この記事には週刊少年ジャンプ掲載分の『約束のネバーランド』のネタバレを含みます。
ついにエマとレイは七つの壁を攻略しました!
8888(拍手!)
迷宮の攻略に必要だったのは、自分たちを信じること。
幼いは当たり前のように出来ていたことを思い出すことで、ふたりは迷宮を突破したのです!
8888(再び拍手!)
迷宮攻略後のふたりの目の前に現れたのは、謎の立方体と黒い”穴”。これらは七つの壁を作ったヤツとどのように関係しているのでしょうか?
またノーマンは鬼を滅ぼす計画を着々と進めています。
彼らには「アレ」と呼ばれる切り札があるようなのですが、それは一体どんなものなのでしょうか?
迷宮は意識とリンクしている
七つの壁の内部では人間の意識とリンクしており、意識的にも無意識的にも、意識が介入してしまいます。
これだけ聞くと、どういうことなのか分からなくなりますよね。
ざっくりいうと七つの壁の迷宮は本人の思った通りになるのです。
七つの壁の出口が見えなかったのは、エマとレイが迷宮を正体不明の場所だと認識していたからです。
ですので七つの壁を突破するためには、自分たちが伝承通りに「時間を止めて巻き戻す」姿を想像するだけで良いのです。
全ては脳次第 自分次第 考え方一つで世界が変わっていく
このセリフこそが、本作を通じて読者に伝えたいことのひとつだったはずです。
おそらくジャンプの読者の中には、エマとレイたちほどではありませんが、難病などで毎日死にそうな思いをしている人もいるはずです。
そうではないにせよ、人間生きているだけで辛いことや、逃げ出したくなることがたくさんあります。
- 勉強や部活がうまくいかない
- 恋が成就しない
- 将来どうなっているのか分からない
人間誰でも、絶対に悩みを抱えています。
幸せそうに見えているあの人でも、イザベラやレウウィス卿と同じくらい強力な何かと戦っているのです。ここでは詳しく書きませんが、わたしも悩み事を多く抱えています。
そんな悩みをネガティブに考えるのではなく、ポジティブに変えることで、人生はどうにでもなるということが本作のテーマなのです。
エマたちは強力な敵と戦うことがありましたが、それでも全員で協力して最後まで諦めないことで、その強敵を倒していきました。
人生を前向きに考えることで、鬼のような絶対に敵わないような強大な敵にも勝てるようになるんですよね。
攻略後、現れた物体とは?
エマとレイが七つの壁の迷宮を攻略した後に、以下のふたつのものが出現ます。
- 一辺10里の立方体
- 謎の黒い”穴”
一辺10里の立方体は七つの壁を突破した時に現れる、攻略した証だと思います。
では「謎の黒い”穴”」の正体は何なのでしょうか?
”穴”になっているということは、中に入ったらどこかに通じているのでしょう。
おそらくこの”穴”の先には、七つの壁を作ったヤツ本人が潜んでいるはずです。
ノーマン進軍
ノーマンたちは鬼を殲滅させる計画を実行すべく、進軍することを決意します。
エマとレイはノーマンが計画を実行する前に七つの壁から戻るつもりでしたが、間に合いそうにないですね。
ゴールディポンドのメンバーも一緒
意外に思ったのは、ゴールディポンドのメンバーもノーマンたちの計画に参加していたことです。
彼らはエマとレイに助けられたので、ドンとギルダ達と一緒にムジカを探していると思っていました。
よく考えてみたら、ゴールディポンドは鬼たちが快楽目的で人間を狩るための施設であり、そこにいたメンバーは鬼たちのことを憎んでいます。
鬼を助けようとするエマたちよりも、滅ぼそうとするノーマンに協力するのはおかしい事ではありません。
ゴールディポンドのメンバーからしてみたら、鬼と共存を望むエマの考えに一切共感できないと思いますし、協力するのも嫌だと思います。
ノーマンはゴールディポンドのメンバーを主戦力としてカウントする気は無く、あくまでも後方支援だと思っています。
その理由は以下の2点ですね
- エマの友達なので傷つけられない
- 自分の仲間の方が強い
エマは自分の仲間が死ぬことを何よりも嫌っています。
本作序盤のグレイス=フィールド編にて、レイが耳の発信機を壊すことで意図的に仲間を出荷送りにさせたことを知った時には、普段は見せないような冷徹な表情をしていました。
ノーマンはエマを第一に考えているため、彼女の仲間であるゴールディポンドのメンバーはあまり戦わせたくないのでしょう。
それに加えて自分の仲間は、「Λ7214」出身の人間が多く、ゴールディポンドのメンバーよりも自分の仲間の方が強いからという理由も上げれます。
「Λ7214」では日々人間の人体実験がされており、そこの農園出身の人間は普通の人間よりも優れた身体能力を持っています。
なのでゴールディポンドのメンバーを戦わせるよりも、「Λ7214」のメンバーで戦った方が勝算があるのです。
彼らの切り札「アレ」とはなんだ?
ノーマンたちはこの決戦に向けて周到な準備をしていたようです。
彼らは「アレ」と呼ばれる切り札を用意しています。
その正体は伏せられており、どんなものであるのかは一切不明です。
ノーマンたちは鬼の体で色々と人体実験をしています。それにより鬼たちの知らないような生態の秘密を知ってしまったはずです。
なので彼らの切り札である「アレ」の正体は、鬼を殺すための毒であるのではないかと予想します。
最後に
今回エマとレイは七つの壁を突破しましたが、その後に現れた立方体と黒い”穴”はどんなものなのか判明していなく、謎だらけです。
これからのふたりに待ち受けるものは何なのでしょうか?
ノーマンも鬼との最終決戦に向けて色々と準備しております。
以前のような激しい戦いはありませんが、まさに嵐の前の静けさという感じがして、読んでいるとソワソワしますね。
彼らが鬼を倒すための切り札としている「アレ」の正体も気になります。