今回は『ToLOVEる』シリーズでお馴染みの矢吹健太郎先生が手がけた『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のコミカライズ版の感想を書いていきます。
漫画版アニメ版ともに戦闘シーンは迫力がある上に、ラブコメ要素や世界の謎などいろいろな要素が組み合わさり、非常に続きが気になるような作品でした。
本作はアニメよりも漫画の方が面白く。コミカライズがアニメを超える珍しいパターン になるかもしれません。
目次
矢吹先生にはこんな前科も…
矢吹先生は『迷い猫オーバーラン』のコミカライズを担当した際、矢吹先生の人気がありすぎて漫画版が原作よりもたくさん売れてしまうという異常事態が起きました。
よっぽどないと思いますが、ダーリン・イン・ザ・フランキスもこのようなねじれ現象が起きないことを祈ります。
ToLOVEるダークネス終了直後なのに120ページもの漫画を書き込む
本作の連載が告知されたのは、矢吹氏の漫画『ToLOVEるダークネス』の終了直後のことでした。
10年も続いた『ToLOVEるサーガ』が終了した直後だったので、矢吹氏を知るあらゆる人間は驚きを隠せませんでした。
そういえば矢吹先生は無印『ToLOVEる』が終了した直後にライトノベル『迷い猫オーバーラン』のコミカライズを引き受けます。
それにより健全な少年ジャンプの読者を魔の”ジャンプスクエア”に送り込んだとかなんとか。
要するに、矢吹先生の仕事をする手を休めないプロ精神は尊敬すべき ですね。
ダーリン・イン・ザ・フランキスのあらずじ
では話を『ダーリン・イン・ザ・フランキス』に戻していきましょう。
ざっくりとしたあらすじを書くと
少年少女たちが二人一組で”ザ・フランキス”というロボットに乗り、”叫竜”と呼ばれる謎の生命体と戦う話です。
コミックス一巻ではアニメ2話の後半まで収録
漫画版はアニメをどのくらいのペースで進めているか分からないって人のために追記します。
だいたいアニメ2話の主人公ヒロとゾロメの模擬戦のシーン中盤まで進んでいます。
相変わらず矢吹先生の描く女の子はかわいい
それでは本題のコミカライズ版の感想へ進みます。
イラストを見てもらえばわかるように、相変わらず矢吹先生の描く女の子は可愛いです。正直キャラデザを矢吹先生にお願いしても良かったのではないかと思ってしまいます。
相変わらず矢吹先生の描く女の子はえっちなのですが、それ以上に表情がコロコロと変化するのでとてもカワイイ。
アニメ版以上にキャラが生き生きしているのを感じます。
大きな声で言えませんが、コミックスのカラーページの書き下ろしイラストも最高でした。
キャラデザは矢吹氏ではない
ですが、本作のキャラデザを手がけるのは『君の名は。』や『あの花』などで有名な田中将賀氏です。
彼のデザインする主人公は陰キャラではあるものの、クールでリーダーシップがあるので、同じ男なら思わず憧れてしまいます。
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』はロボットアニメです。なので矢吹先生よりも田中将賀さんの方がキャラデザとしては適任だったと思います。
凛々しい主人公も矢吹神の手にかかればラブコメ主人公へ
そんな田中将賀さんが手がけたクールな主人公も、矢吹先生が描けばただのラブコメ主人公と化します。
こちらが主人公の””がヒロインの”ゼロツー”の裸を見たシーンです。
信じられないと思いますが、これ原作どおりなんだゼ☆
といっても、アニメ版ではここまでオーバーなリアクションは取っておらず、まだクールなキャラを保っていました。
ですがコミカライズ版だと某リトさんそっくりの反応 でしたね。 (矢吹グッジョブ!)
それにしても、矢吹先生の描く裸の女の子はやはり美しかったですね。
そして女性キャラが、博士にお尻を揉まれたらこんな表情です。
これも信じられないと思いますが、原作どおりなんだゼ☆
この怒った気持ちと恥ずかしがった気持ちが混ざった表情はたまりませんね!これこそ矢吹先生って感じがします。
少しえっちなシーンがあるので、家族の前で見たらダメだぞ☆ (ワイは爆死した模様。)
迫力のある戦闘シーンも有り!
矢吹先生といえば可愛い女の子ってイメージがついてしまって、戦闘シーンが微妙だと思っている人も多いかもしれません。
ですが、そんな心配は杞憂です。
このように複雑なロボットのデザインも見事に漫画として落とし込んでいます 。さらに戦闘シーンでもロボットのデザインが崩れることなく、大迫力なバトルを繰り広げているのではありませんか!
矢吹先生は漫画界に伝説を残した”レジェンド”とも言える作家です。ある意味『ドラゴンボール』の鳥山先生や『ワンピース』の尾田先生と同等以上の伝説を残しています。
そんな偉大な方にコミカライズをしてもらえるなんて凄いことです。
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』はアニメファンのみならず漫画ファンからも期待大な作品です。
ぶっちゃけ、アニメよりも面白かった件
僕自身矢吹先生のことが好きだということもありますが、漫画版の方がテンポ良く話が進んで面白かったです。
と言ってもアニメの方が戦闘シーンの迫力があり臨場感が出ていたのも事実。ファンからしたらマンガもアニメも両方楽しんでほしいですね。
なので『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が気になる方がいれば、ジャンプ+のサイトに行き、矢吹先生版を読んで欲しいです。
それで「面白い!」と感じたならアニメも見て本作の世界観にどっぷり浸ってほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
当ブログではアニメ版の『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の考察も行なっています。
原作どうり=×
原作どおり(通り)=〇
恥ずかしくないの?