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【ブルーロック】自我を剥き出しにするエゴイストに対してユーヴァースは何を思うのだろうか?

『ブルーロック』第227話『未来への天秤』の感想です。ネタバレを含みます。

馬狼がいつも通りのワガママなスタイルになってしまいました。

彼の所属するチームであるユーヴァースはチームの連携を重視しています。あえて規則を無視して自分のエゴを貫き通す馬狼のスタイルとは真逆ですね。

馬狼は自分のチームに対して色々と思うところがあったのでしょう。

ロレンツォなどのチームメイトはそんな彼に対してどのような感情を抱いているのでしょうか。今回はそれについて考えてみたいと思います。

馬狼は生粋の勝負師

馬狼にとって格下だと思っていた世一に負かされたのは屈辱的なことであり、それと同時に自分の人生を変える大きなきっかけでもありました。

ブルーロックのエゴイスト達の中には、元から持っていた基礎能力がとても素晴らしく、ブルーロックに参加しなくても良いサッカー人生を送れるような選手も数多くいます。

現在馬狼とチームメイトである蟻生とかどんなポジションをやらせても無難に活躍してくれます。

一方でブルーロックという特殊な環境でないと輝けず、才能が埋もれてしまったと思うような選手もいます。

馬狼はブルーロックに参加して、世一に敗北しないと今のような最高のストライカーにはなれなかったはずです。

本作を読んで馬狼の活躍を見ていると、自分の才能を活かせる場所にやって来れて良かったなという気持ちに溢れてきます。

スナッフィは馬狼をどう思っているのか

チームを無視して行動した馬狼。

監督役のスナッフィーがそんな馬狼を後退させずにピッチに残したのは、彼のような人間が好きだったからのようです。

スナッフィーには同じサッカー選手をしていた友人がいるのですが、メンタルを崩してしまい自殺してしまいました。

そんなスナッフィーの親友は現在の馬狼のような性格をしていることが今回明かされました。

スナッフィーは馬狼を指導することによって、なくなってしまった親友のことを思い出したのかもしれません。

そのように考えると、規律無視した馬狼を下げなかったのも納得ができます。

ロレンツォ優しすぎる

今回の馬狼の行動はチームに対する裏切りのようなものです。

ロレンツォはスナッフィーをとても大事に思っているので、彼に反逆するのであれば馬狼を粛清するのではないかと考えていました。

基本的にサッカーで裏切りなんて起きません。久遠?そんなやつは知らん。

粛清するとしても今の某ドイツの闇堕ちヒーローみたいにボールを渡さずにチーム内で孤立させてぼっちにさせるのが精一杯でしょう。

てっきり馬狼もロレンツォによって國神のようなぼっち状態にされるのではないかと心配していたのですが、どうやらそんな事はなさそうです。

馬狼がいつも通りのワガママキングモードになったとしても、「何これ おもしろ展開OK」と言って彼に強力します。

ユーヴァース暖かいなぁ。

メタビ複数人連携はヤバくないか

ユーヴァースには二子と愛空、そしてマスターストライカーのスナッフィがメタビを会得しています。

バスタード・ミュンヘンでは世一とカイザーがこの能力を持って活躍していましたね。

彼らの活躍を見たら分かるように、メタビは非常に強力な能力になっています。

それらが攻撃において連携していったらと考えると、ゴールを守るのが困難だということはだれでも分かるはず。

世一とカイザーも連携すればいいと思いますが、彼らの性格的に協力して一緒にプレーするのはありえないでしょうね。

最後に

今回はいつも通りに戻った馬狼と、彼のチームメイトの抱く感情。そしてこれからのユーヴァースついて考えてみました。

この記事が参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。