ついに風太郎が五月に勉強をする理由を語ります。
と言っても風太郎は生徒手帳の写真の女の子との思い出や過去に起こったこと全てを話すのは嫌だと思っており、途中ではぐらかしてしまいました。
今回の話を読むことにより二人がどんな関係だったのかしっかりイメージ出来るようになったのですが…謎は深まるばかりです。
明かされる風太郎の過去
風太郎は昔ヤンキーだったものの、修学旅行のときに出会ったある女のと出会ったおかげで公正して、口の悪さは治りませんが学年でトップを取るほどの秀才になりました。
風太郎はその女の子との思い出を大切にしており二人で一緒に撮った写真を生徒手帳に入れて大切にしています。またその女の子は五つ子姉妹の誰かだということが確定しています。
修学旅行でヤンチャなことばかりしていた風太郎は周りの人との温度差を感じてみんなと一緒にいるのが嫌になっていました。そんな中あの女の子が彼の前に現れます。
その子は風太郎が自分と同じく孤独で寂しいもの同士だと感じて、「君 (風太郎)は必要だもん」と言い切ります。
二人は違う学校の生徒ですがお互いに同級生からはぐれてしまったため、あの子が風太郎に付きまとうという形ですが一緒に京都を観光することになりました。
その女の子の名前はーーー
将棋星人!!
って何王のおしごとですか?将棋星人と言ったらロリコン竜王を連想せざる終えませんね。確かに今回は小学生は最高あの子謎だらけだぜ☆っていう話ですがこのままではヤンデレ小学生が襲来してしまいますよ!
風太郎は五月に全ては語らず最後は作り話で誤魔化します。彼の過去が全て明かされるのはまだまだ先でしょう。
風太郎が孤独だった理由
他の子供たちから仲良くされなかったからですかね。
幼い風太郎はみんなで一緒にワイワイしたかったのに、自分やヤンチャだからまともに相手にされず、孤独な少年時代を送っていました。
それにクラスの委員長に恋心を抱いていたものの、彼女にはお似合いの男子がいて自分には到底無理だと諦めていました。
多分この頃の上杉家は妹のらいはが小学校上がるか上がらないかの年頃で風太郎は両親に相手にされなかったのでしょう。親父のカメラをパクって持って行ったのも父に構って欲しかったと思ったからだと考えるとしっくりきます。
ちなみに風太郎のお父さんは風太郎と生徒手帳の写真の女の子のことを知っています。風太郎がカメラを返したときにデータを確認したって思えは不自然ではありませんね。
なぜ生徒手帳の写真の女の子は自分が孤独だと思うの?
彼女も風太郎と同じく修学旅行で京都に訪れており、何らかの理由で他の生徒とはぐれてしまい風太郎と行動を共にするようになりました。
そこで疑問。どうして生徒手帳の写真の女の子は自分が孤独だと言うのでしょうか?
その女の子は五月たち五つ子姉妹の中の誰かだと判明しています。もし仮に風太郎のように学校で孤立しても他の姉妹が相手にしてくれるので孤独になるわけがありません。
そういえば本作序盤で一花がこんなセリフを言ってました。
今はあまり姉妹の仲が良くないと語っています。しかしこの時でも姉妹の中は言うほど悪くなく、むしろ誰が見たって良好な関係を築けていると思うはずです。
最近は兄弟や姉妹の中を保つのは難しく家族同士でも仲が悪いって言う話をよく聞きます。僕も弟と喧嘩してあまり喋らなくなる時もありますし。
そんな仲姉妹たちは高校生になっても学校まで一緒に登校したり、昼飯を一緒に食べたりしており特に仲が悪いとは見えません。
要するに生徒手帳の写真の女の子は孤独になる訳がないのです。では、彼女が言う「孤独」ってなんでしょうか。あの子の謎は深まるばかりです。
まとめ
今回は風太郎と生徒手帳の写真の女の子の過去が一部明かされました。
五月は風太郎の話を聞いて見覚えなさそうでしたので、五月が生徒手帳の写真の女の子である可能性は0と言えるでしょう。今の所生徒手帳の写真の女の子である可能性が残されているのは、一花、三玖、四葉になっています。
風太郎と生徒手帳の写真の女の子の関係が一部判明してスッキリしたと思う一方で、謎も深まってしまいモヤモヤするばかりです。
早く生徒手帳の写真の女の子の正体が知りたい一方で、彼女は風太郎や他の姉妹と話すときに、どんなことを考えているのかも気になります。