「フータロー君はなんのために勉強しているの?」
このセリフは単行本2巻の花火大会編にて一花が言ったセリフです。直後に生徒写真の女の子・零奈が出てきたので印象に残った人も多いのではないでしょうか?
このころの一花はまだ風太郎を好きにはなっておらず、他のヒロイン同様に心境が全く読めない状態でした。
この時本人は女優という仕事を楽しんでいると言っていたのですが、その仕事を続けていく上で悩みや葛藤も多くあったはずです。
あくまで推測ですが、風太郎に勉強する (=努力する)目的を聞いて、自分は正しい努力をしているという自信を持ちたかったのかもしれません。
なぜ一花はいろいろな苦悩と向き合ってまで女優という仕事を続けるのでしょうか?
ちなみに風太郎は勉強する理由は、誰かに必要とされるような人間になることです。この答えを一花は聞いてないんだよなぁ,,,。
目次
一花は女優という仕事と向き合うことで日々成長していく!
今回の撮影にて一花は、四葉のような超明るそうなキャラクターを演じます。
一花といえばからかい上手のお姉さんという印象が強いです。そんな彼女が演じるとは思えないようなキャラクターですね。
そして時に印象的だったのは、スイーツを食べた時の、この笑顔でしょう。
このときの笑顔は林間学校編にて、憧れのキンタロー君と出会ったときの二乃を連想させます。
実はこのスイーツは風太郎が作ったものであり、形こそしっかりしていたものの味は三玖の作った黒いダークマター (おはぎ)と同レベル。美味しいとは言えません。
マズい味をしているはずのスイーツを「う〜ん おいしいのです〜」と言い切ることが出来たのは、一花は普段から三玖のマズい料理を食べていたからでしょう。
「う〜ん おいしいのです〜」というセリフは一花が女優というお仕事をしながら、家族のことをしっかりと見ていたからこそ言うことが出来たはずです。なんて偉いお姉ちゃんなんだ!
特に林間学校編では一花のすごいお姉ちゃんっぷりが遺憾無く発揮されており、自分と同じく風太郎のことが好きな三玖のために身を引いたり、今の父に反発している五月を心配したりしましたね。
ここでは詳しく語りませんが、気になる方はコミックス4巻を読み返して下さい。
一花は林間学校編では風太郎のことが好きという思いを断ち切りたいと思っていましたが、実際にはそんなことは出来ません。恋する心には抗えないのです。
この恋する気持ちが今後のストーリーにどのように関わってくるのでしょうか?非常に気になります!
一花が女優という夢を追う理由ってなに?
お金ではなかったと思う
過酷な環境の中一花が女優という仕事につく理由というのはなんなのでしょうか?風太郎もわれわれ読者も疑問に思っているはずです。
女優を目指す理由としてお金が挙げられますが、それならファッションモデルやレンタル彼女、少年マンガ家など他の選択肢も存在します。一花には何かしらの女優にこだわる理由が存在しているはずです。
現在の家出してしまっているのでお金がないのですが、家出する前は母の再婚相手である現在の父が医者でお金持ちなので経済的にはかなり余裕がありました。
ですので一花はお金が目的で女優を目指したとは到底思えません。
お父さんが俳優だったとか?
最近少年漫画を読みすぎて頭がいかれ始めている僕が、夢を目指す理由として真っ先に思い浮かぶのは、自分の親が自分の目指している存在 (この場合俳優?)だったというものです。
両親のどちらかが俳優であったため、一花も同じ道を目指そうと思った可能性もゼロではありません。
一花の現在の父親はあくまで母親の再婚相手であり血縁関係はない他人です。
五つ子姉妹の実の父は今どこで何をしているのか一切不明ですが、現在の父が敵役である以上、実の父が登場するとは考えられません。多分死んでしまったと思います。
姉妹たちが新しい部屋に引っ越してきた時は必要な家具から揃える方針だったのにも関わらず、テレビが優先的に置かれていました。
風太郎は生活必需品ではないはずのテレビがあって不思議に思っていましたね。
もし自分たちの亡くなった親が俳優であったと仮定したら、その姿を見るためにテレビを優先して買ったと考えてもおかしくはありません。
また一花の演技力が高いのは言わずもがなですが、姉妹の中で四葉以外の演技力はとても高く、風太郎は何回も騙されています。
この姉妹全体の異常な演技力の高さは、親から遺伝したと考えてもおかしくはないかなと思います。
コミックス5巻にて五月が今の父と再婚するまで極貧生活を送っていたと語っています。
亡くなってしまった父が売れない俳優だと考えたのなら、貧乏だった理由も納得できるような気がします。
生徒手帳の写真の女の子・零奈だったから?
もうひとつ可能性として考えられるのは一花が生徒手帳の写真の女の子・零奈だったからというものです。
零奈の正体は四葉だろ!と思っている人もいるかもしれませんが、とりあえずその考えはしまっておいて下さい。
小学6年生の頃の修学旅行にて風太郎は親父の仕事場から一眼レフをパクってきました。風太郎はカメラを使っていた時に盗撮疑惑をかけられた時に零奈と出会います。
零奈は風太郎を必要と言っていましたが、その理由は自分と同じく一人ぼっちだったからというものです。
もし零奈が一花であると仮定したのなら、女優を目指す自分の姿をカメラで撮って欲しいと考える可能性もあると思います。
ただ四葉には風太郎の事を以前から知っていたような描写があり、零奈=一花と仮定すると色々と辻褄が合わなくなってきます。
一方で四葉の演技力は0であるため、零奈として風太郎の眼の前に現れたとすると確実にボロが出ていたはずです。四葉=零奈と仮定しても矛盾点がたくさん出てくる,,,。
零奈についてはわからないことがたくさんあり、零奈=一花と決めつけるのは出来ません。ひとまず保留ですね。
まとめ
一花が女優になった理由を色々と考えてみましたが、まだ予想が付きませんね。
ここまで色々まとめましたが、流石にこじつけっぷりがハンパないものばかりですよね,,,?あなたはどう思いますか?
一花は風太郎に勉強(=努力)する理由を尋ねましたが、まだその答えを聞いていません。
その風太郎の答えというのは、誰かに必要とされるような人間になりたい、というものです。その意見を聞いたときに一花はどのような反応を示すのでしょうか?
その瞬間が楽しみになって仕方がありません!
追伸:アニメ化についての希望
『五等分の花嫁』のアニメ化決定おめでとうございます! 実にめでたい。
個人的にはキャストと主題歌がどうなるか非常に気になりますね。
五つ子姉妹(天使)の役にはPVでの演技が控えめに言って最高だった佐倉綾音さんにやって欲しいですし、風太郎役には神谷浩史さん、らいは役には高橋李依さんがぴったりだと思います。
OP主題歌は、、、全く予想できませんね。僕はロックバンドが好きなので、Mrs. GREEN APPLEやフレデリック、sumikaあたりが担当してくれると嬉しいです。
(BUMP OF CHICKENかUNISON SQUARE GARDENにやって欲しいなんて死んでも言えない。)
EDはもちろん五つ子姉妹全員 (中の人おなじ)によるキャラクターソングでしょ!