今回の『五等分の花嫁』ではついに五つ子姉妹の実の父親が登場しました。わーい。
その名も無堂先生。
敵になるオーラがプンプンするぞ☆
彼は五月たちとマルオが再婚によって家族になったという事実が判明してから、存在を匂わせていたものの、今までずっと作中に登場していませんでした。
風太郎の母親と同じぐらい本作のブラックボックスだった人物でしたね。
元妻である姉妹の母を放置していたことから、ロクでもない人物だったことが予想されています。
もし彼が姉妹の母に寄り添っていたのであれば、幼い頃の五月たちは貧しい生活を強いられていませんでしたし。
はたして今更登場した五つ子姉妹の実の父は、本作のストーリーにどのように関わってくるのでしょうか?
目次
五つ子姉妹の実の父・無堂先生について
まずは五つ子姉妹の実の父について判明した情報をまとめていきましょう。
- 元妻・零奈と同じ教師だった
- 零奈の先生であり元同僚
- 現在は塾の講師をしている
- ハゲクソジジイ
- 風太郎の父から好ましく思われていなさそう
こんな感じでしょうか。
羅列してみると五つ子姉妹の母・零奈と大きく関わっていることがわかりますね。
五つ子姉妹の幼い頃や、零奈が辛い時に寄り添ってあげなかった事実や、彼について語ろうとする風太郎の父の表情から、性格が悪そうな人物であることが予想できます。
と言いましても結果はどうであれ、零奈は彼と同じ教師の道に進み、結婚して娘を授かっています。
零奈が実の父親を愛していたという事実は変わりありません。
それらの事実を踏まえて考えてみると、彼の人物像を語るのには情報が少なすぎると言えるでしょう。
まだ登場してから話数も経っていませんし、次回以降彼がどのような人間なのかを詳しく描写されると思います。
元妻・零奈と同じ教師だった
この事実に非常に驚きました。
彼は零奈と同じく教職に勤めていました。
その上零奈を学校で直接指導した上に、同僚になって一緒に働いています。
そして結婚して子供も授かっているのです。あんな美人の嫁さん持って幸せそうだな。
と言いましても、最終的には離婚して娘たちともバラバラになっている上に、病気になっている零奈を放置した事実があります。
その上五つ子姉妹たちは、彼という血縁者がいるのにも関わらず、マルオに引き取られました。
実際にこのような状況で誰が親を失った子供の面倒を見るのかは知りませんが、彼が零奈が亡くなったタイミングで姉妹たちの前に現れなかったということがおかしいですね。
もしあの時に彼が姉妹たちの前に現れていたら、マルオは五つ子パパになることはなかったでしょう。
普通に考えればどこか人格的に破綻している部分があったと考えるのが妥当かと。
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それはともあれ、私は五つ子姉妹の実の父親の職業を「俳優」だと予想していました。
- 二乃→料理が上手いのはマルオとの思い出があったから
- 三玖→歴史が好きなのは四葉からゲームを借りたから
- 四葉→謎が多かったのは、風太郎と過去に出会ったことを隠していたから
- 五月→教師になりたいと思った理由は、母への憧れ
五つ子姉妹の行動や将来の夢は、家族との関係性が大きく関わっています。
今の所一花の女優を目指すという夢は、他の姉妹が夢を志す理由よりも家族との関係性が希薄になっています。
なので実の父は実俳優だと思い、一花は彼に憧れて女優を目指したと思いましたが、見事に外れてしまいました。
逆に言えば、これから一花が女優を目指す理由になった出来事が詳しく描写されるかもしれませんし、これからの展開に期待します。
それか、コミックス12巻と一緒に発売されているキャラクターブック一花編に彼女が女優を志したきっかけが詳しく載っているかもしれませんね。
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それはともあれ。
五つ子姉妹の実の父は、病気だった零奈や親を失った五月たちを放置していたことを考えると、そこまで良い人物ではなかったはずです。
まさか彼を零奈と同じ教師にして、彼女の背中を追う五月のイベントに重ねてくるなんて想定外過ぎました。
零奈の先生であり元同僚
君のお母さんは元教え子
さらに元同僚…そして元妻だ
無堂先生のセリフより
((((;゚Д゚)))))))
どーゆーことだ???
元教え子で元同僚。そして持つ妻。
どーゆーことだ???
一つ理解したことがある。
五つ子姉妹の母は、先生と恋をして、同僚と恋をして、最終的には教え子であるマルオと恋をしたアグレッシブな恋愛をしたことだ。
うーん? 理解できない?
