こんにちは。
あなたは東京都内にある『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』というホテルをご存知でしょうか?
通常のホテルはベットと、新聞やTVなどちょっとした暇つぶししか置いていません。
しかしこのホテル『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』は館内に漫画が5000冊以上置かれており、宿泊している最中はその全てが読み放題となっています。
漫画が読み放題のホテルなんて想像できない、という人も多いと思います。
なので今回は『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』に泊まったことのないあなたへ向けて、このホテルがどんな場所なのかを解説していこうと思います。
目次
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』の詳細情報
ホテル名 | MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊® |
住所 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1−14 13 ・5階 |
アクセス | 丸ノ内線淡路町駅から徒歩5分 |
公式サイト | https://mangaarthotel.com/ |
料金の目安 | 4500~7500円前後※宿泊時期によって前後する |
このホテルは「カプセルホテル」という、ひとつの部屋に複数人のベットがある特殊な形態となっています。
- 歯ブラシ
- 髭剃り
- 耳栓
- バスタオル
この4点はホテル側が用意してくれますが、パジャマの貸し出しは有料となっています。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』に置いてある漫画について
まずあなたが気になっているのは「このホテルにはどんな漫画が置いてあるのか」という一点でしょう。
東京以外の他の県から長い移動時間を経て、クタクタになってやって来たのにも関わらず、置いてある漫画が微妙だったらガッカリしますよね。
その危険性を減らすためにも、まずはじめに置いてある漫画のジャンルなどについて説明していこうと思います。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』に置いてある漫画の基本的な傾向は以下のようになっています。
- あらゆるジャンルの作品が置いてある
- マイナーな作品
ホテルに置いてある漫画をざっとみた所、あらゆるジャンルの作品が置いてあることに気が付きます。
このホテルは寝る場所は男子が5階、女子が4階と別れており、それぞれ別々の漫画が置かれています。
わたしは男子であるため、男子が寝る場所に泊まりました。訪れるのは基本的に成人男性であるはずなので、青年漫画が若干多いような印象がありますね。
- 百合
- キャンプ
- 料理
- 恋愛
- バトル
ひとくちに青年漫画といっても、置いてあるジャンルは多種多様。『MANGA ART HOTEL, TOKYO』では色々な漫画を見る事が可能です。
わたしは基本的にシリアスな青春モノとダークファンタジー、そして女の子がとにかく可愛い萌え系の漫画しか読みません。
わたしのように好みが一部のジャンルに偏った人は少ないと思いますが、あなたにも読むジャンルにある程度偏りが存在すると思います。
このホテルにある、今まで見て来なかった多種多様な漫画を手をとって読む事により、新しい世界に触れる事だって可能です。
わたしが今まで読んだ事のない作品で面白いと思ったのはこの作品。
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『1122』。この作品は結婚して長い年月のある夫婦が、2人の合意のもとで不倫を行うという話です。
作品のストーリーを通じて、夫婦とは何か、愛情と友情の違いとは何か、など色々と考えさせられる作品でした。
あとは、マイナーな作品で自分が面白いなと感じた作品があるとニヤニヤします。
わたしの場合は『マグメル深海水族館』という『漫画情報発信マガジン ”Comee mag.”』様にて感想を書かせて頂いた作品を発見しました。
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わたしの書いたレビュー記事はこちら>>>幻想的な深海生物の世界に感動する漫画『マグメル深海水族館』を紹介します! – 漫画情報発信マガジン ”Comee mag.”
