ようやく現れた五つ子姉妹の実の父親・無堂先生。
彼は五つ子姉妹を捨てて逃げたことを後悔しており、その罪を償うために五月の目の前に現れました。
しかし彼からは反省している要素はあまり感じさせず、他に目的があると思われます。
五月は無堂先輩に教師に向いていないと言われて、自分の夢に自信を持てなくなってしまいました。
はたしてこれから五月はどうなってしまうのでしょうか?
目次
無堂先生の謎ムーブ
五つ子姉妹の父親になるとわかった瞬間に消える
そんな…
五月のセリフより
私たちが生まれる前に消息不明になったと聞いています
あなたのことはお母さんから聞いていました
五月のセリフより
お腹の中にいる子供が五つ子だとわかった途端姿を消したと
五つ子姉妹の母・零奈と結婚して五月たちを授かるものの、娘たちが五つ子姉妹だと判明した瞬間に姿を消します。
経済的に娘を養えないからという理由だったからでしょう。
クズなだこいつ!
おそらくこのタイミングで教職を失っており、塾の講師に転職したのだと思います。
他の姉妹には正体を明かさない
無堂先生は五月には自分が父親だということを明かしたのに対し、他の姉妹にはその正体を隠しています。
上杉父が彼について警戒していたことから、無堂先生が本当の父親ではないということはないと思います。
彼は五月には自分の正体を明かしたのにも関わらず、二乃や三玖など他の娘たちには自分が父親だという事実を言いませんでした。
もし彼が本当に五つ子姉妹のことが好きで、自分の犯した罪を償いたいと考えるのであれば、二乃たちに会った時にも土下座をするべきでしたね。
無堂先生は五つ子姉妹に愛を持って接しているとは言えないでしょう。
娘が亡くなったは母親の影を追い続け
無堂先生のセリフより
母親と同じ間違った道に歩を進めようとしている
彼が五月に接触した理由は、彼女を零奈のようか教師にしないことです。
その目的の理由について考えたら、無堂先生が今更五つ子姉妹の前に現れた理由もわかるかもしれませんね。
無堂先生が示す「道」とは?
僕ならばいくらでも違う道を用意してられる
無堂先生のセリフより
無堂先生は五月を教師にすることを拒んでおり、自分なら彼女に会った違う道を示してあげるような意味合いの発言をしています。
五月は勉強ができないので、他の人から見たら教師に向いていないと思わずにはいられません。
勉強ができない人が教師になったからこそ、自分と同じ勉強ができない生徒に寄り添ってあげることができると思いますが、ひとまず教師になった後の事に関しては置いておきましょう。
そもそも学力がないと教師になれないので、無堂先生はそのことを指摘していました。
無堂先生は五月に合った道をいくらでも用意できるといいましたが、それは一体どのようなものなのでしょうか?
正直、無堂先生は五月に「お前なんてバカだから教師なんてムリ!ムリ!大人しく会社員でもやっておけ!バカー!」と言っているようにしか思えないのですが…
自分の目指す道なんて自分で見つけるものです。
五月は教師になるという夢を叶えるために必死で努力していました。たとえ教師になれなかったとしてもその努力が無駄になることはないでしょう。
出来るときにやっておかないと、将来振り返ったときに後悔するはずです。無堂先生は零奈の時に学習したと思ったのですが、やっぱりなんとも思っていなかったのでしょうか?
また、無堂先生も教師ならば教師らしく、目標に向かって努力する大切さを教えて欲しいですね。
五月は教師を目指す時と同じぐらいの情熱を、無堂先生が示した違う目標に費やせるとは思えません。
そんなことから、無堂先生は五月に対して真摯に接していなくてきとーな発言しかしていないと読み取れます。
どうせ無堂先生の示す「道」なんて「夢を諦めろ」みたいな五月の努力を否定するものでしかないはずです。
もしくは自慢のかわいさを生かした「アイドル」とか…
五つ子姉妹の顔を知っていた理由
そんな時にさテレビに映る一花ちゃんを見つけたのは
無堂先生のセリフより
無堂先生が一花の顔を見ただけで自分の娘だとわかった理由も不明です。
五つ子姉妹は全員そっくりなので、愛情がないと見分けることは難しいと思いますが、一花と五月とでは髪型が全く異なるので一応無堂先生でも判別できるでしょう。
問題はほぼ初めてあった状態の娘の顔が分かった理由が不明なことですね。
そもそも彼は五つ子姉妹が生まれる前から姿を消しています。娘の顔なんて分かるはずがありません。
その理論でいうと、このブログの管理人を始め全ての人間はいつでも橋本環奈の親になることができるようになるという、めちゃくちゃな理論が成立します。
おそらく探偵などを雇い、昔から五月たちの情報を収集していたのではないでしょうか?
自分がベストだと思うタイミングで現れようとしたのだと思います。
もしこの仮説が当たっているのであれば、マルオは無堂先生に姉妹たちの情報を与えないためにタワーマンションの部屋を与えたと解釈できますね。
彼の本当の目的は何だ?
はたして無堂先生が五月飲めの前に現れた本当の目的はなんなのでしょうか?
- 塾の講師
- 五つ子姉妹の実の父であり、妻・零奈を捨てたクズ
- 五月にのみ正体を明かす
- 五月を教師以外の道に進ませたいと思っている
不明なことが多いのですが、ひとつだけわかった事があります。
それは無堂先生は妻を捨てたクズという事ですね。
ここまで彼を「クズ!クズ!」言っておいて「実はいい人だった!」という展開になった場合、私がコメント欄で叩かれることになるのですが、まあ未来の自分がなんとかしてくれるでしょう。
やはり五つ子姉妹の五月のみをターゲットにしている事が気になります。やはり実力がなくて将来に不満を持てない人をターゲットにしているのでしょうか?