零奈と無堂先生との関係をまとめたらこんな感じでしょうか。
うーん。さっぱり理解できない。
零奈は無堂先生に憧れて教師になったのにも関わらず、どこかしらのタイミング(おそらく結婚したあたり)で裏切られて捨てられてしまいます。
そのことが原因で上杉父から好ましく思われていないかと。
また無堂先生が零奈を見捨てた原因も気になります。
零奈は学園全ての男子生徒からの憧れの存在であり、ファンクラブができていたほどの人気を持つ教師でした。ちなみにそのファンクラブの会長はマルオ。
そんな彼女人々の尊敬を集める彼女が、人間として破綻しているような性格だとは到底思えません。
色々とわからないことばかりです。
上杉父から好ましく思われていない
今回の学園祭にて上杉父は無堂先生が五つ子姉妹に接触するという事態を危惧していました。
そうなの お父さん
らいはのセリフより
今日ずっと言ってたんだから
娘であるらいはと一緒に回っている時も、無堂先生を探しているような言葉をずっと言っており、愛想を尽かされかけています。
このことからも無堂先生は性格が悪い人物であり、五月にあった際にも良からぬことを言うことが予想できますね。
また無堂先生は上杉父から好まれていなかったことから、彼の親友であるマルオも同じく好んでいないでしょう。
ちなみに上杉父とマルオ、そして下田さんは零奈の教え子。
無堂先生は零奈の元同僚でした。
つまり無堂先生は上杉父とマルオ、下田さんの先生を務めていた可能性が非常に高いです。
またページの都合上かもしれませんが、下田さんが無堂先生に何もコメントしていなかったことも気になります。
もし無堂先生が何かしらの事件を起こしたのであれば、五月にそのことを教えたりと、何かしらのアクションをしていたはずですし。
強いて言うのであれば、五月に無堂先生が務める受験対策の教室をの情報を伝えなかったことぐらいでしょうか。
確かに無堂先生と五月の関係は複雑であり、関わりにくいのもわかります。それでも下田さんには今回五月や無堂先生に対して何か言って欲しかったと思いますね。
現在は塾の講師をしていると思う
無堂先生は塾が企画した受験対策の教室の特別講師を務めていたことから、現在は学校の教師ではなく塾の講師を務めていることが予想できます。
学校の教師は多忙な上に副業禁止な職場が多いので、塾の特別講座に呼ばれることはないと思いますので。
やはり無堂先生は教員時代に、上杉父から危険視される要因となった事件を起こし、それが原因で教師を辞めて塾講師に転職したと考えるのが妥当ですね。
これからの展開について
無堂先生はおそらく敵
- 零奈を見捨てた
- 上杉父が危険視していた
これらの事実から踏まえると、無堂先生は五月にとっての敵になると言って良いでしょう。
彼自身教員でありましたが、同じ教員を目指す五月に対してその夢を否定するような言葉をかけていましたし。
零奈が後悔した理由とは
彼女は僕に憧れて
似合わぬ教職の道へと進んだ最後までそのことを後悔していたよ
無堂先生のセリフより
私の人生…
回想シーンより
間違いばかりでした
今回の無堂先生の回想から、零奈は彼に憧れて教師になるものの、そのことを後悔していたことが分かります。
もっとも無堂先生自体信用できる人物では無いので、完全に事実というわけではありませんが、零奈が教員の仕事をして絶望したという事実は間違い無いと思います。
教員自体ブラックな職場というイメージがあるので、長い間勤めるのは大変だと思いますし、誰だって絶望すると思います。
また一時的に病んでただけであり、自分の能力に絶望しただけであり教師になったことは後悔していない可能性もあります。
また零奈が無堂先生自体に絶望したという可能性も捨て切れません。
なぜ零奈は教員になったことを間違いだと言ってしまったのでしょうか?
上杉父とどのように関わるのか?
今回の描写からも上杉父が無堂先生に良いイメージを持っていなことが分かります。
順当に行けば、この二人はどこかのタイミングで出会うことになるはずです。
はたしてその時どのような感じになるのでしょうか?
おそらく零奈の話題になるとは思うので、修羅場になることは間違い無いと思います。
五月は風太郎にチューするのか
学園祭では五月以外の4人全員が風太郎にチューをしている状態です。
なのでこの流れから五月も無堂先生の件が片付いたら風太郎にチューすることになると思います。
ただ五月は風太郎を恋人候補として見ていなく、あくまでも友達として接しています。
彼女が今回の事件を経て風太郎を好きになるのか、またどのような展開でチューをすることになるのかも注目です。
最後に
- 五つ子姉妹の実の父・無堂先生が登場
- 無堂先生はおそらく敵
- 上杉父の動きにも注目
今回はそんな感じですね。
また上杉父の奥さん。つまり風太郎の母も無堂先生と同じぐらい謎に包まれている人物であります。
作中で掘り下げる機会は訪れるのでしょうか?