『マグメル深海水族館』はこの記事を執筆した時点でコミックスが3巻までしか発売されていない作品です。
非常に面白い作品でありますが、その知名度は『週刊少年ジャンプ』で連載されているような作品よりは少ないはずです。
その表紙を見た瞬間に「このホテルのオーナー、分かっているな」と思い、ニヤッとしてしまいました。
そして中にはこんなレアな本も
英語版の『ゆるキャン△』
その他にも『ゴールデンカムイ』や『かぐや様は告らせたい』など一部の作品の英語版も置いてありました。
このホテルには外国人の方も多く利用しているため、英語版の作品も取り扱っているんですね。
英語版の漫画なんて一冊2000円近くするので、全巻集めようと思うと諭吉様が1人お亡くなりになる…。
そのような気軽に手を出せないような貴重な漫画まで置いてありました。
一方で『ONE PIECE』や『NARUTO -ナルト-』など、誰もが知っているような王道の作品と、意識が低い萌え漫画は少ししか置いていませんでした。
と言っても、わざわざこのホテルに泊まろう思う人は、もう既に『ONE PIECE』などは読んでいるはずですよね。
後で詳しく書きますが、このホテルの内部はとてもオサレになっており、その中に萌え系でえっちな表紙があると、なんとも言えない気分になると思います。
まあ萌え系の作品が読みたかったら、素直に秋葉原に行きましょう。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』の宿泊レポート
新幹線の東京駅で、丸ノ内線に乗り換え、2駅の「淡路町駅」から歩いて5分。
ホテルが見えてきました。
4階と5階に分かれていますが、チェックインは5階の受付で行います。
エレベーターで5階に上がった瞬間から、沢山の漫画たちが出迎えてくれます。
普通のホテルに泊まった時と同じく、自分の名前や住所を記入します。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』の場合、自分の好きな漫画も記入します。
王道の『NARUTO -ナルト-』か、現在色々と熱い『五等分の花嫁』か、通ぶって『盤上の罪と罰』を書くのかだいぶ迷いましたが、無難な『約束のネバーランド』を選ぶ事にしまいた。
受付のお兄さんも『約束のネバーランド』を読んでいたらしく、次にチェックインする人が来るまで色々と語りました。楽しかったです。
ちなみに『約束のネバーランド』は5階の男子用のフロアには無いものの、4階の女子用のフロアに置いてあるそうです。少年漫画が好きな女子もニッコリですね。
また、12〜19時の間だけは男子でも女子のフロアに入る事が可能です。
なので少女漫画が好きな男子がこのホテルに泊まっても、十分に楽しめるのかなと思います。
ちなみにわたしは、秋葉原で欲しい同人誌を探さないといけなく時間が無かったのと、心がキッズのままなので女子の居る場所に行くとドキドキするので、女子のフロアには行きませんでした。
また午前1時まででしたら、スタッフに申しつければ、女子用のフロアの作品も取ってきてもらえます。
わたしのような「どうしても恥ずかしくて女子のフロアに行けない」という人でも女性漫画を楽しむ事ができるはずです。
寝る個室はこんな感じ。
平均的な成人男性が寝れるスペースはあります。ただ身長が高い人は思いっきり伸びて寝る事ができないかもしれません。
敷布団は意外とふかふかしているので、寝転びながら漫画を読む人には最適。床が硬い事が多い漫画喫茶とは大違いです。
到着した瞬間にだらだらライフが始まりますね。
また床下にはルーム番号と、荷物をしまうスペースがあります。
ひとつの部屋に複数の人間が寝るというカプセルホテルの使用上、盗難等が怖いのですが、寝る場所に小さめの金庫があるので貴重品はそこで管理する事が可能です。
続いてシャワールーム。ロゴがオサレ。
内部は白で統一されていて、清潔感がありました。
そしてシャンプーもオサレなデザインをしています。
また、シャワーの水の勢いは弱めです。人によっては少し物足りなく感じるかもしれません。
- 髭剃り
- 歯ブラシ
- 耳栓
- バスタオル
以上の4点はホテル側が用意してくれますが、パジャマの貸し出しは500円の別料金がかかります。
余談ですが、わたしはライトノベルオタクでもありますので、髭剃りと聞くと『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』を連想してしまいます。
この作品はパパ活をする女子高生を主題にした作品であり、先ほど紹介した『1122』と同じく、人間関係について考えさせられます。
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『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』のメリットや良い点
