『ぼくたちは勉強ができない』の主人公である唯我成幸は、自分のことを「凡人出の秀才」と述べています。
しかし、実際には、文乃や理珠りんなどの天才レベルではないものの能力がとても高く、凡人の領域から外れています 。
今回はそんな成幸のハイスペックっぷりについて述べていきます。
教師以上の指導力
彼が任命された教育係では、文乃と理珠りんというできない子たちを指導して、一桁代の点数から6−7割ぐらいの点数まで引き上げることに成功しました。
彼女たちは自分の苦手教科は本当にできなく、今まで何人もの教師が専用の教育係として任命されてきましたが、
成果を上げることができた人は成幸以外いません。この教育係としての成功が、成幸の教育能力が教師のレベルを超えているということの証明になります。
テストのヤマを予想
成幸のテストの出題予想能力は高いです。
教育係に任命される前は、友達一人一人の性格や苦手分野も視野に入れて、最低限抑えるべき箇所をまとめていました。
さらに理珠りんに教えた現代文では、出題される問題を予想して、さらにその問題の解き方を提起していました。
彼のヤマを当てる能力はとても役立っているらしく、みんな彼にいつも感謝しています。
教育に関する知識も豊富
削読方など試験問題の解き方に精通している他に、各教科に関する雑学も豊富です。
問.9「天才は[x]にも心通ずるものと知る」では「Σ (シグマ)」の名前の由来を文乃に解説。しかも、彼女の性格も踏まえて興味を引くようなフレーズを選んで使っていました。
頑張る人を絶対に見捨てない
彼自身が昔、勉強ができなくて辛い思いをしたことがあるので、勉強ができない人の味方になりたいという思いがあります。
なのでどれだけ勉強が出来なくても、本人が頑張る限りはどんな人でも最後まで応援し続けます。
そんな成幸の弱点
機械音痴
彼はスマホ一台もまともに操作できないほどの機械音痴です。
持っている機種はiPhone5だと思います。iPhoneなどiOSの大きな売りはどんな人でも直感的に操作できる点です 。実際、説明書を見なくても問題なく使えます。
ですが、成幸は人に聞かないとGoogle検索もできないほど、機械になれていません。
貧しい家庭環境のせいもありますが、これからの時代に電子機器を操作できないとなると、いろいろと厳しいと思います。
鈍感である
ヒロインの一人である武本うるかは、中学時代から積極的にコミュニケーションを取っているのにも関わらず、彼女の好意に全く気づいていません 。
それどころか、理珠りんに対しても同じで、目の前で顔を真っ赤にしたり動揺したしているですが、彼女が自分のことを好きだなんてこれっぽっちのも考えていません。
ラブコメの主人公だから仕方がないというのもありますが、鈍感すぎです。
ちなみに彼の好きな女性のタイプは「貧乏でも一緒に家族を支えてくれる人」です。いろいろと闇が深い。
まとめ
成幸くんスペックのハイスペックっぷりが少しでも伝わったら幸いです。 よく考えたら教育係なんて教師の仕事です。一般生徒がやるなんて間違っています 。
学園側も彼のハイスペックっぷりを理解して教育係なんて仕事を与えたのでしょう。
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