『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第152話「恋太郎ファミリーアイドル化計画(2回目)」の感想。ネタバレがあります。
本作は金輪際現れない一番星の生まれ変わりこと主人公の愛城恋太郎と、たくさんのヒロインたちが恋愛するハーレムラブコメ。
コミックス8巻の第62話で行われた学園祭以来となるアイドル回。
前回ステージに立ったキャラクターは偶然予定がありステージには上がれないようです。ですので前回のアイドル回以降に登場した彼女たちにスポットライトが当たるようです。
これから彼女たちが13人追加されるたびに行われるのでしょう。
ヤングジャンプの看板マンガ【推しの子】はアイドルもの的な要素も多く含まれているのも関係あるかも知れませんが、おそらく本作のターゲットにしている読者の方はアイドルものを履修していると判断したからこそ、本作もアイドル回をやるのでしょう。
と言っても私自身アイドルものの作品をそこまで見ている訳ではないので、そんなに語れないんですけどね。
九織ティーナコーチ久しぶり
まるでアイドルのライブによく居ると噂されている、後方で腕を組んでいる感じのファンのような雰囲気を感じます。
まあこの人、まだ2回しか出番ないんですけど。
と言っても九織コーチはこれからの出番が確約されているようなものです。恋太郎の彼女が13人増えるたびにアイドルのコーチとしてレッスンしてくれるのでしょう。
第62話も一緒に読み返すと分かるのですが、今回とストーリーとコマ割りが似たような感じになっています。
前回登場した13人は偶然予定があるようなので、ステージに立つことはできないようです。つまり前回と今回とでは登場するキャラクターが違うのです。
それなのにも関わらず、前回と同じような読み応えが無く新鮮さを感じるのはなぜでしょうか?
新しく恋太郎ファミリーに加わった13人が前回のメンバーと同じぐらい個性があるからでしょう。
あるいは我々読者が彼女たちと恋太郎との恋路を見るたびに、彼女たちの魅力に気が付き好きになっているからなのかもしれませんね。
その他にもいろいろな予想や意見があるかもしれません。
同じような話なのになぜ面白いと感じてしまうのか。その真相はページをめくっている自分の心に正直になるしか知ることはできないようです。
才奇さん
前回は唐音がいつものように恋太郎ファミリーのまとめ役をやっていましたが、今回は予定があるようで参加はできません。
では誰がまとめ役をやったのかというと、新しく恋太郎ファミリーに加わったばかりの才奇さんでした。
才奇さんは練習がうまくいかないメンバーを励ましたりしていました。メンバーを引っ張りステージを成功させたいという思いが伝わってきます。
彼女は奇姫という名前で歌手をやっているので、このようなステージに立つのは慣れていると思います。
ですがまだ恋太郎ファミリーに入ったばかりだということを考えると、他のメンバーに意見を言うのも勇気がいるでしょう。
そんな中で自分の主張を伝えるのは、自分も恋太郎ファミリーの一員としてみんなと最高のステージを生み出したいという強い思いが無いとできないと思います。
才奇さんは何やかんやで恋太郎ファミリーのひとりとして、彼女たちのことが大大大大大好きなんだというのが伝わってきました。
最後に
羽々里さんが前回の学園祭ライブの映像を盗撮していたので、彼女たち全員がどのようなライブをやっていたのかという情報共有は行われているようです。
盗撮していたことに対して意見をしたくなる人もいるかも知れませんが、ライブを行う上でお手本がある方がよいので、今回の羽々里さんは有能な仕事をしたと言っても良いかもしれません。
羽々里さんは前回のライブに出た組なので、予定があって今回の会場には行けないと思います。経営者ですからいろいろと忙しいのでしょう。
ですが九織ティーナコーチにお願いしたり、人を雇うなど何かしらの手段を講じて映像を確保してくれるでしょう。
また前回は知与ちゃんのパパのヒロ叔父さんがやってきて恋太郎と一緒に応援してくれていましたが、今回は知与ちゃんがいないので登場しないと思います。
ですが今回の話の流れとして彼女たちの誰かしらの親族が応援に駆けつけてくれる可能性がとても高いです。いったい誰の家族が登場するのでしょうか?
おそらくヤクさんの家族である楠莉先輩の父母がやってくると思いますが……。
恋太郎も何かしらの準備をしているようなシーンもあります。彼のことですから私たち読者の予想を大きく上回ることをしてくれているのでしょう。
今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。