ぼくたちは勉強ができない問37.「時に天才どもが砂上の[x]は連鎖する」の感想です。
本日は成幸の可愛い妹の誕生日。毎日家族全員分の料理を作ってくれています。よくできた妹妻です。我が家にも欲しい。
そんな妹のために成幸お兄ちゃんが慣れないお料理をしちゃうぞ☆って話です。
古橋文乃初めてのカレー作りに挑戦。
食材買い出し中にで文乃と遭遇。
文乃は成幸から「俺に料理を教えてくれないか!」と頼まれ、仕方がなく家で一緒にクッキングすることに。
と言いましても、作るのはカレーです。野菜を切って煮るだけなので小学生のでも作れます。余裕でしょ♪
普通こうはならない。
じゃがいもがなぜこんなに小さくなるのでしょうか。センスないにも程が有ります。というかピーラーを使いなさい!
そう言えば文乃の母は亡くなっている上に、父は仕事で家にいないことの方が多いです。いつも菓子パンばかり食べているのも納得できます。
前から思っていましたが文乃の親父はどんな仕事についているのでしょうか。
もちろん作ったカレーは食べれるものではありません。リボーンのポイズンクッキングを思い出します。
というか普通はカレーにネギも大根も入れませんよね。彼女には文学の知識はあるものの、料理に関する最低限の常識はないようです。
昔カレーって何?
特定の本の名前ではなく、向田邦子さんの『父の詫び状 』に収録されているエッセイ中のタイトル名です。発行されたのが1978年です。かなり古い本ですね。
料理が出る本を書く作家として有名なのが村上春樹さんです。真っ先に彼思い浮かべないなんて小説読みにとって有りえません。きっと文乃はアンチ村上春樹なのでしょう。春樹の面白さが分からないなんて子供だなぁ。
という冗談は置いといて、この『父の詫び状 』という本は筒井先生にとって思い出がたくさん詰まった本なのでしょう。だから料理を題材にする時に、真っ先に「昔カレー」という言葉が思い浮かんだのだと思います。
カレーから”彼”の話へ
史乃が理珠りんにカレーについて相談したところ、理珠りんのコミュ障っぷりが発揮されてなぜか”文乃に気になるメガネ男子がいる”という話になってしまいました。
さらに悪いことに、その間違った話がヒロインたちの間で拡散されてしまう自体に!ドウシテコウナッタ。
恋愛の話になったのにも関わらず、みんな正しいアドバイスを言えません。ヒロイン達はそういう経験ないんですね。
毎度思うことですが、この作品は天才のフリをしたポンコツ少女たちが多すぎです。僕はポンコツな女の子が好きですから大歓迎です。もっとやれ!
カレーはもともと妹のために作ったはずなのに!
妹は誕生日にお兄ちゃんとイチャイチャしたかったのに、自分の誕生日がきっかけでお兄ちゃんが他の女とイチャつくようになってしまいました。
久しぶりに出番があったのにこれは悲しいですね。受験には家族の協力も必要です。妹にもっと出番をあげてやってください。
次のジャンプではついに巻頭カラーで登場します。同期のロボやストーンと比べたら遅い方ですが、本作の人気を証明するような出来事ですね。来週も目が離せません。