたびにストーリーの展開に飲み込まれている感じがします。本当に素敵です!
一方で本作は原作ファンのために作られたものであり、人間関係の描写が不十分でありよくわかんない部分もありました。
未読の人を意識するのであれば、主人公がどれほど麻衣を愛しているのかについて詳しく描いて欲しかったです。
ともあれ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は青春ものとしてクオリティーが高く非常に面白かった!
皆様に見て欲しいと思ったのですが、原作を読んでからの方が使用することをお勧めします。
原作を読んだことがない私が言うから間違いないはず…ですね。
以上!
いまだに「思春期症候群」と聞かれても「なにそれ美味しいの?」としか答えられないのですが、許してね☆