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五つ子姉妹たちの家族への思いを描いた『五等分の花嫁』2巻感想!

 

今回は『五等分の花嫁』2巻の感想です。

この巻では五つ子姉妹達の微妙な関係や家族への思いを中心に描かれて、一花と二乃のお姉ちゃん2人中心に話が動いていきます。

表紙が一花で、彼女の夢と家族関係の葛藤を描くのと同時に、二乃の家族への愛情も深く描いていました。

本作の着読者はもちろんですが、特に一花と二乃を推しているファンは必見です!

僕は五月推しなので五月の出番が少なくて少し寂しいです。

▼前巻の感想はこちらでチェック!▼

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風太郎を巡り家族会議が勃発

前回、偶然の事故により風太郎はセクハラ疑惑をかけられてしまいました。今回はこれからの彼の処遇を決めるために、家族会議ならぬ五つ子会議が開催されました。

風太郎の肯定派は

  • 三玖 
  • 四葉

ただし四葉はバスケ部の助っ人のために会議には参加しませんでした。逆に風太郎の否定派は以下のようになっています。

  • 二乃
  • 五月

この会議時点では一花は中立派なので裁判長を務めていました。

やはり五つ子たちは仲が悪いのか。

この家族会議でも家族の意見は大きく食い違っていました。

特に二乃と三玖の意見の対立が激しく、五月が場を収めようとしてもなお口喧嘩を続けている始末です。

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三玖は二乃のことをあまりよく思っていなく、風太郎が家から飛び出していった二乃を引き止めようとした際「ほっとけばいいよ…」と、どうでも良さそうに言ってました。

この二人の溝は深いです。

伝わらない二乃の気持ち

三玖が二乃を気に入らないと思う一方で、二乃は三玖を含め姉妹全員のことが大好きで、それ故に部外者である風太郎の事をこころよく思っていないのです。

二乃は家族の事が好きだと言うようなキャラではなく、自分の気持ちをあまり理解されていないのかもしれませんね。

三玖もまたコミュ障で自分の感情をうまく伝えられない子です。お互いに勘違いしている部分もあるはずです。

二乃と三玖の関係は本作の今後の展開に深く関わって来そうな予感がします。

五月とゲーセンデート

我らがメインヒロイン五月が風太郎の給料を渡すために、家までやって来てくれました。

風太郎の妹が 風太郎は妹のらいはを喜ばせるために五月と仕方がなくゲームセンターへ遊びに行くとことになりました。

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なんか これ家族写真みたいだね

三人でプリクラを撮った時のワンシーンです。

上杉家には母親がいるような描写がなく、ずっと三人で暮らしてきたと思われます。 (母が存命しているかどうかは不明です。離婚している可能性もあります。)

それに上杉家は借金があるので、写真を撮ったり旅行するほどの経済的な余裕はなく、妹のらいはは家族写真というのを撮る機会が少なかったのかなと思います。

二乃は家族全員で花火大会を見たがっている。

姉妹五人 (プラス風太郎とらいか)で祭り会場にいったものの、人混みのせいでみんなパラバラになってしまいました。

二乃は五人全員で花火を見ることに拘っています。

その理由は花火大会には亡くなったお母さんとの思い出がたくさん詰まっているからです。

今までは毎年揃って五人全員で花火を見るのが当たり前だったのですが、今年はトラブルが多くあり、みんな揃うのが難しい状況です。

一花は家族の思い出より仕事を優先する

一花は家族との思い出の花火大会をほったらかして、髭のおっさんと一緒に”お仕事”に行くことを優先します。彼女は掴み所が無い上に一巻の頃から怪しい描写が多いです。

そんな一花の夢とは…

一花は半年前に芸能事務所にスカウトされてから女優を目指しており、この花火大会の日とオーディションの日が被ってしまいました。ちなみにヒゲのおっさんは一花の事務所の社長のようです。

彼女が他の姉妹に「女優を目指している」事を話さなかったのは自分に自信がなかったからです。

他の姉妹は家事スキルが高かったり運動神経が抜群だったりするのですが、一花は彼女達と比べると自分の能力が低く感じていて劣等感があったのでしょう。それに加えて家族に迷惑をかけたくない という思いもあったかもしれません。

五つ子姉妹は家族以上の関係

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このように五つ子姉妹はなかなか一つになりませんでしたが、彼女達は心のどこかでは繋がっています

お互いに喧嘩したり距離を置いたりしていても家族ですからお互いを見捨てることはできません。

五つ子姉妹誰にとっても家族の絆は特別で何者にも変えられない という事を実感しました。

風太郎と五つ子の誰かは昔会った事がある?

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風太郎が生徒手帳に忍ばせていた写真です。これは小学生の頃に会った女の子と撮った写真で、彼にとっては大切な思い出が詰まったものです。

彼はその女の子と再開するために勉強を必死に頑張ってきました。

その思い出の女の子が五つ子姉妹の誰かだという事がわかりました

と言っても小さい頃の五月達は髪型も着る服も全く同じで、誰が誰だか全くわかりません。

果たして風太郎の運命の人は誰なのでしょうか?謎が謎を呼びますね。

まとめ

『五等分の花嫁』2巻は

  • 五つ子たちの仲
  • 家族との関係
  • 一花の夢

を中心に描かれていました。

五つ子姉妹はみんな距離を置いているものの、みんな他の家族をとても大事にしているんですね。

風太郎の昔会った女の子など新しい伏線なども追加されて、ますます物語の謎も深まりました。

これからどのようにストーリーが動いて行くのか楽しみですね。

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