『約束のネバーランド』第67話「禁じられた遊び②」の感想です。
今回も前回に引き続きゴールディポンドについての解説回でした。
前回は狩りを楽しむ鬼について述べられていましたが。今回はこの施設に連れて来られた子供達を中心に解説されています。
前回の内容はこちらの記事でチェック!
目次
新キャラが合わせたかったのはゴールディポンドのリーダーか?
前回、新キャラの少年が「合わせたい人がいる」といってました。その人物はゴールディポンドでの人間のリーダーの可能性が濃厚です。
リーダーと思われる青年は他の子供と違い、凛々しいです。おそらく20代前半でしょうか。
少年がエマに「死んでもらっては困ると」言ってる理由は、エマは鬼の世界や農園のことを知っており、鬼と戦う上で強力な戦力になるからでしょう。
リーダーは長い間鬼と戦っている?
グレイス=フィールドの子供が出荷されるのは最高齢で12歳です。
ゴールディポンドの子供も、人肉として出荷されるタイミングで連れ去られるので、みんな10代ぐらいからゴールディポンドに連れて来られた と考えられます。
リーダーの青年も10代前半でゴールディポンドに連れて来られたと仮定すると、かなり長い間鬼と戦っていることになりますね。
エマは鬼の中で有名人!
「あいつはグレイス=フィールド 早い者勝ちだよ」(と鬼に見つかったら言って)
自分を囮にして、ゴールディポンドにいる他の子供たちを逃がすと言う作戦です。自分の危険を顧みず他の人を助けることができる勇気。それがエマの強さの秘訣ですね。
グレイス=フィールドから最上級の食幼児が逃げたことは、放浪の旅をしていたソンジュも知っていることです。今、鬼の世界で一番ホットなニュースでしょう 。
それにエマは鬼一人を斧を投げて殺しかけました。彼女の優秀さは他の鬼にも知れ渡っているはずです。みんな彼女を狙うしかないでしょう。
エマ、怒る命をに敬意を示さない鬼に怒る
エマは、鬼が人間を食べることは百歩譲って理解できるものの、ゴールディポンドの命を蹂躙して楽しむようなあり方には反対のようで、超怒っています。
ここに来るまでに彼女はソンジュに、食への敬意やこの世界に生まれた生き物としてどうあるべきか を学んでいます。
師匠であるソンジュと違い、ゴールディポンドの鬼たちは人間を弄んで楽しんでいます。食への敬意も何もありません。なのでこの鬼たちを心の底から許せないのでしょう。
鬼が足跡を消さない理由
鬼側は自分の足跡を消さずに残していて、身を隠している痕跡がありません。
ゴールディポンドには時間制限があるので、痕迹を消すような時間があるなら、出来るだけ多くの人間を狩った方が効率が良い からだと思います。
それとも、作中でエマたちが推測したように、人間たちを舐め切っていて痕迹を隠さなくても余裕で勝てると思う慢心の表れかもしてませんね。
人肉は負の感情で美味しくなる?
「君にはもっと強く美味しくなってもらおう」
レウウィス卿のセリフより抜粋。この言葉の真意は何でしょうか?
グレイス=フィールド編の情報だと、人間の脳の美味しさというのは、その人間の頭の良さと比例しています。
高級農園では良い頭脳を育てるために、定期的にテストを実施しているんですね。
レウウィス卿のセリフから、頭の良さ以外にも人間を美味しくする方法があることが読み取れます。
エマのゴールディポンドでの方針について
ゴールディポンドでのエマの行動方針は、グレイス=フィールドと変わらず全員生きて脱出することですね。
ですがエマたちには問題は山積みです。ざっと挙げるだけで
- ゴールディポンドの出口が分からない
- レウウィス卿をどう対処するか
- レイとどのように合流するか
などが挙げられます。
この窮地をどのように脱出するのでしょうか。
グレイス=フィールド編以来の久しぶりの頭脳戦や、脱出劇が見れそうでワクワクしていますね。
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