『ぼくたちは勉強ができない』の作中で夏休みが終わり、次回から9月に入ります。
本作のキャラは4月から受験までの期間しか一緒にいられません。単純に計算してもうタイムリミットの半分は過ぎています。
受験生という設定はグダグダ引き延ばされないという利点がありますが、早く連載が終わってしまう事が分かってしまう のでファンとしては寂しくなります。
そんな『ぼくたちは勉強ができない』後半戦の見どころをまとめてみました。この記事で本作をより一層楽しんでもらえたら幸いです。
目次
古橋文乃は休み以前の人間関係を維持できるのか
みなさまもご存知のように文乃は成幸とお泊まりデートを果たし、メインヒロインとして第復活を遂げました。
彼女は成幸に惚れてしまった今、元の人間関係を維持できるのでしょうか。
彼女の人間関係は複雑 で、今までは成幸とは恋愛の師匠と弟子、数学の先生と生徒の関係。理珠りんとうるかは恋愛面でのサポート役をしていました。
これからも昔と同じような気持ちでみんなと接することが出来るのか疑問ですね。
文乃はこの夏休みにヒロインとして大きく前進しましたが、彼女を襲うジレンマはさらに大きなものになってしまいました。
それに、文乃はもう一つ大きな爆弾を抱えていますが、あとで説明します。
緒方理珠は逆転ホームランを打てるの?
夏休みの間、他の二人のように2話構成の話は無く、成幸を家に招いて一緒に寝ただけでした。
普通に考えたら大きな進歩ですが、お泊まり会で大復活した文乃とメインヒロイン真打うるかと比べると少し遅れを取っている感じがします。
夏休みにこれから2話構成の話がないと言うことは、逆に言えばこれからは専用長編が用意されている という事なのでまだ大逆転のチャンスはあるでしょう。
理珠りんは成幸に惚れている事に気づいていませんが、それを自覚した時にどのように成幸と接していくのかが見どころです。
成幸への接し方や”好き”という気持ちを理解した時、理珠りんの国語を学ぶ目的である”人の気持ちを理解する”ことへの第一歩なのではないでしょうか。
武元うるかが告白する日はいつになるのやら
うるかの課題は成幸に告白できない事です。
今回思い切って告白したものの、成幸本人に”告白予行練習”だと勘違いされてしまいました。5年分の勇気が水の泡になってしまいましたね 。これでうるかは後5年は告白できないでしょう (笑)。
成幸の家庭環境は貧く、本人は恋愛なんかしている暇はないと言っています。うるかは大好きな成幸の気持ちを考えると告白してもできない状況ですね。
また中学時代の成幸にうるかはどんな言葉をかけてもらったのでしょうか。
何気ない会話だったらしいのですが、その言葉をかけてもらった事でうるかは水泳をやめる事なく、高校では「全国高校学校水泳自由形200メートル優勝」という偉業を残せるようになりました。
未回収の伏線
『ぼくたちは勉強ができない』の大きな伏線を紹介していきます。どちらもこれからの展開を握る重要な伏線でしょう。
文乃の父親
以前という記事にまとめしたが文乃の母は亡くなっており、父も仕事で家にいないことが多いです。
その父は文乃曰く「威圧的な人」だったようです。それにより文乃は軽い男性恐怖症に陥ってしまいました。
真冬先生の過去
文乃と理珠りんの二人の初代教育係は真冬先生だったのですが、その時に才能がないことをこっぴどく言われたらしく、それ以降彼女たちの関係は最悪です。
このことも回想シーンでしか述べられていなく、細かい詳細が全く分かりません。
真冬先生もフィギュアスケートを辞めてしまった理由などの謎が多いです。きっと話の本筋には関わって来ないと思いますが…。
関城紗和子これからの展開の鍵を握る人物?
完全に予想ですが関城紗和子はこれからの展開の鍵を握る人物 になってきそうです。
彼女は理珠りんの自称ライバルです。夏休みに入ってから出番が一回しかありませんでしたが、これから理珠りんがピックアップされるに連れて出番が増えてくるでしょう。
紗和子はずっと理珠りんを意識して生活していきました。理珠りんの変化も成幸以上に理解しているはずです。
彼女は理珠りんの成長をどのように感じていくのでしょうか 。紗和子の心境の変化に注目です。
そんなことより理珠りんと紗和子の百合展開を早く出して下さい。
英語得意系ヒロインと歴史嫌い系ヒロインは登場するのか?
本作には色々な天才が登場しているのですがいまだに
- 英語が圧倒的にできるキャラ
- 歴史系の科目が苦手のキャラ
が存在しません。
ちなみに歴史が得意なヒロインは真冬先生で、彼女は世界史を担当している教師です。
それに本作は後輩成分と年下成分が不足しています。成幸の妹をきちんと出せばこれらの成分を一気に補給できますが…。
筒井先生は頑として妹をおまけコーナーにしか出さないつもりです。
国語 | 数学 | 理科 | 歴史 | 英語 | |
得意 | 文乃 | 理珠 | 紗和子 | 真冬先生 | 不明 |
苦手 | 理珠 | 文乃 | あすみ | 不明 | うるか |
ここからは完全に妄想です。きっと次に登場するヒロインは、英語ができて歴史が苦手の後輩キャラです(できれば妹属性もついて欲しい)。
きっと帰国子女属性もついているでしょう。髪型はツインテールでしょうか…。とんでもないキャラが出てきそうな予感です。
最後に『ぼくたちは勉強ができない』の凄い所もまとめてみた
と言う訳でこれからの『ぼくたちは勉強ができない』の見どころをまとめてみました。思ったよりも長くなってしまいました。
本作の凄いところはラブコメ作品なのに『Dr.ストーン』や『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』といった将来のジャンプの看板作品と対等に渡り合っている所です。
特に夏休み編からは絶好調で、連載順も上位をキープしてる時が多かったです。
もちろん『Dr.ストーン』と『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』の3作品も面白く、特に『鬼滅の刃』と『約束のネバーランド』今が一番脂が乗っている時期でしょう。
本作は人気バトル漫画とマジでスパークリングを打てます。『ぼくたちは勉強ができない』は正真正銘の大人気ラブコメです。ジャンプラブコメの新しい金字塔になるのではないでしょうか?
これからもみんなで『ぼくたちは勉強ができない』を応援しましょう!!
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