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生石充と山刀伐尽が対局したらどっちが勝つの?【りゅうおうのおしごと】

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ネタバレ有り

アニメ『りゅうおうのおしごと』にて桂香編が始まると聞いてふと「生石充と山刀伐尽が対局したらどっちが勝つんだろう?」と言う疑問が起きました。

二人とも同年代の棋士な上に作中トップ10の実力を持つA級棋士です。おそらく直接対局する事はないと思いますが、ここにて対局の結果を予想して見たいと思います。

なお対局のルールはA級順位戦を想定したものです。

お互いの研究相手

尽は”名人”と一緒に研究会を行っています。二人とも振り飛車居飛車の両方の戦法を使う”オールラウンダー”です。研究相手としては最も相性が良いでしょう。

一方で生石さんの研究相手は”竜王”こと九頭竜八一です。

生石さんは感覚ばかりに頼って将棋を指していた為、最近のAI中心の将棋環境にうまく馴染めず、一緒に研究していると言うよりは教えを乞いているような状況です。

今の状況はプライドの高い生石さんにとっては屈辱的でしょう。

参考になりそうな対局

尽VS八一

3巻中盤に行われた対局ですね。

八一は新しく身につけた戦法”振り飛車”を使い、宿敵である山刀伐尽に一矢報おうとしたものの、名人と尽の研究は振り飛車にまで及んでおり八一は絶望的な状況に追い込まれます。

八一はあともう少しで詰みそうな状況になりましたが、三手連続限定合駒という奇跡の技を繰り出し逆転勝利をしました。

今回は研究の結果はうまく出ませんでしたが、八一は竜王戦時点でもその研究は有効であると考えています。

生石さんVS於鬼頭陽

こちらは原作6巻で行われた対局です。

於鬼頭陽はAIに精通した棋士で、人間と研究会を行わなく人工知能の研究ばかりしています。その結果生石さんを圧倒的な実力差でボコボコにしました。

その対局で生石さんは研究の成果を全て見せてしまいましたが、於鬼頭陽さんはまだ全力を出しておらず研究の底が見えない状態です。

AIに弱い棋士は淘汰されるという『りゅうおうのおしごと』の新時代を予感させるような一局でした。

単純な棋力は生石さんの方が上

山刀伐尽は将棋の才能がなく同期の棋士の中でもプロデビューがだいぶ遅かったそうです。

またA級棋士になったのも最近な上に、タイトルも所持していません。

一方で生石さんは”玉将”のタイトルを所持しています。才能の差は一目でわかるでしょう。

山刀伐尽は情報のアップデートを欠かさない

尽は研究熱心で勝つための努力を惜しみません。関東にて清滝鋼介が開催する研究会が開催されると聞くと否や、すぐに参加を希望しました。

このように尽はいろんな研究会に参加しまくり情報収集を怠りません。なのでAIから出た新しい定石の情報もすぐに入手できるでしょう。

考察結果

  • 名人が研究相手
  • 振り飛車対策は万全
  • 情報格差

と言う結果から山刀伐尽が対局に勝つと言う結論になりました。

生石さんはAI中心の将棋環境で苦しんでいる一人です。今のままでは同年代の棋士のみならず、歩夢などの若手に抜かされてしまうでしょう。

これから生石さんはどのようにこの危機を脱出して行くのでしょうか?彼の今後に期待です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!