今回は水着回。つまりサービス回です。
本作はカラー扉上で水着などが披露されたことがあるものの、このような形で漫画で取り上げられる事はありませんでした。
ストーリーの中で水着を着たヒロインたちの姿を見るのは初めてですね。
今回は彼女たち5人と風太郎の人間関係を振り返ると言うものであり、修羅場だった修学旅行後の6人の関係がしっかりと理解できたので良かったと思います。
目次
これまでの展開について色々と考察
水着回の感想を書く前に、これまでの展開について軽く考察します。主にコミックス4−5感の内容を振り返るので、一緒に読み返してくださると嬉しいです。
クリスマスまでに決着がつくと思う
家族にとってクリスマスは特別な日だと、勤労感謝の日に四葉が言っていました。
- 2年前は、南に弾丸冬忘れツアー
- 3年前は、北で超ホワイトクリスマス
姉妹たちはこれまで、クリスマスには毎年家族で旅行に行っていたようです。
しかし去年は風太郎が家庭教師をクビになってしまった影響で、マルオの管理するマンションから出て行ってしまい、どこにも行くことができませんでした。
彼女たちの母の教えは、どんな時でも家族全員で居る事でした。その教えをいつも守っているのですが、家族の記念日であるクリスマスをないがしろにしてしまったことには変わりありません。
今年のクリスマスまでにはごちゃごちゃした関係の決着をつけ、姉妹たちと風太郎の全員でどっかに出かけるのではないでしょうか?
本作はどのように転ぶにせよ、クリスマスま でには風太郎とくっつくヒロインが決定してしそうです。
風太郎はもうすぐ四葉の正体に気付きそう
勤労感謝の日に楽しそうに服を選ぶ四葉から、京都で出会った生徒手帳の写真の女の子の面影を感じます。
このときの風太郎は姉妹全員から、昔自分と会ったことのある人はいるかと尋ねた後。彼女たちからは答えは何も返ってきませんでした。
姉妹たちが京都の女の子だと言う可能性を捨ててしまいます。
そのような展開がなければ、風太郎は四葉が生徒手帳の写真女の子だと気づいてた可能性が高いです 。
このことから風太郎が生徒手帳の写真の女の子へ愛情を持って接していると言えなくもないですね。
結局誰が優勢なんだろう?
先日、このようなコメントをいただきました。ありがとうございます。
今の段階では、どうも言えないと思います。でも言えることは何個かは、言えます。まず、一花は100パーないです。根拠として、「自立する」と言い切っていますから。まあ、あり得るとすると五月か四葉でしょう。
当ブログのコメント欄より
なるほど。
本作のストーリーはまだ終わっていなく、どのヒロインでも勝利する可能性はあると考えています。申し訳ありませんが、一花の件についてはひとまず今回は考慮しません。
修学旅行編の展開や姉妹たちの過去編のことを踏まえると、四葉ルートの可能性も高いと感じますね。一理あります。
意外に思ったのが五月ルートの可能性を考える人がいると言う事ですね。
ネットの感想を見ていても、五月エンドを予想する人が多くいました。
彼女はまだ風太郎のことを好きになっていなく、まだスタートラインにも立っていないような状態。
にもかかわらず五月ルートの可能性が考えられているという事は、彼女が本気を出すことに期待してる人が多いと言う証拠なのではないかなって思いました。
五月は夢見る少女と言う側面が強く描かれていたものの、恋愛面では全く活躍していません。
果たして風太郎と結ばれるのは誰のでしょうか?
ネットでは四葉エンド派、五月エンド派が多めという印象。
風太郎が家庭教師を止めた時のマルオ
これは風太郎が家庭教師を辞める時に、雇い主であった姉妹たちの父親であるマルオに言った言葉でしたね。
姉妹の正体を見分けるには愛が必要だと作中で語られています。
家族旅行編では風太郎は五月に変装した姉妹たちに惑わされてばかりでしたね。
しかしマルオは変装した彼女たちの正体を見破ることができました。
マルオの娘たちへの愛情は風太郎以上だったのです。
姉妹たちの面倒見れなかったなぁ本当に仕事が忙しいのと、彼女たちと血のつながりがないためどう接していいのかわかんなかったと言う事情があると思います。
愛を持って娘と接している中、風太郎に怒られてしまったので、マルオ自身もやるせない気持ちや懺悔の気持ちみたいなのがあったと思います。
『五等分の花嫁』のストーリーをマルオ視点でも見てみたいなと思いますね。
水着回で描かれる風太郎とヒロインたちの関係
守備表示のヒロイン
一花と四葉は風太郎のことにけじめをつけているようで、積極的アプローチするわけでもなくフラットに接します。
彼女たちの様子は恋愛に疎い五月から見ても普通だったようなので、風太郎から見てもそんなにアタックされてるって感じはしなかったはずです。
攻撃表示のヒロイン
一方で二乃と三玖は攻撃表示です。 風太郎の姿を見るや否や、すぐさま抱きつきにかかります。
うらやましい。さすがハーレムラブコメの主人公だ!
どうやらこの2人はこれからも風太郎に対して積極的にアタックしていくようです。
二乃はともかく三玖は自信のないヒロインであり、風太郎に対して積極的に接することができませんでした。
しかし今回すぐさま得た気づいたことにより、その自信のなさや恥じらいを一切捨てています。
そのような姿からも、三玖は作中の出来事を通じて大きく成長したんだなぁって感じますね。
五月について考えてみよう
五月は風太郎を好きになりかけている?
今回の水着回にて風太郎は五月と一緒にウォータースライダーをすることになりました。
そのとき五月はその高さに怖気付いてしまい、緊張感からウォータースライダーを滑っている途中、日焼け止めがついた手で風太郎の手を握ってしまいました。
なので風太郎の手は五月が握ったところだけ日焼けをしておらず不自然になっています。
おそらく五月は風太郎の頼り甲斐のある男性らしい一面を知ってしまい、プールに行く前よりも彼を意識するなったんではないかと考えます。
それでも五月はまだが風太郎のことを好きになっておらず、彼のことをを恋人対象として見るにはもう一押し必要ですね。
例えば五月専用の長編エピソードとか。
五月も風太郎と同じように、恋すると言う気持ちがわからなく、スマホにて恋愛について調べていたようです。
風太郎と五月はある意味似た者同士かもしれませんね。
しばらくの間零奈になれないのでは
今回プールではしゃいだせいで四葉は日焼けしてしまいましたね。
五月は四葉から零奈という名前の代役を頼まれていました。
修学旅行では零奈の姿になりきることで、風太郎と四葉をくっつけようと暗躍します。
例えば京都では風太郎の持っていた生徒手帳の写真を思い出させるために、写真の中と同じ京都の清水寺で同じアングルで写真を撮ろうとしていました。
しかし今回四葉が日焼けしてしまったことによって、五月は完全に零奈になりきることができなくなりました。
五月の四葉と風太郎をくっつける計画は途中で破綻しそうです。
- 風太郎を好きになる瞬間に注目!
- 零奈として四葉の代役にはなれない
最後に
今回の水着回では、修学旅行終了後の姉妹たち5人と風太郎の関係が描かれていきました。
これからおそらく五月は風太郎のことを好きになると思うのですが、果たしてそれはどういうときなのでしょうか?
また過去が明かされたばかりの四葉や、家を出て行こうとしている一花の動きにも注目です。