話が逸れましがた、ここで『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』のメリットを紹介します。
漫画が読める
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』の最大の利点でしょう。散々語りましたが、ここでも良いところを軽くまとめておきます。
- あらゆるジャンルを網羅しているので、どんな人でも楽しめる
- マイナー作品が多く、見たことのない作品を読める
- 男子のフロアと女子のフロアで置いてある作品が違う
- ただし萌え系の漫画は少なめ
またこのホテルは書店と契約して運営しているようなので、気に入った作品があればその場で購入する事も可能です。
館内に清潔感がある
旅行に慣れた人にとってカプセルホテルと聞くと、なんだか汚いイメージがあると思います。
わたしは以前東京に宿泊した時に、ここではないカプセルホテルに泊まったのですが、正直あまり清潔感はありませんでした。
しかしこの記事に載せた写真からでも分かるように、館内は白で統一されており、カプセルホテルだとは思えないほど綺麗になっています。
立地条件が良い
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』は千代田区の神田錦町にあります。
この場所はオタクの聖地「秋葉原」からも、新幹線のある「東京駅」からも近いので、漫画好きにとって立地条件は最高に近いと思います。
今回わたしが東京に行った理由は「秋葉原」で、以前から欲しいと思っていた同人誌を探すためでした。
同人誌が目的でなくても、やはり漫画やライトノベルが好きなら「秋葉原」には絶対に行きたいと思いますよね。
「東京駅」から近いことにより、新幹線から降りて少し移動するだけでホテルに到着でき、ゆったりと移動の疲れを癒すことが出来ます。その上、東京の色々な街を観光するのにも便利です。
このホテルは東京の観光をした漫画好きにとって、立地条件が至高の領域に近いんですよね。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』のデメリットや悪かった点
館内での食事が禁止
置いてある漫画の状態を綺麗に保つために、館内で食べ物を食べるのは禁止となっています。
一応ペットボトルのなどのキャップ付きのドリンクを飲むことは可能ですが、コーヒーやビールなど缶に入っているものは持ち込んではダメです。
わたしは毎日コーヒーを大量に飲むカフェイン中毒者なので、缶コーヒーが飲めないと知るとちょっと辛かったです。
自動販売機がない
多くのホテルでは、館内にジュースや缶コーヒーを売っている自動販売機があるのですが、このホテルにはありません。
一応受付でペットボトルの水が売ってあるのですが、、、漫画読みながら飲むコーラやコーヒーって最高ですよね。
一応歩いて3分圏内の場所にコンビニがあるので、もしジュースが飲みたければそこまで買いに行きましょう。
バソコンを広げる作業スペースがない
毎日が忙しいビジネスマンや、わたしみたいなブロガーは旅行先でもパソコンを持っていき、そこで仕事したり記事を書いたりすると思います。
しかしこのホテルには、そういった仕事や作業をするための机が存在しません。
一応漫画を読むための椅子はあるのですが、そこでパソコンやタブレットなど複数の資料やガジェットを広げるのは不可能。
なのでホテルでも仕事をしたい人や、外出先でもガシガシ記事を書きたいブロガーにはオススメできません。
『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』に来たのなら、漫画読んでひたすらダラダラしましょう。
最後に:『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』は漫画好きになら絶対に止まってほしいホテル
今回は漫画が読みたい放題の夢のようなホテル『MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊』を紹介しました。
記事の後半は辛口になってしまいましたが、漫画が好きな人なら泊まって損する事はありません。
置いてある漫画のチョイスが絶妙なので、今まで読んだことのないような作品に出会えるはずです。
また館内はとても綺麗なので、気持ちの良い時間を過ごす事ができました。
もし東京へ観光する機会があったのであれば、是非利用してください。
MANGA ART HOTEL, TOKYO / 漫泊の公式サイトをチェックする
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