こんにちは。前回の更新が6月6日、お久しBLEACHですね!
今週の『鬼滅の刃』にて風柱の弟”不死川玄弥”が、呼吸を使えなかったという設定が出てきました。
普通の人ならあまり気にしないかと思いますが、僕は割と重要な設定だったのではないかと考えたので、記事にまとめていきたいと思います。
不死川玄弥は鬼の力を持っている
玄弥は今までに出てきた鬼殺隊員とは違い、日輪刀と銃を同時に使用する独特な戦闘スタイルを駆使して戦っていきます。
そんな彼ですが、鬼の力を少しだけ有しています。
ですので鬼の弱点である首以外の部位なら、傷を食らっても再生することが出来るのです。
このような体質になった原因は、幼い頃に母が鬼になってしまい、玄弥の家族を襲ってしまったことが原因かもしれません。
その時、兄である風柱”不死川実弥”が、鬼となった母に重傷を負わせて動けなくしたことで、玄弥は一命を取り留めます。
しかし玄弥は、母を倒して自分を助けてくれた兄に対して「人殺し!!」と罵ってしまいました。
玄弥が鬼の力を得たのは、その時に母の血を浴びてしまったのが原因だと考えられます。
母が死んでしまった事件が原因で、不死川兄弟の絆は悪化してしまいます。玄弥は当時のことを後悔しているようです。
玄弥は全集中の呼吸を使えない
玄弥は鬼殺隊ですが呼吸を使用することができません。
全集中の呼吸とは、鬼殺隊員が使う肉体強化術のことでしたね。
体中の血の巡りと心臓の鼓動を早くすることで、体温を上げて骨と筋肉を強化するものです。
鬼殺隊員たちは、呼吸を極めることで、生身のままでも鬼に負けないような力を得ることが出来るのです。 (詳しくはコミックス1巻の141ページ!)
全集中の呼吸を使用しないと、鬼と対等に渡り合える実力を得ることができません。
ですので鬼と戦うためには全集中の呼吸をマスターするのは必須だと考えます。
呼吸を使用せずに戦うという事は、ほかの作品で例えると、武装色の覇気をマスターせずに自然系の能力者との戦闘、斬魄刀なしで虚と戦うようなものです。
不可能ではありませんが、勝ち目は薄いですよね。
その代わりに鬼の再生能力を有していますが、人を食っていないためか上弦の鬼と比べると、肉体の再生速度が遅いような気がします。
それに普通の鬼とは違い、首のダメージは再生不可能であり、日輪刀の攻撃でなくても、首を切られたら死んでしまうでしょう。
要するに玄弥は鬼殺隊員としても、鬼としても中途半端な存在なのです。
上弦の壱”黒死牟”はヒノカミ神楽を使えないのでは?
黒死牟とは鬼舞辻無惨直属の最強部隊である十二鬼月の中でも、最強の実力を持つ鬼です。
まだ黒死牟の戦闘シーンは存在していなく、どのぐらいの実力があるかは定かではありません。
そんな彼ですが、炭治郎の回想に出てきたヒノカミ神楽の剣士ではないかという可能性が浮上しています。
今回思ったのは、上弦の壱”黒死牟”は元ヒノカミ神楽の剣士だったとしても、ヒノカミ神楽を使えないのではないかという事です。
鬼の能力を得た玄弥が、全集中の呼吸を使えないという事は、黒死牟も同様に呼吸の力であるヒノカミ神楽は使用不可能であるはずです。
上弦の陸の堕姫・妓夫太郎の連携能力や、首を同時に切らないと死なない能力を見ていると、鬼の特殊能力である血鬼術は、鬼になる前の願望や素質が関係しているのではないか、と予想できます。
黒死牟がヒノカミ神楽の剣士だと仮定すると、全集中の呼吸の力を有しているのではないか、と思っていたのですが、玄弥の存在によりその可能性は非常に低くなってしまいました。
玄弥はなぜ鬼の力を得ることが出来たのか?
本来なら人間を鬼する事は、本作のボスキャラであるパワハラ上司鬼舞辻無惨にしか出来ないはずでした。なので玄弥が鬼の力を持っている事はイレギュラーなはずです。
しかし本作には”愈史郎”のように、鬼舞辻無惨以外の人によって鬼になった人もいます。
しかし彼を鬼にした人物である”珠世”は鬼舞辻無惨の、人を鬼にする能力を解除するための研究をし続けている人物です。
珠世の研究はかなり進んでおり、その成果は、鬼の鬼舞辻無惨の名前を言ったら死んでしまうという呪いを解除してしまうほどでした。
作中で一番鬼という存在を理解している人物だと言って良いでしょう。
鬼の力を得る事は、研究なしでは不可能ではないかと考えます。鬼舞辻無惨にとって珠世は予想外の人物であるはずです。
玄弥が鬼の能力を得ることが出来たのは、何かしらのイレギュラーな要素があるとしか考えられません!
そのイレギュラーな要素は、刀鍛冶の里編で明かされるのでしょうか?
まとめ
今週の『鬼滅の刃』を読んでこのように考えました。
- 玄弥の能力は謎が多そうだ!
- 上弦の壱”黒死牟”はヒノカミ神楽を使えないと思う!
玄弥も黒死牟もいまだに多くの謎が隠されている人物であります。
玄弥の鬼の能力は、本作の謎を解き明かすための、重要な要素になってくるんじゃないかと思っています。
余談ですが『ブラッククローバー 』といい『Dr.STONE』といい『五等分の花嫁』といい、最近の少年漫画は伏線や謎などが凝りすぎているような気がします。
僕は謎や伏線が多い作品の方が、考察しがいがあって好きです。毎週幸せですね!