今更ですが『五等分の花嫁』の第48話を読みました。
今回のラストにて衝撃的な展開です。といっても『五等分の花嫁』は衝撃的な展開ばかりですが今回は特に衝撃的でした。
なんと!主人公の風太郎が家庭教師を辞めると言ってしまったのです!
彼が家庭教師を辞めるなんて、主人公としての大きな武器を捨てるようなものですよ。リボーンがそばにいない沢田綱吉、螺旋丸を使えないナルトぐらい違和感がありますね!
五つ子のお父さんは医者だった!
今回にて五月たちの父は医者だと判明しました。それも風太郎が林間学校編終了間際に入院した大きな病院に勤めているようです。
「励みたまえ」
風太郎が入院した話で「励みたまえ」と言った顔の見えなかった男がいたじゃないですか。彼が五つ子のお父さんだったようです。
僕は以前五月たちの父は医者じゃないかという考察をしましたが本当に当たっているとは思わなかった。
父と言っても五月たちの母の再婚相手というだけであって、五つ子姉妹とは血縁関係はありません。ですので二乃と五月が喧嘩したことも知らなかったですし、お父さんは娘たちにあまり興味もなかったかと思います。
風太郎が家庭教師を辞めた理由を考察!
彼が家庭教師を辞めたイチバンの理由は、娘達を放置する五つ子のお父さんに憤りを感じているものの、彼女たちと真剣に向き合って欲しいと思っているからでしょう。
もちろん作中でも述べられているように風太郎本人が指導力のなさを痛感したというのもありますが、もし五月たちの父がもっと真剣に家族と向き合っていたら二乃と五月が喧嘩することもなかったはずです。
そういえば上杉家には中野家と同じく母がいませんが、家族の中は良好です。おそらくあのチャラい親父が風太郎とらいはの事をとっても大事に思っているのでしょう。
そんなこともあって、風太郎は中野父に対して憤りを感じてしまったのではないでしょうか。
一方で風太郎は中野父に対して、今彼でも立派なお父さんになって欲しいという思いがあったはずです。
中野父は風太郎を信頼していると思う
風太郎は中野父に対して良い印象を持っていませんが、中野父から見たら風太郎は信頼の置ける人物だったと思います。
そもそも風太郎が家庭教師のアルバイトを始めたきっかけは上杉父が中野父を押し切って説得したからです。
ですので上杉父と中野父は昔から付き合いがあったと思われ、ある程度の信頼関係はあったはずです。
中野父は成果を出せるかどうかわからない風太郎を信頼しきっていなかったので、中間試験では赤点回避のハードルを設けたかと思います。
しかし中間試験編で二乃が反論したことにより、父の中で風太郎への信頼か確固なものとなったはずです。
ですので期末試験では中間試験のようにきついハードルを設けなかったのかなと考えます。
風太郎が林間学校編にて倒れた時に個室に入院させたのも、中野父が風太郎を完全に信頼していたからだと思います。
「バイバイ」の男は五つ子父ではないかも
今回にて五つ子の父の職業が判明したのですが、ここでまたひとつ疑問が出てきました。
風太郎が入院した回にて夢の中で現れた、生徒手帳の写真の女の子 (零奈)のそばいた黒い格好をした男。
その人は五つ子父ではないという可能性が浮上しました。
五つ子父は風太郎の住む街にある巨大な病院のオーナーです。一方で零奈のそばにいた男は修学旅行先の京都にいたと思われます。
京都と五つ子父の勤務している場所がかけ離れているので、同一人物だと考えると違和感が生じますね。
五つ子父は出張か何かで京都に行く用事があったと考えることができます。
しかしその場合ですと五つ子父はグレていた頃の風太郎と出会うことになってしまい、将来風太郎に家庭教師の仕事を与えることは無くなるでしょう。
もし自分が五月たちの親だったら、金髪のヤンキーに娘を託せませんからね。
まとめ
今回は五つ子のお父さんについて考えてみました。五つ子の家庭問題を解決したら残りの大きな伏線はこれだけになりますね。
- 黒薔薇女子
- 零奈の正体
- 風太郎の結婚相手
このように考えてみると、もう本作のストーリーは7割ぐらい終わってしまっているんじゃないかと思えてきますが…。
これから姉妹たちの人間関係はどのように変化していくのでしょうか?目が離せませんね!