今回は人気ライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』の映画を見たのでその感想を書いていこうと思います。
結論から言いますと、超素晴らしかったです!この素晴らしき映画に祝福を!
「何点でしたか?」と尋ねられたらまんべんの笑顔で「百二十点」と答えてしまうほどに。
原作でアニメになっていない5巻のエピソードを素晴らしいクオリティでアニメ化しています。
その上原作にはいないバニルとウィズを登場させるなど、ファンを喜ばせるためのオリジナルストーリーも満載!映画の豪華さが増しています!
なのでアニメ派原作派問わず『この素晴らしい世界に祝福を!』が好きな方は絶対に見て欲しい作品になっています!
目次
映画の内容は原作5巻+オリジナルストーリー
めぐみんの故郷である紅魔の里に魔王軍が襲来して危ないことを知ったカズマたち。
めぐみんの仲間の危機を救うために、紅魔族の住む里に向かうのであった!
この映画は原作5巻の内容に加えて、後半からオリジナルのストーリーを加えたような内容になっています。
映画といえばオリジナルストーリーになるイメージがありますが、ライトノベル原作に限ってはまだアニメになっていない話をやるのが流行っている印象があります。
この前やっていた『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』もそんな感じでしたし。
このすばの原作5巻は『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』と同様に、アニメではまだ放映されたことのないストーリーです。
ちょうどアニメでやった、カズマたちがアクシズ教の温泉街に行った回の続きになっているので、アニメだけしか見ていない人でも楽しめますね。
あと、個人的にはスピンオフ『この素晴らしい世界に爆焔を!』で公開された、めぐみんとゆんゆんの過去が描かれていたのが個人的に嬉しかったです。
『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の感想!
『このすば』らしいギャグが中心的!
劇場版アニメと聞くとシリアスなストーリーという印象がありますが、この映画はそんなシーンは少なくなっております。
映画版の『銀魂』や『プリズマイリヤ☆ファンタズム』に近いです。
ギャグもつまんないなんてことはなく、いつものこのすばのようにキレッキレです!
私自身、映画を見ているときに大爆笑する機会が何度もありました。
他の観客達も同じ風に思ったのか、劇場では笑い声を上げている人が大勢いましたね。
映画ではカズマにモテ期がやってくるのですが、いつも通りの「クズマ」でありヒロイン達にクズな発言ばかりします。
その方向が相変わらずぶっ飛んでいるので、笑いが絶えませんでしたね!
流石は私たちの主人公「カスマ」さんだ!
バニルとウィズが参戦
原作5巻との違いの一つに、バニルとウィズが参戦しているという点が挙げられます。
どうやら二人は、魔法道具の仕入れのために紅魔の里にやってきたようです。
二人が参戦した事によって何が起こるかと言いますと、メンバー全員が参加するオールスター感が増す事ですね。
魔王軍幹部であり強力な戦闘力を持つ二人が参戦する事で、戦闘がより華やかになり、映画がより一層面白いものへと変化します。
後述しますが、今回映画にて戦うシルビアという敵はとても強いんですよね…バニルとウィズがコンビを組んでも倒せないぐらいには。
そこでバニルは自分の能力を使い、ダクネスの体を乗っ取って戦うのですが、これがまた熱い!
バニルはダクネスの体を乗った過去があるものの、それが原因でカズマたちに倒されてしまうことになりました。
ダクネスとバニルには深い因縁のような間柄になっています。
そんな二人が協力して戦うなんて胸熱ですね。もしかしたらこのような展開はもうないのかもしれませんよ!
ウィズはリッチーということもあり、闇属性の魔法を使うのですが、それが中二病患者ばかりの紅魔の里のみんなに受けが良かった模様。
映画で登場する魔王軍幹部・シルビアさんが強い!
この映画に登場する新しい魔王軍の幹部・シルビアは超強いです。
先ほどこの映画は原作5巻の内容が中心的だと言ったじゃないですか。
原作にもシルビアは登場するのですが、ここまで強化されるとは思ってもいませんでしたね。
まず魔術師殺しと融合した時の強さがとんでもない。
魔術師殺しとは、日本から異世界にやってきた紅魔族の産みの親である研究者が対紅魔族用に製作した兵器です。
シルビアはあらゆるものと結合して、自分の力にする能力を持っていました。なので魔術師殺しの力も吸収して我が物としていました。
そんな彼女は圧倒的な力を持って、紅魔族の里を焼き払ってしまうのです!
魔術師殺しを吸収したため、紅魔族の最大の取り柄である魔法が全く効かなくなってしまいます。
なので紅魔族は自慢の魔法でシルビアを攻撃できませんでした。
そんなシルビアを倒したかと思いましたが、彼女は黄泉の世界に行った事によりよりデュラハンとディアベルを吸収してしまうのです!
ベルディアといえばカズマたちと最初に戦った魔王軍幹部であり首が取れているデュラハンの騎士。「こっち来いよw」
ハンスは、温泉街に行った時に戦った毒を使うデッドリーポイズンスライムでしたね。
そんなシルビアはそんな二人の魔王軍幹部を吸収した事により、超絶強化されてしまいました。
これによりデュラハンとディアベルにも出番が与えられて、この映画は実質「このすばオールスターズ」になっているのもポイントが高いと思います。
めぐみん×ゆんゆんは至高!
映画は紅魔の里がメインになっており、必然的にめぐみんとゆんゆんにスポットが当たることになります。
ちなみに私は、このすばのキャラの中でゆんゆんが一番好きです。
ぼっちで寂しがりな(自称)ヒロインのライバルキャラ兼恋人候補って最強じゃなくないですか!
そんなめぐみんの未来の奥さんになるはずのゆんゆんですが、この映画でも二人のラブラブパワーが爆裂することになります。
まずは二人の合わせ技が爆裂です!
バニルとウィズがコンビを組んでも倒せなかったデュラハンとディアベルを吸収したシルビア。
そんな強敵をめぐみんとゆんゆんが合体技を繰り出すことによって撃破しています。
すげーよこのふたりちょーすげー!
二人は最強です!そのまま結婚してしまえ!
二人のカップリングは至高であるものの、ゆんゆん自体がサブキャラであるためカズマたちと比べると出番が少なく、あまり拝める機会はありません。
そんな中、めぐみんとゆんゆん が劇場版という大舞台にて共同作業にて強敵を撃破するなんてチョー感動ですね!
また作中でも、二人の過去が明かされたり、お互いのことをどれだけ大切に思っているのかが描写されています。
めぐみんとゆんゆんのカップリングが好きな方がこの映画を見たら、最高の時間になること間違い無いでしょう!
最後に
今回は『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の感想をまとめてみました。
めぐみんとゆんゆんの出番が多く、二人のカップリングが好きな私はとても満足しました。
またギャグのキレも相変わらず最高であるため、シリーズが好きな人は絶対に楽しめるはずです!
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