四葉「(風太郎が)好きだから」
なん…だと…!?
五当分の花嫁の第21話「おまじない」は四葉の不器用さを描いた回でした。
四葉は風太郎のために一生懸命にに嘘をつくものの、風太郎からも嘘をついているのがバレバレ。もちろん他の姉妹にも嘘がバレているでしょう。
そんな回のラストシーンがこれです。四葉本人は「嘘です」と言っているものの、話の流れ的に「好きです」という言葉は「嘘」ではない。つまり…
四葉が風太郎のことを好きなのは確定しました。
今回は、四葉が風太郎を好きになった時はいつかと、彼に協力する理由について考察していきます。
目次
風太郎がもたらした四葉の変化
ここで風太郎が家庭教師になったことで起こった、四葉の変化について一緒に復習しましょう。
バスケ部の助っ人を断る
四葉はお人好しで頼まれたら断れない性格です。
多くの頻度でバスケ部の助っ人を勤めていますし、先生にはよくノート運びを頼まれています。
そんな彼女が風太郎との勉強会を理由にバスケ部の助っ人を断っていました 。友達よりも風太郎を優先したのです。
この時点で、四葉は風太郎の事が好きだったのは確定でしょう
他の姉妹との時間が減少
四葉は風太郎が目の前に現れて以来、彼と姉妹達の中を繋ぐために、風太郎と多くの時間を過ごしてきました。
それにより他の姉妹たちと過ごす時間も減ってしまったでしょう。
四葉の疑問点
四葉が風太郎のことが好きだと考えると、天然そうに見えた行動にも多くの謎が出てきました。
最初から協力的だった理由
風太郎に協力する目的が「好き」というものなら、四葉は風太郎に一目惚れしたってことになります。
だけど、その可能性は限りなく低いと思います。
風太郎が五月をバカにしたせいで、彼と五つ子姉妹との出会いは最悪になってしまいました。
普通だったら五月が風太郎の悪口を言いまくっているはずなので、たとえ一目惚れしたとしても一瞬で冷めてしまう でしょう。
普通ならね。
風太郎の味方をするということは、姉妹の敵になるということ
風太郎と五つ子姉妹との出会いは最悪で二乃と三玖からはストーカー呼ばわりされていましたね。
姉妹にとって風太郎はジャマな存在でしかなく、四葉が風太郎の味方をすることで、姉妹の中が悪くなる可能性も十分にありえました。
一花も風太郎賛成派だったのですが、「面白そう」という不純な動機です。
四葉の立場をイメージすると風太郎を応援するメリットがなく、デメリットの方が多く存在することが分かります。
普通ではない要素が絡んでいるのは確実でしょう。
風太郎と初めて会った時、なぜ名前を知ってたの
第一話にて四葉と風太郎が初めて会った時、四葉は風太郎の名前を把握していました。
テストの結果を見たり、五月から名前を教えてもらったんじゃないか、と思う人もいるといますが、普通に考えて口頭で教えてもらっただけでは顔のパーツや特徴まで把握できません。
名前を聞いただけで顔が分かるということは、風太郎と昔出会っていて彼の存在を知っていた可能性が高いです。
風太郎は昔は金髪だったものの、目付きの悪さは特徴的です。他の誰かと見間違える事はないでしょう。
ということはつまり…
考察の結果
- 四葉は一目惚れした可能性が低い
- 普通ではない要素が絡んでいる
- 風太郎の顔と名前を把握していた
という要素から推論を導き出すと、四葉が風太郎に協力する理由は
四葉は風太郎と昔会っていた=生徒手帳の写真の女の子である上に、
小学校6年生の頃からずっと風太郎の事が好きだった。
という考察結果になりました。
生徒手帳の写真の女の子についてはこちらの記事で述べています。
これなら四葉の行動の理由全てに納得できますし、僕にはこれ以外に考えられません。
逆に四葉=写真の女の子という意外の答えがありそうだったら教えて欲しいです。(コメント。DM待っています。)
今回”生徒手帳の女の子”と言う本作最大級の謎に触れるとは思っていませんでした。自分でもこんな結論を出してしまった事に驚いています。
あくまで考察ですからね。
今回はこんなところで。
▼生徒手帳の写真の女の子についてはこちらをチェック!▼
まず、四葉が変装して別人を演じるのは、性格上困難だと思われます。
そして何より、写真の子が現れた時間帯、彼女は陸上部の練習でロードワークをしていたので風太郎と物理的な距離は近かったものの、早着替えでもしない限り、写真の子として現れるのは無理でしょうが、彼女にそんな起用なマネができるとは思えません。
今のところ一番謎なのが四葉であることは変わりない。
四葉単独イベントってデート回のみだった気がする。
あとこういうタイプのキャラって裏があるのが定石なんだよね。
何か重大な秘密を隠してたり、または本当の素を見せてなかったりとか。
そんな観点で見てみると俄然四葉がある程度キーパーソンなのでは?と思ったり。
四葉が最初の時点で名前を知っていたのは、テストが風太郎のポケットから落ちるのを見ていた上で、テストに名前が書いてあったからだったと思います。
仮に五月が旅行で二乃に言っていた「秘密」が、五月と四葉で共有してたとしたら「このときの零奈」は五月説もあるのかな?
ボートから降りた零奈が風太郎に「さよなら」と言った場面がありました。最近のマガジンで四葉が「ありえません」と発言しました。このときの雰囲気がとても似てる気がします。それに、零奈の「さよなら」のときの顔を四葉の髪型に脳内で勝手にしましたが、とてもしっくりとしてしまう気がします。私が四葉推しだからでしょうか。誰か脳内で試してみて下さい!
四葉は明るいキャラなのに謎が多すぎます。
そのミステリーっぷりを見ていると『SAO』のアリス・ツーベルクや、掟上今日子などの西尾維新さんの小説のヒロイン、『まどか☆マギカ』の暁美ほむらを連想してしまいます。今あげたキャラと四葉は性格が全然違いますが、謎を多く抱えているという共通点は一緒です。
他のヒロインは丁寧に心情を描いてるのに対し、四葉や回想シーンや心の声を描いているシーンは極端に少ないんですよね。
やっぱり四葉には他のヒロインにはない秘密があり、その秘密が本作の終盤の鍵になってくると思います。
要するに四葉は絶対に本作のキーパーソンになるはずです。
五等分の花嫁80話を読むと四葉のピースが
風太郎の持ってる写真の子と同じピース
四葉だと予想してた人達、めちゃ凄い!
コメントありがとうございます。
実はうちのブログの場合、途中で一花も生徒写真の女の子ではないかと思うようになってしまい、記事によって意見がぶれぶれだったんですよね…。
恥ずかしい話ですが、その後零奈=五月と判明して、どうなっているのか予想できなくなってしまいました。
一応当たったのですが、外したといえば外したので、なんともいえない気分です。
その誰にも予想できない驚きのストーリー展開が『五等分の花嫁』という作品の魅力ですよね!