- 一花→現役バリバリ女優
- 二乃→模試B判定。大学に合格できるはず
- 三玖→料理の専門学校
- 四葉→最近まで自分に不満を持っていた
- 五月→模試D判定
四葉は中学時代に他の姉妹たちに迷惑をかけたことから、自分に自信を持てなくなってしまいました。 しかし学園祭にて自分のこれまでの努力が無駄じゃないことを知り、自分のことを認められるようになったのです。
最近まで自分に不満を持っていた四葉をターゲットにしていなことから、無堂先生は大学進学できるかどうかの危機に陥った人間をターゲットにしている事が予想できます。
もし漠然とした不安を持っている人をターゲットにするのであれは、四葉にもちょっかいかけるはずです。
無堂先生は大学受験を控えて不安を抱えている人をターゲットにしているかも…
また塾講師という立場を利用して五月に接触したことから、五月以外の夢見る若者も手に掛けた可能性が非常に高くなっております。
事実、五月の母である零奈は、無堂先生に関わったことによって人生をぐしゃぐしゃにされていました。
あらゆる生徒に尊敬されるような優れた教師だったのに、彼と関わったことにより経済的窮地に陥ってしまうのです。理不尽ですね。
あくまで予想ですが、無堂先生は自分が間違った「道」を進めることで、未来ある人間の人生をぐしゃぐしゃにしたいとしか思えません。
ちょうど大学受験を控えた時期なんて、メンタルが不安定になりがちですし、少しでも幸せになれそうな「道」を示してくれる人がいるのであれば乗っかりたくなると思います。
五月について
五月は母である零奈と同じ教職に就くのを目標にして今まで努力してきました。
しかし模試でD判定を食らってしまい、うまくいかないタイミングで無堂先生が自分の前に姿を現してしまいます。
ここからは皆様もご存知のように、母は教師の道を進んでいたことを後悔しているような発言ばかりをして、自分の夢の邪魔をするような発言ばかりするのです。
そんな状況下でも、自分が大好きな母に憧れたことを否定せず、それを正しいと思い、再び努力するという道を選びます。
誰だって将来に不安を持つものであり、そんな中で自分に自信を持てる決断をするなんてなかなかできることではありません!
中野五月というひとりの人間の決断に祝福を!実にあっぱれである!
また彼女は自分に実力がないことを認めて、風太郎にある提案をします。
それは…
勉強 教えてください
五月のセリフより
初期の頃の五月は絶対に風太郎から勉強を教えて貰おうとしませんでした。
その理由は、最初に出会った時に学食で大量に注文していたことをいじられたからでしたね。懐かしい。
また今回は 第18話「嘘つき嘘たろう」の流れを踏まえているのが良いと思います。
上記のリンクの記事を書いているときは五月推しだったな…現在は誰推しなのかは内緒☆ あと書いたのが2年ぐらい前だったので、文章が汚い
この時の彼女はまだ風太郎を信用していなく、喧嘩をしているような状態でした。
彼に勉強を教えてもらいたいものの、自分からは素直に言えないような状態です。
そんな五月ですが、第18話の中間試験編にて三玖に変装?することで風太郎に勉強を教わっていました。
結局は中間テストの結果は散々でしたが、五月と風太郎の和解のシーンとしてとても印象的でしたね。
それ以降、林間学校編終盤に風太郎が五月に京都の生徒手帳の写真の女の子との思い出と、自分が勉強する理由を話しました。
それ以降は2人の関係は徐々に改善していきました。
そして今回、五月は改めて風太郎に勉強を教えてもらうようにお願いします。
これは五月自身が風太郎に対して本当の意味で心を開いた証明でしょう!
母の言葉の謎
今回にて判明した姉妹の母が娘たちに言っていた言葉にも注目です。
あなたは私のようには
零奈の回想より
絶対にならないでください
パッとみた感じでは、零奈は自分の人生における選択などを後悔しており、五月たちにも自分と同じ後悔をしてほしくないと捉えることが出来ますね。
実際に無堂先生もそのことを言及しており、その言葉を使うことで五月に揺さぶりをかけていました。
実際のところ、この言葉の意味ってなんでしょうね?
確かに娘を授かった瞬間に旦那に逃げられるなど、零奈の人生は散々だったと思います。
だだ零奈は優れた教員であり、マルオを始めとした多くの生徒に尊敬されていましたし、彼女もそのことを自覚しているはずです。
教員としては成功していることを考えると、零奈の言葉の意味はマイナスだと捉えることは難しいかなと思いました。
ではなぜ零奈は自分の人生は間違っていたと捉えられるような言葉を言ったのでしょうか?
おそらくそれは、娘たちに自分の人生を自分の好きなように生きて欲しかったからだと思います。
最後に
- 無堂先生は五つ子姉妹を捨てた
- 五月は彼の言葉に惑わされたものの、再び夢と向き合うことにする!
- 風太郎に勉強を教えてもらうことを頼む五月の成長に感激!
今回の感想をまとめるとこんな感じです。
おそらく無堂先生はクズであり、次回そのことが判明すると思います。
なぜ無堂先生は今更五月の目の前に現れたのでしょうか?
また他の姉妹に正体を明かさず、五月のみに自分のことを話した理由も謎です。
次回が楽しみですね!
あ