文乃は成幸たちの周りでは相談役としてしっかり系のポジションを確立していますが、クラスでは癒し系のキャラとして愛されているようです 。
その人気は凄まじく『眠り姫を守る会』という彼女を守るために結成さてた組織があるほどです。
そこで疑問に思ったのは、
5話のチャラ男に絡まれた時に、そのファンクラブはなぜ出動しなかったのかです。
今回はその理由を考察していきたいと思います。
問.5「高値の天才は[x]に憂う」のあらすじ
成幸たちはいつも通り勉強していましたが、ある時文乃が途中で席を外す時が多くなりました。
その原因は山岡というチャラ男にしつこく付きまとわれていたからです 。文乃は威圧してくる男が怖いと成幸に相談します。
最終的に成幸がチャラ男と交渉している時に怪我をしてしまったことで、チャラ男が文乃から手を引くことになりました 。
これ以降、この話を「チャラ男事件」と呼んで記事を進めていきます。
『眠り姫を守る会』とは
通称『いばらの会』 文乃を変な男から守るために結成さてたファンクラブのような組織です 。
斉木楠雄の『ここみんズ』や銀魂の『寺門通親衛隊』の女子オンリーバージョンだと思ってもらったらわかりやすいかもしれません。
文乃と同じクラスである3年A組の女子メンバーで構成されており 、今のところメンバーが10人いることが確認できます。
ガチで行動する
文乃と成幸の勉強会を監視するために、メンバー総掛かりで出動しました 。
その時にトランシーバーまで使用するというガチっぷりを披露します。軽く引きます。
チャラ男に制裁を加えなかったことを後悔している?
問.24「果敢なる天才は[x]の流説に抗う」より
「もし…先日の山岡くんのようなチャラいお方ならば…うちの姫に2度と近づけさせるわけにはいけませんから…」
リーダーの鹿島はチャラ男事件の時に『眠り姫を守る会』を出動させることが出来なかったことを後悔しています 。
一応、文乃に危機が迫っていたのは分かっていたようです。やはり『眠り姫を守る会』が出動できない訳があったのでしょうか。
また、成幸に対して不信感を抱いていることから、チャラ男事件はどのように収束したかまでは把握していないようです。
チャラ男が登場した時はまだ序盤だった
チャラ男事件は序盤の出来事でした。物語はまだ四月で、クラス替えが行われたばかりだったはずです。
文乃のことを気になっている女子は多かったものの、みんなまだ新しいクラスに馴染めていなくて、団結するほどの組織力はなかったのではないでしょう 。
つまりチャラ男事件の時点では『眠り姫を守る会』は結成されていなかったという説が有力だと思います。
まとめ
チャラ男の時に『眠り姫を守る会』が出動しなかった理由は、
「新しいクラスになったばかりで、まだ『眠り姫を守る会』が出来ていなかった」
という結論になりました。
確かにクラス替えをしたばかりの時期は、誰と話していいか分からず、もどかしい気分になってますよね。
『眠り姫を守る会』は今でこそ団結していますが、ここまで来るのに紆余曲折もあったのかもしれません。
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