五つ子姉妹はみんな平等。僕たちは今までそう信じてきましたし、これから平等であり続けるでしょう。
これは五つ子姉妹全員が風太郎の寝室の電源のスイッチを同時に押した時シーンですが、5人の恋心のスイッチが同時に押された瞬間でもあります。
我々読者は姉妹全員が風太郎の事を好きになったのを確認して「俺たちの戦いはこれからだ!」と思った瞬間、キャンプファイヤーのフィナーレは訪れました。
このキャンプファイヤーのフィナーレの瞬間に手を繋いでいたカップルは障害結ばれるという伝説があります。その瞬間に風太郎と手を繋いていたのは、なんと!五月でした!
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本当に五月ちゃんの勝利待った無しなのか?
確かに五月はコミックス1巻の表紙にも大抜擢されており、メインヒロインのオーラを漂わせまくっています。
しかし本作のヒロインレースは過酷を極め、林間学校編で一番人気の三玖はさらに強化されて”FGO”や”七つの大罪”の”マーリン”もびっくりの実力になりました。
それに四葉といういまだに手の内を一切出していない強キャラがいます。二乃だってもう一段階覚醒するでしょう。
やはり三玖は強い!
この林間学校にて三玖というヒロインはさらなる成長を遂げました。
林間学校が始まる前の三玖は、自分の恋心と”平等”という家族のルールの間で板挟みになってしまい、自分がどうしていいのか分からなくなってしまいました。
しかし今では姉である一花の思いも受け止めた上で、自分の気持ちに正直になる決心を決めました。
「お好きにどうぞ 負けないから」というセリフは三玖というヒロインの成長を感じる瞬間であり、彼女がさらなる進化を遂げた瞬間でもあります。
三玖は恋する乙女として加速し続けるでしょう。風太郎に対しても積極的に攻めていくはずです。これからの三玖の活躍から目が離せませんね。
一花は家族の幸せが最優先
一花も他の姉妹同様に”姉妹平等”という家族のルールを大切にしており、他の姉妹が幸せ=自分の幸せと思っています。
ですが、心の何処かでは風太郎への思いを諦めきれず、三玖を応援するポーズは取っていたものの、あわよくば自分も風太郎と結ばれたいという気持ちがあったと思います。
ですが今回、一花お姉さんは妹の三玖の成長を心の底から喜んでいます。
やはり彼女にとっての”平等”とは他の家族=三玖の幸せ。一花は林間学校にてその事を再認識したのではないでしょうか。
二乃はもう一段階覚醒を残しているはず!
ちょっと希望的観測かもしれませんが、僕は二乃派なので書いておきます。
風太朗は以前二乃に生徒手帳を見られてしまい、元ヤンキーだった頃の写真を見てしまっています。
その時は「親戚の子」と言ってうまく誤魔化したものの、今度は二乃が金髪のカツラを被った風太郎 (金太郎)を生徒手帳の写真のヤンキーだと勘違いしてしまいました。
現在もその誤解は続いており読者はキュンキュンして死人が出たものの、風太郎にとっては大ピンチである事には変わりありません。
二乃が金髪の男の子の正体が風太郎だと気が付いたら、どんな反応を見せるのでしょうか?風太郎の正体が判明する時が二乃最大の見せ場になるはずです。
四葉は一切手札を出していない
全編通して五つ子姉妹たちは風太郎と関わる事によって大きく変化して成長していったのに対し、四葉のみ1巻の頃から大きな変化はありません。
四葉のみ風太郎を好きになった瞬間が明確に描写されていない上に、メイン回と言えるのが1話しか与えられていません。流石に不自然だなと思う一方で、これからの四葉の覚醒に期待する自分もいます。
彼女明るく単純な性格をしているものの、腹の中は読めません。そういう所も四葉と言うヒロインの魅力だと思うのですが、どうでしょうか?ちょっと考えすぎですかね…。
それらを覆す”生徒手帳の写真の女の子”という要素
風太郎は昔あった女の子との思い出を大切にしており、その子の写真を生徒手帳に入れて大切に持ち歩いています。そして彼女と再会するために勉強を頑張っているのです。
現段階でその女の子は姉妹の中の誰かということがほぼ確定しています。
風太郎がその女の子の正体が分かったのなら、本気で口説かないにせよ何らかのアプローチをする可能性が高いかと思います。
先ほと一花エンドの可能性は低いと書きましたが、もし一花お姉さんが風太郎が大切にしている生徒手帳の写真の女の子なら十分にヒロインレースに復帰する可能性だって考えられるでしょう。
要するに本作のヒロインレースは生徒手帳の写真の女の子が判明してからが本番なのです!
まとめ
「キャンプファイヤーのフィナーレの瞬間に、手をつないでいたペアは結ばれるー。」ということなので、現状では五月が大きくリードしている状況です。
正直言いにくいのですが公平な視点で見ると、五月エンドになる可能性が7割で他のヒロインエンドになる可能性は残りの3割ぐらいだと思います。
しかし、本作には”生徒手帳の写真の女の子”という未回収の伏線が存在するので、ほかのヒロインにもチャンスがあり挽回の余地はあるぞって話でした。