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【五等分の花嫁】風太郎VS武田のバトルが終幕!物語は次のステージへ!

注意

週刊少年マガジン掲載分の『五等分の花嫁』のネタバレを含みます。

『五等分の花嫁』第73話の感想です。

今回にて武田との全国模試での対決が終了になります。わたしもう少し長くなると思っていたので驚いています。

模試での戦いにて戦いにて武田は、風太郎にどのような影響を与えるのでしょうか?

また中野家の五つ子姉妹は赤点を回避してしまったので、風太郎の家庭教師のお仕事は完了したことになります。

本作はこれからどうなってしまうのでしょうか?

武田がいい奴だった件

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武田はクラスの人気者であり、信頼の厚い人間になっております。風太郎とは正反対の性格をしていますね。

彼は五つ子姉妹のことを風太郎の足かせとなると思っており、彼女たちにひどいことをするのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

武田は正々堂々戦ういい奴だったのです!

彼の親父はこの学校の学園長であり、武田は模試の回答を渡されてしまいました。

彼には周りから期待されている人間であるため、絶対に成果をあげないといけない状況にいたわけです。

普通の人ならテストの答えを見てしまいそうな所、武田はその答えを見ることがありませんでした。

その理由はただ一つ。ライバルである風太郎と正々堂々勝負をしたいからです。

武田の誠意溢れるその行動を見て、彼が熱い男だということが分かり、この戦いがすごく熱く盛り上がっていきました。

当たり前ではありますが、本作みたいなラブコメって主人公の男気溢れる行動に感動することはあれど、男同士の友情に感動したり、熱い戦いにワクワクするという機会は少ないんですよね。

そもそも熱い少年漫画が読みたければ『七つの大罪』などのバトル漫画を読めばいいだけであり、ラブコメに求めるものではないと思います。

それでも『五等分の花嫁』では男同士の熱いバトルを描ききました。それをワクワクするかたちで届けてくれました

『五等分の花嫁』は五つ子姉妹のかわいさに萌える「萌え漫画」ではなくて、男同士の友情に燃える「燃え漫画」だったんですね!

本作は追加ヒロインの登場はなさそう

このように武田はものすごく良いライバルキャラでありました。

しかしラブコメ的要素が強い作品において、主人公のライバルを務めるのは男ではなくて美少女だと相場が決まっています

例えば『かぐや様は告らせたい』という漫画があるじゃないですか。

『かぐや様は告らせたい』7巻では生徒会長を務める主人公の前に、その座を狙う”伊井野ミコ ”というキャラクターが現れ、生徒会長の選挙にて戦うことになります。

ここまで読んだ聡明なあなたならお気づきかもしれませんが、実は伊井野ミコというキャラはとてもかわいい女の子なのです。

『エロマンガ先生』の”山田エルフ先生”や、いもいもこと『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 』”氷室舞”など他の作品のライバルキャラも女性ばかりでした。

ラブコメテイストの作品にライバルキャラが登場するとしたら、ほぼほぼ確実に美少女になってしまうのです。

『五等分の花嫁』のように、主人公のライバルキャラが男性になることもありますが、それには何かしらの理由が存在していたと思います。

本作は主人公の風太郎とヒロインたち五つ子姉妹の絆を丁寧に描いた作品です。

初期から6人の関係をめちゃめちゃ丁寧に描いている中に、新ヒロイン (美少女)を登場させてしまったら、今まで描いた絆が台無しになってしまう恐れがあります。

本作のライバルキャラが男性だった理由は、風太郎と姉妹たちの絆を大切に描いていきたいという思いがあったからだと予想します。

ですので本作では新しいヒロインが追加されることはないと思います。

次章は「夢」がテーマか?

武田は風太郎に宇宙飛行士になるという夢を語っていました。

風太郎は夢を語る武田の情熱に感化されて、彼をライバルだと認めることになります。

それと同時に、風太郎は「将来の夢」について意識したと思います。

風太郎の夢は誰かに必要とされる人間になること

風太郎には将来の夢がないわけではありません。彼の夢は「誰かに必要とされる人間になること」です。

彼は京都にて生徒手帳の写真の女の子・零奈にあった時からその夢を抱くようになり、それを叶えるために必死で勉強してきました。

しかし武田の「宇宙飛行士」や一花の「女優」、五月の「教師」などの具体的な職業を持っている人と比べると、風太郎の夢は非常に曖昧だと感じてしまいます。

ですので次章は風太郎が自身の夢を決める話になるのでは、と考えました。

一花と五月を中心に話が進むのでは?

姉妹の中で具体的な夢に向かって努力しているのは、「女優」を目指している一花と、「教師」を目指している五月です。

本作で「夢」を描くにはこの二人の姿を描くのが必須であるはずです。

夢に対して前向きに進む五月に対して、一花はクラスメイトから注目されるほどの実績を挙げるものの、風太郎への恋心が原因で病んでる最中です。

前向きな五月、少しダークな一花。次の章は一花と五月の気持ちが対比されそうな予感がします。

零奈は登場するのか?

零奈は風太郎に「誰かに必要とされる人間になること」という夢を与えた人物であります。

風太郎の「夢」を描くためには、彼と零奈との思い出も描かなければいけません。

また零奈の正体は五つ子姉妹の誰かだということはほぼ確定しています。

そういえば零奈は風太郎と会った時に、こんなことを言っていました。

「私はもう君には会えないから」

零奈の正体が誰であれ、この姿で風太郎の目の前に現れる気がないということが分かります。

ですので零奈は本作には再登場しないはずです。仮に登場したとしても正体が確定してからになると思いますね。

まとめ

  • 『五等分の花嫁』は男同士の友情に燃える漫画
  • 次章は「夢」がテーマになりそう
  • 一花と五月に注目!

今回はそんな感じです。次週も楽しみですね。

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