こんにちは。
最近読んだライトノベル『29とJK』が面白かったので紹介させてください！
表紙とタイトルを見て、22歳のぼくは「29歳ぐらいの大人にしか楽しめないのだろうな」と思っていました。
しかしページをめくれば主人公が会社という巨大な組織に立ち向かい、成果を出していく社会派小説になっていることが分かり、どんな人でも楽しるはずだ！と思いました
本作の魅力は何といっても主人公”槍羽鋭二”の大活躍で、一言で表すなら社蓄系俺TUEEEという感じですね！
漫画版がガンガンONLINEとマンガＵＰ！にて連載中です！
主人公は元ラノベ作家志望の社蓄
本作の主人公”槍羽鋭二”は休日に漫画とライトノベルを読みまくる事だけが生きがいの社蓄です。
学生の頃はライトノベル作家になりたいと思い、新人賞受賞に向けて必死に努力していました。
しかし槍羽の作品は日の目を浴びることが無く、彼は憧れのラノベ作家になることはできませんでした。
槍羽は夢を諦め、自動車保険のコールセンターにパートとして働き始め、そのまま正社員として働くことになりました。
主人公”槍羽鋭二”は夢に敗れた男なのです。
社畜として大活躍！
槍羽は物語を紡ぐと言う行為を通じて人の気持ちが分かるようになりました。彼の夢への情熱は無駄にならなかったのです。
お客様から電話でクレームが入った時も、相手の過去を推測して、一番話して欲しいような言葉をすぐに言うことが出来るようになります。
そのお陰で車内での営業成績はとても高く、ついには現場のリーダーを任されるようになりました。
このように作家志望者だった経験を生かして、問題を次々に解決していきます。
その姿はまるでなろう系俺TUEEE主人公そのもので、槍羽の活躍を見ると心の底からスカッとした気持ちになってきますね！
もちろん槍羽はモテる
主人公の槍羽はとにかくモテまくりで、15歳のJK南里花恋をはじめとして、 幼馴染の”岬沙樹”や、デキる部下”渡良瀬綾”などあらゆる女性から好意を持たれます。羨ましいです。
ですが槍羽は大人なのでその好意を尊重しつつも関係性を崩さないようにあえて好意に気づかないフリをします。
ライトノベルの主人公といえば鈍感なキャラが目立ちますが、槍羽の大人な対応は読んでいてイライラしません。
槍羽は鈍感じゃないお陰で非常に好感度が高く共感できるような主人公になっています。
本作の欠点は後輩キャラがかわいい事！
メインヒロインである15歳のJKよりも槍羽の部下の２２歳の女の子”渡良瀬綾”の方がかわいい事ですね！
本作のヒロインの一人渡良瀬綾は一流の女子大出身な上に真面目すぎるので、会社で冷凍美人と言われることがあります。
そんな冷凍美人な彼女も、大好きな槍羽の前では恋する女の子に成り果てるのです！
例えば槍羽が偶然、綾に好きな男がいるかどうか聞いた時にはうろたえて転んでしまいゴミ箱にダイブしてしまいました。
綾は大好きな先輩の前ではドジっ子と化すのです。 しかも普段はクールで出来る子を演じている分、そのギャップが半端なく読んでいるとキュンキュンしてきますね！
さらに！お酒を飲んで酔っ払った時には理性を捨てて大好きな先輩に猛アタックするのではないか！
これを萌えと言わず何というか！！
高らかに宣言しよう！渡良瀬綾は最高の後輩ヒロインだと！！
まとめ
今回は社畜系俺TUEEE小説『29とJK』を紹介しました。いかがだったでしょうか？
あなたがこの文章を読んで本作に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。
本作のコミカライズ版がウェブ上にて無料で読むことが出来ます。試し読みをしてみたい方や小説は苦手という方は、ぜひ『29とJK』をマンガで読んでください！
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