約束のネバーランドの世界では、1000年前に人間と鬼が結んだ”約束”という不可侵条約を結びました。
それにより、鬼たちを取り巻く環境は大きく変わってしまッタようです。。
今回は ”約束” によって鬼の世界はどのように変わっていったのかを考察します。
”約束”についておさらい
作中の”約束”とは何かというと、現代でいう不可侵条約にあたるものです。
その概要は、鬼と人間の住む世界を二つに分けて、鬼は人間の住む世界を侵略しない、人間も鬼の世界に侵略しないということを決めたものです。
かなり強力な決め事だったようで、鬼はこの”約束”を1000年もの間守り続け、その間、農園のような養殖施設は作るものの、基本的に人間を狩っていません。
他の事柄についても決められてそうですが、今回は割愛します。そのうち作中で明かされるでしょう。
約束を破る奴もいる
第65話「シークレット・ガーデン」にて、農園の人間をさらい、狩猟のような遊びをするための施設”ゴールディポンド”があることが発覚しました。
この施設は農園にはバレないように運営されております。もしバレたら取り壊しになるでしょう。
GFのような人間の養殖施設が生まれた
鬼は人間を狩りしないと言う”約束”を忠実に守り、”約束”を結んで以降、人間を狩っていません。
その代わりに管理養殖するための施設である農園を作りました。
人間の肉 (特に脳)は鬼にとって特別な食料です。野生の鬼はエマたちを見ただけでよだれを垂らしています。
鬼にとって人肉は、我々人間でいう三大欲求のようなもので、人肉を食べないと生きている心地がしないのかもしれません。
鬼たちの生態が大きく変わってしまった。
農園の登場により鬼は人間を狩猟する必要がなくなりました。
これも僕の予想ですが、鬼の仕事は野生の人間の狩猟から、養殖用の人間の管理、すなわち農園の運営に徹することになったのでしょう。
貴族、下等種の登場
これもあくまで予想ですが、現代の日本が人によって年収が違ってくるように、鬼にも上下関係などが出来上がったと予想します。
鬼たちも農園への貢献度によって住む場所や人間の食える量などが変わっていき。
鬼社会に貢献したものは「貴族」などと呼ばれるようになり、
グレイス=フィールドなどの高級農園産の人肉を食べれたり、儀祭 (ティファリ)と呼ばれる一大イベントを執り行えたりできるのです。
ソンジュやムジカなど農園のあり方に反対する鬼は、住む場所を追われて放浪生活を余儀なくされたり、食糧難や差別などが原因で、知能が低下して、下等種などと呼ばれるようになったのではないのでしょうか。
鬼同士の連携力が強化
鬼にも上下関係ができたおかげで、組織力が上がり、指揮官タイプの鬼と獲物を追い詰める鬼ができ役割分担ができるようになりました。
昔の鬼の群れはどの個体もゴリラのような同じような体格でした。
しかし、今の鬼の群れは、指揮官タイプの人型が一体と四足歩行体が複数で行動しています。
そして連携力も強化されており。4足歩行が獲物を追い、人型が指示を出すようになっています。
この結果、鬼の行動に戦略性が増し、狩りも容易に行えるようになりました。
作中でも結果は出ており、頭が切れるはずのレイは鬼たちに、あと一歩のところで捕まる所まで追い詰められていました。
まとめ
鬼たちに上下関係ができたので、鬼同士の貧困の差が出来上がりました。
下等種等、使えない鬼たちも増えているようですが、鬼たちの仕事が細分化されて、1000年前よりも組織力は遥かに上回るでしょう。全体的に見れば、鬼たちの実力と文化は”約束”以前よりも上がっています。
現段階でわかっている情報だけて予想してみましたが、まだこの世界について不明なことが色々とあります。これから約束のネバーランドではどのように鬼の世界が描かれていくのでしょうか。
気になりますね!
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