今回は電撃文庫の看板作品『ソードアートオンライン 』の刊行10周年イベント『ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-』に行ったのでその感想を書いていきます。
このイベントにはプレイステーションなどを制作している「SONY」が協賛しており、リアルとバーチャルが融合した最先端の技術を駆使した映像体験ができるようになります。
特に展示中盤で見ることができる4面ディスプレイを駆使した映像体験は超大迫力でした!
(噂ではこのイベント、グッツが全て完売したとしても赤字だとか…)
ただでさえカッコいいキリトさんが、超カッコよく見える!最高!
SAO10周年ってなんだか実感が湧かないです。
確かアニメが放映されたのがわたしが高校生の頃でした。
自分の年齢と作品の生まれた年齢を比較してしまうと、どうしても自分が歳をとってしまったと思ってしまいます。
あの頃はライトノベル全盛期であり、色々な作品がアニメになっていましたね。
SAOのヒット以降、WEB出身の作品が注目されるようになりました。
MMOをモデルとした異世界転生モノが大量に現れたのは、SAOの影響だと行っても過言ではないでしょう。
(異世界転生の主人公は俺TUEEEすることで有名ですが、SAOの主人公のキリトは敵と互角の戦いになることが多い上に、負けるときは負けるので俺TUEEEではないんですよね…)
前書きは長くなりましたが、イベントの感想の方へ移っていきましょう。
目次
イベントの感想
入館するまで
会場に到着♩
まだ10時なのに人がたくさんいました。
どうやらキリトさんになりきってソードスキルを行える「ソードスキルチャレンジ」というイベントもやっていたようです。
しかしこのイベントは抽選が必要であり、わたしはその事をしらなかったのでできませんでした。
特典付き前売り券を買ったので、その特典ももらいました。
キリトさんカッケー。
中には作者の川原礫先生や『Fate/staynight』でお馴染みの奈須きのこ先生などの色々など、色々な方のコメントが載っていました。
「SAO」の文字が目立つのはパスケースになっています。カッコいいですね。
普通の入場者特典としてポストカードも貰いました。
20190815という日付が載っていることから、日によってもらえるキャラが違うのではないかと予想。というかそうなっています。
音声ガイド(1000円)も頼みました。
ラースの菊岡誠二郎が展示を解説してくれます。没頭感がすごくテンションが上がりまくりです。
特にこのイベントは菊岡誠二郎が主催しているという設定。なのでそんな彼が解説してくれるので、リアルを飛び出した感がハンパないです。
それによりSAOの世界により没頭できるようになったので、頼んで良かったと強く感じました。
あと音声ガイドだけのために声優さんの新規ボイスを取るなんて豪華すぎて少し笑ってしまいます。
SONYのギャラクシーの端末や骨伝導のイアフォンを利用しているので、ちゃっかり宣伝になっているんだなと思いました。
ちなみに展示は撮影禁止となっているので、基本的に文字だけで解説していくつもりです。
ZONE01 EX-REALITY -Welcome to RATH-
まずはじめに通路の壁にプロジェクターでキリトさんの今までの戦いが写るので、それを復習していきます。
わたしは「ジャンプ展」など展覧会系のイベントは何度か訪れたことがあるのですが、ここまで凝ったイベントは初めてだったので最初からテンション上がりっぱなしです。
その後「ラース」の館内を忠実に再現した展示が現れます。
マジでそっくりすぎてビビります。
まるで菊岡さんの部下になったようだ!
