今回の『鬼滅の刃』は鬼殺隊の現在の戦力の説明が中心的でした。
- 実弥は黒死牟に指を切られた
- みんな黒死牟の攻撃をかわすのが精一杯
- 炭治郎と冨岡さんは鬼舞辻無惨の元へ!
- 唯一の勝機は玄弥が黒死牟の刀のかけらを食べることか…
このように考えると、鬼殺隊もかなり追い詰められていることが分かります。
と言うか、残る敵は上弦の壱”黒死牟”と鬼舞辻無惨だけなのに、黒死牟が強すぎてどうしようもありません。
その黒死牟の強さを見るたびに私は非常にワクワクするのですが「こいつ…どうやって勝つの?」と思わずに入られません。
まじで黒死牟の倒し方を教えてください!
相変わらず黒死牟は鬼TUEEE!!
刀を覚醒させて超強力になった上弦の壱”黒死牟”。
攻撃範囲が倍以上に伸びた上に、早さも以前より増しているようです。
その攻撃によって実弥は指を二本持ってかれてしまいます。
覚醒した黒死牟の攻撃は避けるだけでも大変であり、実弥と悲鳴さんは徐々に追い詰められてしまいました。
こんなに強い黒死牟ですが、彼はまだ鬼特有の特殊能力である鬼血術を使っていません。
十二鬼月でない鬼も鬼血術を使っていたことから、最強の鬼である黒死牟も鬼血術を取得しているはず。
その上彼は炭治郎と同じく、全ての呼吸の元となった最強の呼吸・ヒノカミ神楽を使う剣士でないかという噂さえされていました。
炭治郎の使うヒノカミ神楽は撃つだけで体力を大幅に消耗してしまうという欠点があるものの、その一撃のパワーは大きいです。
- 月の呼吸による素早い剣術
- 覚醒した刀による超長い攻撃
- 鬼血術による超能力
- ヒノカミ神楽のパワー
黒死牟は上記の4点の要素を兼ね備えたちょーつえー鬼である可能性さえ考えられます。
もし黒死牟がこれらの要素を全て兼ね備えていたとしましょう。
こいつ、どーやって倒すの?
黒死牟はスペックだけ見たら、本作のラスボスにもなれるのではないかと思わずにはいられませんね。
なぜ黒死牟に実弥の稀血があまり効かないのか?
実弥の血は珍しい稀血であり、その匂いを嗅いだ鬼は能力が落ちてしまうという特徴を持ちます。
稀血も殆ど効きゃあしねぇ
強い鬼こそ効くはずなのに くそったれめ
実弥の回想より
今回にて実弥の稀血は、鬼が強ければ強くほど対象の動きを鈍らせやすくなるということが判明しています。
しかし黒死牟は最強の鬼なのにも関わらず、その動きが落ちているとは思えません。むしろ攻撃を躱せないほど素早くなっています。
ではなぜ黒死牟には実弥の稀血があまり効かないのでしょうか?
鬼が強くなる条件として人間を多く食べているというものが挙げられますね。
特に若い女と柱のような実力者には、たくさんの栄養が詰まっているらしく、それらの人間を食べれば効率良く強くなることができます。
上弦の弐”童磨”ターゲットを若い女と柱に絞って人間を捕食していました。それによって黒死牟に次ぐ強さを得たのです。
と言いましても、童磨はカナヲと伊之助に討伐されてしまいましたが。
おそらく実弥の言う強い鬼は、童磨のような人間をたくさん食べた鬼であるはずです。
黒死牟に実弥の稀血が効かないと言うことは、実は人間をあまり食べていないと言う可能性も浮上します。
黒死牟は痣持ちの剣士であり、元々の強さも半端なかったと予想できます。
人間を食べなくても強かったと言われても納得できますね。
もっとも黒死牟が人間をあまり食べていなかった場合、鬼特有の力である・鬼血術の能力はショボいものになってしまいますが。
黒死牟と炭治郎が戦うことはないかも…
鬼舞辻無惨を引きつけるための囮となった産屋敷耀哉の代わりに鬼殺隊を束ねるようになった息子の輝利哉様。
彼は上弦の参”猗窩座”を倒して手待ちになっている炭治郎と冨岡さんを、黒死牟の元に送るのではなく、直接鬼舞辻無惨の元に送り込みます。
鬼舞辻無惨は耀哉様と珠世によって危篤状態に陥っています。この状態であれば戦闘力はあまりなく、すぐに拘束状態にできるかと。
息子の輝利哉様が炭治郎たちを黒死牟の元に送り込まなかったのは、一刻でも早く鬼舞辻無惨を無力化させたかったからだと予想しています。
輝利哉様からの指示があった以上、炭治郎は黒死牟の元へは向かわずに鬼舞辻無惨を倒しに行くでしょう。
炭治郎の夢の中では黒死牟に似た男が何回も登場していました。
なので個人的には炭治郎は黒死牟に会い、そして戦って欲しいと思っていたのですが、その願いは叶いそうになくてショックです。
玄弥はどうなっちゃうの?
今回のラストにて、黒死牟と戦う覚悟を決めて彼の刀のかけらを飲み込んだ玄弥。
これにて玄弥は黒死牟の力を得てパワーアップすることができます。
しかしながら黒死牟は鬼舞辻無惨との関わりが強く、以前髪の毛を少し食べた時には鬼舞辻無惨のパワハラボイスが聞こえるようになってしまいました。
このことからも黒死牟の体を食べたら特別なことが起き、最悪の場合人間ではいられなくなってしまう恐れもあるのです。
この絶望的な状況下で玄弥まで敵になってしまったら、鬼殺隊はどうしようもないことになるでしょう。
最後に
- 黒死牟は「鬼血術」と「ヒノカミ神楽」を使う可能性もあり、更なる覚醒をする可能性もある
- 玄弥が完全に鬼になってしまうかも
- 炭治郎は黒死牟とは戦わないと思う