『盤上の詰みと罰』は将棋を通じてのコミュニケーションを描き切った漫画だ!

『りゅうおうのおしごと!』という将棋ライトノベルの影響で、僕の中で将棋もののフィクションを読むブームがき始めました。今回紹介する作品は『盤上の詰みと罰』です。

本作『盤上の詰みと罰』は”将棋”というゲームを通じて人間の生き様や将棋に対する思いを丁寧に描き切っている漫画で、フィクションにおける将棋もの魅力がギッシリと詰まっています

『りゅうおうのおしごと!』や『3月のライオン』などの将棋ものを読んで、もっと将棋を題材にした作品を読んで見たいって人にオススメです。

あらすじ

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主人公の「霧島都」は17歳という若さで女流6冠という女性棋士最強の称号を得た天才将棋指しです。

ですが5年前に”ある男”との将棋を指したことが原因で記憶障害になってしまい、1ヶ月経つと記憶がリセットされるようになってしまいました

記憶を失った対局の後、その旅の目的は主人公の目的は自分の記憶を奪った”ある男”を探し当て、もう一度将棋を指す為にプロ棋士としての活動をやめて日本全国を旅することにしました。

対局することで思い出す”将棋への熱い想い”

現役時代の主人公は他の追随を許さないほどの圧倒的な存在で、他の棋士たちにとっては憧れの存在 でした。

主人公は”ある男”を探す旅の途中で自分が過去に対戦した人や現役時代のライバルなどと将棋をすることになります。

本作の対戦相手は、主人公都と対局することで現役棋士だった都との思い出や、自分の将棋への情熱を思い出し、自分が将棋のことを好きだと再認識していきます

将棋というゲームを通じてのコミュニケーション

本作は”将棋”というゲームを通じた人間同士のコミュニケーションが丁寧に描かれております

僕の中学の時にクラスの間で将棋を指すのがブームになっており、休み時間を使って毎日将棋を指していた時期がありました。

どんな人でも好きな戦法や得意な戦法が異なっており、クラスのリーダー的な人は飛車をうまく使い、相手の駒を撮りまくったりしてましたし、頭の良いやつはどのように玉を守っていくのか考えてプレイしてました。

要するに駒の動かし方ひとつにも人の性格や人生観が表れるので、将棋を指すのは対局している人同士が人生について語るコミュニケーションとも言えるでしょう。

本作の欠点

将棋の知識がないと読むことが辛い

本作は将棋の専門用語が多く出てくるので、将棋に対する知識がないと読むのが辛いかもしれません。

主人公が17歳で女流6冠を達成という女性棋士最強の称号を得ましたが、将棋の知識がないと”女流6冠”がどのくらい凄いことなのかいまいち分かりません

僕は将棋を題材にした漫画やライトノベルを多めの読んでいたので、将棋の専門用語などをある程度理解できて、すらすらと読むことができました。

全2巻しかなく短い

本作が掲載していた雑誌が廃刊になってしまい、全2巻しか刊行されていません 。物語が中途半端な形で終わっていることはないので安心して下さい。

短いのなら手軽に読めて良いのではないかと思われる人もいると思いますが、本作の目的である”あの男”を探すという要素が少なめになっています。

できるのなら伏線をバレないようにはり、物語を長く丁寧に描き切って欲しかったです

まとめ

『盤上の詰みと罰』は将棋を通してのコミュニケーションを丁寧に描き切った作品でした。

先ほども述べたように欠点はあるものの、キャラ同士の将棋は心に残るものがあるので、ぜひみなさまにも読んでいただきたいです。

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