ZONE02 EX-VIRTUAL THEATER -Dive into AINCRAD-
その後4面ディスプレイのエリアに連れて行かれます。
そこでも菊岡さんが何回も「撮影禁止」と伝えます。
それと同時に違反者には「それなりの手段をもって対応」するとも言ってました。
もし撮影したらどうなっていたのでしょうか((((;゚Д゚)))))))
なんとなくディスニーランドのアトラクションの待っているときを思い出して、懐かしい気持ちになります。
そんなこともありましたが、わたしは何事もなく4面ディスプレイのエリアに足を踏み入れることができました。
記事の冒頭でも述べたように、SONYの最先端の技術を駆使した映像体験に驚愕しました。
360度ディスプレイなので、どの向きを向いてもアインクラッドの空間が見えるわけですよ。
そのアインクラッドの世界がリアルに作られており、あたかも自分がSAOプレイヤーになったかのような気持ちになりましたね。
その上映像の動き方もすごく、ただアニメを見ているだけなのに、ディズニーランドにあるようなジェットコースターに乗っているような感じになれました。
この映像体験はすごい!わたしの語彙力では伝え切れませんね。
ZONE03 EX-CHRONICLE -Birth of the Death Game-
ここは最初のエリアと同じく『ソードアートオンライン』という作品のストーリーを振り返っていくエリアとなっています。
最初のエリアはSAOの登場人物である菊岡さん視点だったのに対し、このエリアでは原作者の川原礫さんなどクリエイターサイドの情報が中心的です。
音声ガイドはここから2バージョンに分かれます。
- ver.A 「そーどあーと・おふらいん 出張版」出演:キリト・アスナ・ユイ+ゲスト
- ver.B 原作・川原礫&スタッフによる解説
わたしは 「ver.B 原作・川原礫&スタッフによる解説」を選択しました。
文庫のあとがきに書かれていた情報や初出と思われた情報など、SAOに関する事柄をたくさん聞くことができます。
先生は作家デビュー当初、アリシゼーション編を最後まで執筆することを目標としていました。
その夢は叶った上にアリシゼーション編は全てアニメ化されることが決定しています。
対談にて先生がアニメスタッフやファンに対して常に「ありがとうございます」と言っており、非常に感謝をしているという気持ちが伝わってきます。
わたしからは「SAOという素晴らしい作品を生み出してくださって、ありがとうございます!」としか返すことができませんね。
あとはフェアリーダンス編のエリアから会場の天井あたりにある通路を見ると、後ろ姿の茅場晶彦の姿が見えたのでエモいと感じましたね。
隠れた場所で背中姿だけを見せるというのが、彼らしくて素敵だと思います。
わたしはSAOをキリトさんの活躍がカッコいいバトルライトノベルとして楽しんでいます。
やはりキリトさんの活躍はカッコよく、中二心がくすぐられます。
彼の活躍を見るたびに純粋にアニメやライトノベルを楽しんでいた「あの頃」を思い出すので、SAOは歳を重ねた今でもとても楽しく読める素敵な作品です。
そんな中、音声解説を聞くことで川原礫先生はSAOをSF小説として執筆しているということを再び強く感じることができるようになりました。
- VR
- AR
- フルダイブシステム
- 人工知能
SAOではストーリーを通じて、このような近未来的な仕組みが登場したら世界はどのようになるのかという仮説が提唱されています。
例えば映画『オーディナル-スケール』は同じARゲームである『ポケモンGO』と公開時期が重なったことにより、作中でもリアルでも同じような現象が起こりましたね。
SAOはキリトさんの活躍と派手な戦闘シーンが特徴的な作品だったので、つい本作が「SFである」ということを忘れてしまいます。
このようなSF的仮説が多くあることを改めて理解しました。
ZONE04 EX-STORE -The treasure market-
どん!(約19,000円)
グッツエリア。限定グッツを中心にたくさんの商品が買えます。
わたしはこのようなグッツを買いました。服ばっかりですね。
キーホルダーなど人気の商品はかなり完売状態でした。グッツが欲しいと思っていた人は発狂してそうですね。
わたしは(約19,000円分金を使いましたが)グッツを買う気はさらさらなく、最低限先行販売される『ソードアート・オンライン マテリアル・エディション:リミックス』さえ買えればいいと思っていたのでなんとも思いませんでしたが。
なんとも思いませんでしたが。
10周年記念パンフレット『EX-CHRONICLE』
SAOの歴史を振り返るパンプレット。
このイベントの主題歌となったReoNaさんの「Till the End」のCDもついてきます。
というかイベントのために主題歌つけるなんて良い意味でおかしいでしょ!最高のイベントでした!
ソードアート・オンライン マテリアル・エディション:リミックス
一番欲しかったグッツ。勢いで2冊買ってしまいました。
後から電撃文庫でも刊行されるらしいので、イベントに来れなかった人は気長に待ちましょう。ユナイタルリング編の刊行が…
感想は気が向いたら書きます。
イベント会場をアパレルショップだと勘違いした人間なので服をたくさん買いました。
服に関しては特にいうことはありません。
ラース秋葉原支部土産 プリントクッキー
おみやげ用です。
最後に
今回は『ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-』に行ったのでその感想を書いていきました。
展覧イベントは大迫力であり、本当に凄かったです(語彙力)
おそらくSAO以外のタイトルではこのような豪華なイベントを行うのは難しいでしょう。
本当に行って良かったと思いました。