本作の主人公の炭治郎ですが、鬼舞辻無惨の攻撃によって瀕死状態になってしまいました。
彼はそれがきっかけで夢の世界に入るのですが、そこでどんな物を見るのでしょうか?
また禰豆子も鬼舞辻無惨との戦闘に参加するようです。彼女がどのような活躍をするのか期待ですね!
鬼舞辻無惨は相変わらず強い
鬼舞辻無惨の攻撃には毒のような能力を持つ大量の血が付与されています。
炭治郎は目に鬼舞辻無惨の攻撃を喰らった影響で、目に傷を受けてしまいました。
彼自身も読者も命に関わる致命傷ではないと思っていたのですが、まさかこの傷が原因で気絶してしまうことになります。
目の傷の付近がグロテスクな感じで変形しており、人間としての形を維持していませんでした。
このグロテスク感じの彼を見たら、小学生なら気絶してしまうでしょう。成人している私でもグロッキーに感じたのですから。
柱たちでもそんな鬼舞辻無惨を攻撃を防ぐのは難しく、攻撃を受けてしまいました。
本来であれば彼らも炭治郎と同じような状態になってしまうと思うのですが…
炭治郎は本当に死んでしまったのだろうか?
鬼舞辻無惨の斬撃を喰らったせいで大ダメージを受けてしまった炭治郎。彼は本当に死んでしまうのでしょうか?
彼の生死に関しては諸説ありますが、私は死んでいないと思います。そう思う理由は下記の2点。
- 主人公だから
- 倒れた時こそヒノカミ神楽の剣士・縁壱が現れるタイミングだから
まずは①の主人公だからという理由について解説していきます。と言いましてもこれに関しては説明する必要はないでしょう。
本作は鬼舞辻無惨というラスボスと交戦中です。メタ的に考えて主人公がまず初めに退場するなんてあり得ません。
もしやられたとしても、それが原因になってパワーアップするのが少年漫画のお約束です。
炭治郎は主人公なので鬼舞辻無惨戦が始まった直後というこのタイミングで死ぬことはないでしょう。
次に②の「倒れた時こそヒノカミ神楽の剣士・縁壱が現れるタイミングだから」について解説していきます。
炭治郎の夢の中でたびたび現れる謎の剣士。
炭治郎と同じ日の呼吸・ヒノカミ神楽を使うことが分かっているものの、彼の素性に関しては多くの謎が隠されております。
また最近になって上弦の壱”黒死牟”の弟であることが判明されました。
炭治郎が夢の中で縁壱にあったタイミングは以下のような時でしたね。
- 下弦の壱・魘夢の夢の世界に閉じ込められた時
- 上弦の陸の堕姫・妓夫太郎との戦闘後に寝ていた時
どちらにも共通するのは、この時炭治郎が寝ている状態だったという事実ですね。
現在の炭治郎は瀕死の状態で気を失っている、つまり寝ていると捉えることができます。
なのでこのタイミングで縁壱が夢の中に現れるはずです。
再登場した縁壱は一体何をするのでしょうか?
おそらく自身の過去を詳しく語り、ヒノカミ神楽の炭治郎の知らない最後の型を教えるのでしょう。
炭治郎が復活するとしたら、他の隊士が全滅しそうなピンチのタイミングになると思います。
炭治郎は夢の中で何を見るのだろうか?
そして今回の最後付近にて、炭治郎は再び夢の中の世界へ行くことになります。
ここは彼が初めて縁壱と思われる剣士と出会った場所。何もない訳がありません。
あれ? 匂いが全然しない
作中の炭治郎の回想より
ここで気になるのは、この夢の中には匂いが全然しないと言う点。
炭治郎は嗅覚に優れており、そこから状況を導き出す能力を持っています。
そんな彼を持ってしても、この場所がどのような場所になっているのか分からないようです。
また彼の額に痣がない点も不自然に思います。
炭治郎の痣は縁壱とは違い幼少期に火傷によってできたものになっています。
なので鬼狩の宿命とは関係ないので、彼に痣がないのは不自然かと。
なぜ夢の中の炭治郎は痣がないのでしょうか?
彼が夢を通して自分の先祖である「炭吉」の記憶を見ていると言う可能性が思い浮かびました。
炭吉とはコミックス12巻の、遊郭編終了後に炭治郎が見た夢にできた青年ですね。
その時に炭吉は縁壱をすることになります。おそらく炭治郎の持っている髪飾りも住吉が縁壱から貰ったものなのでしょう。
よく見たらこの時の炭吉の着物と、夢の中で炭治郎がきていた着物は同じものになっていますね。
おそらくは炭治郎は夢の中で炭吉の記憶を見ているのでしょう。
- 縁壱がどんな人間だったのか
- 本作でまだ明かされていなかった謎
- ヒノカミ神楽の炭治郎が知らない最後の型
その記憶を通して本作で明かされていなかった謎が数多く判明すると思います。
禰豆子復活
炭治郎も柱たちも鬼舞辻無惨の攻撃を受けてしまい、このままでは死んでしまうような状態になっています。
そのような絶望的な状態を救うことになるのは、禰豆子になるのでしょう。
彼女は珠代が作った「鬼を人間に戻す薬」を服用しており、その効果が出るまで元柱たちの護衛の元睡眠をとっているような状態でした。
その薬が効き人間に戻るまで目を覚まさないと思っていたのですが、今回目覚めることになります。
ただし身体能力が高いままの状態だったことから、人間には戻っておらず鬼のままだと言うことが分かりますね。
この展開を見て、いろいろホッとした気分になりました。
禰豆子の鬼血術は鬼の細胞を燃やし尽くす効果を持ちます。
鬼に対しては非常に有効な攻撃手段である上に、上弦の陸の妓夫太郎の毒を解毒するなど、鬼血術を無効化する能力を持っています。
それによって危篤状態だった炭治郎や元音柱・宇髄天元さんらの命を救いました。
おそらくは禰豆子の鬼血術は鬼舞辻無惨に対しても有効だと思われます。
鬼舞辻無惨の血は毒のような効果があり、攻撃対象の肉体を変形させてしまうのですが、禰豆子が鬼血術を使うことによりそれらの治療ができるようになるのです。
なので炭治郎は回復するようになる上に、柱たちは鬼舞辻無惨の攻撃に対してある程度の耐性を得ることが可能になると思われます。
最後に
- 禰豆子参戦
- 夢の中で炭治郎は何を見るのか
今回気になった要素はこんな感じですね。
禰豆子がきたことにより、鬼殺隊の隊士が即死することは無くなったと思います。
ただ鬼舞辻無惨は禰豆子を吸収して、日光の弱点を克服することを目標にしています。
彼の目的である禰豆子を送り出して本当に良かったのかは不明ですね。
そして炭治郎がどのような夢を見るのかについても気になります。