週刊少年マガジン連載分の『五等分の花嫁』最新話の感想です。
ネタバレ有りなので、単行本派の方やアニメ派の方はブラウザバック推奨です。
『五等分の花嫁』73話を読んで気になった点を挙げてみたいと思います。
今回にて五つ子パパと風太郎との勝負が再び開幕します。
その勝負の内容とは、姉妹の赤点を回避しながら、風太郎自身も全国で10位以内の高得点を収めるというものです。
もしそのノルマをクリアできなかった場合、風太郎は家庭教師をクビになってしまいます。
さて、風太郎と姉妹たちの運命はどうなってしまうのでしょうか?
目次
五つ子パパについて
教育界隈にコネがあるのでは
風太郎と五つ子姉妹が同じクラスになれたのは、五つ子のパパが仕組んだ結果でした。
五つ子パパはそれだけではなく、理事長の息子であるクラスの人気者・武田祐介をも同じクラスに割り当て、姉妹の家庭教師にするように企てます。
武田を家庭教師にするという計画は、風太郎と姉妹たちによって阻止されてしまったものの、武田と風太郎の衝突が大きな波乱になったことには変わりありません。
五つ子のパパは理事長と面識があると語っていました。彼はこの学園のみならずあらゆる教育機関を繋がっているのかもしれません。
姉妹が風太郎の学校に転校するまでに通っていた学校は、名門女子校である黒薔薇女子でした。
当時の姉妹たちは学力が低すぎて、名門高校に通う実力はないと思います。
それでも黒薔薇女子に在籍できたのは、五つ子のパパが教育界隈と関わりが深かったらだと予想します。
彼の妻であり姉妹の実の母は教師をしていました。ですので五つ子パパが教育界隈と深く繋がっていたとしても、不自然ではありません。
ひょっとしたら彼は教育に関わることで、亡き妻がくれた繋がりを保とうとしていたのかもしれません。
五つ子パパは風太郎を試しているのでは?
五つ子のパパは風太郎を嫌っているように振舞っているものの、実は風太郎を認めている可能性が高いです。
要するに五つ子パパはツンデレ。
五つ子パパは林間学校で風太郎が倒れた時には、彼の努力を認めて「これからも励みたまえよ」と励ますような言葉を贈っています。
高かったはずの風太郎の好感度が一気に落ちた原因は、彼に最愛の娘たちを取られてしまったからでしょう。
五つ子パパは娘を奪った風太郎を嫌っているものの、彼の能力や実力は認めており、風太郎を成長させるべく多くの試練を与えようとしているのではないのでしょうか?
風太郎の自称ライバル・武田祐介について
風太郎とは正反対
風太郎の自称ライバル・武田祐介の特賞を挙げてみたいと思います。
- ボンボン
- 理事長の息子
- クラスの人気者
- 金髪
- 五つ子姉妹から快く思われていない
このように特徴を挙げてみると、武田は貧乏人の風太郎はと正反対の要素を持った男だということが分かりますね。
姉妹には興味が無さそう
武田のスペックは高く、姉妹の誰かが奪われてしまうような恐れもありますが、そのような展開にはならないと思います。
なぜなら武田が気にしているのは、自身のライバルである風太郎のみであり、彼の足を引っ張る五つ子姉妹のことはあまり好ましく思っていないからです。
しかし武田が家庭教師になった場合、風太郎の足を引っ張った恨みでにより、五つ子姉妹に害を及ぼす可能性も考えられます。
テスト結果で見る人間関係
最初から五つ子パパが家族を愛している事が示唆されていた
五つ子のパパは登場した時には、どんなことよりも成果を求めるようなリアリストという印象がありました。
しかし五つ子パパは登場した当初から、娘たちのことを愛していたことが示唆されております。
ここで彼の娘たち、そして妻の名前を確認していきましょう。
- 零奈 (妻)
- 一花
- 二乃
- 三玖
- 四葉
- 五月
何か全員に共通する点が見つかると思います。その共通点とは「全員名前に数字が入っている」というものです。
今更感があり誰でも知っているようなことだと思いますが、その数字が入っているという事実が非常に重要になってきます。
数字=家族
五つ子のパパについて話題を戻します。物語初登場の彼は、成果を求めるリアリストでした。
成果を出すということはすなわち、高い数字を出さなければいけないということです。
- 五つ子パパ→成果を求める
- 成果=数字
- 数字=家族
五つ子のパパの家族に数字が入っていることから、彼が成果を出すことにこだわる理由は、家族を大切にしていたからだと分かるのです。
ということは一花は特別なヒロインなのでは?
このように考えると、数学が一番得意な一花は五つ子パパにとって特別な人間という事になりますよね。
一花は女優をやっております。ですので事務所に入る時など、契約書で保護者のサインを貰わないといけないような機会もあったはずです。
おそらく五つ子パパは、一花が女優をやっていることを認めていると思います。
また一花は、二乃や五月などと違い、五つ子のパパのことを嫌ってはいないんですよね。
五つ子パパと一花は何かしらの特別な関係にあると予想します。
風太郎が教師になるのかについて考えてみよう
本作のような主人公が家庭教師になるような作品だと、主人公が将来教師になるのではないかと思わざるを得ません。
しかしわたしは『五等分の花嫁』の主人公の風太郎は教師にはならないと思います。
理由は3点ありまして、まずひとつはヒロインである五月が教師を目指しているからです。メタ的に考えればヒロインと同じ職業につくとは思えません。
二つ目は風太郎は家が貧乏である上に、自身もお金に拘っているので、給料が高い仕事に就く思うからです。
彼の成績は非常に高く、この調子でいけば絶対に一流と呼ばれるような大学に進学でき、高収入の仕事にも就けるはずです。
三つ目の理由は、風太郎が家庭教師をするのはあくまで五つ子姉妹の為であり、今のところ他の生徒に教えようとは思っていないからです。
風太郎は教えるという行為にはあまり関心がなく、それよりも姉妹と関わって心が豊かになり、幸せになっていると実感しております。
彼は教育という仕事自体にはあまり興味はなく、高年収になれる可能性を捨ててまで教師になるとは思えません。
よってわたしは風太郎は教師にならないと思います。
最後に
『五等分の花嫁』の73話を読んで思ったことをまとめてみました。
この記事を読んだあなたが、『五等分の花嫁』をより一層楽しめるようになれたのなら、とても嬉しいです。
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