この記事には週刊少年マガジン掲載分の『オリエント』のネタバレがあります。
- 最強の鬼神「黒鬼神」
- それを討伐する最強クラスの5人武士「五傑将」
今回のオリエントでは、これからの展開で重要になるであろう、ふたつの大きな要素が登場しました。
特に「五傑将」の1人である「上杉竜臣」と、小次郎の親父である「鐘巻自斎」とは何かしらの関係があることが予想されています。
これらの要素が今後のストーリーにどのように影響するのかを考えながら、今回の話を振り返っていこうと思います。
最強の鬼「黒鬼神」とは
「黒鬼神」は150年前に武蔵たちの住む「日ノ本」に初めてやってきた鬼です。
人間たちの前に姿を現した時から圧倒的な力を有していたようで、誰も黒鬼神に敵わなかったようです。
- 黒鬼神を本物の神だと崇める人
- 外敵だと決めつけて戦う人
その実力から当時の日ノ本では上記のふたつの派閥が生まれました。
鬼を崇める人は、黒鬼神に鬼の餌となる鉱石を分け与えます。そのせいで黒鬼神は肥大化していき、やがて日ノ本の領土の半分を埋め尽くすほどの大きさになってしまいました。
黒鬼神を外的だと決めて戦う人は、のちに天下統一を目指す武士になります。彼らの悲願は黒鬼神を討伐することなのです。
本作では最強の鬼神を倒した武士に「神器」が与えられ「天下人」になり、日ノ本の新たな王になると言われています。
すなわち最強の鬼である黒鬼神を倒した武士は「天下統一」を成すことが可能になると言うことになりますね。
「五傑将」は黒鬼神に対抗できる強力な5人の武士
「五傑将」は日ノ本最強の実力を持つ5人の武士たちのことであり、天下統一に最も近いとも言われています。
おそらくは全員が同じ武士団に所属している訳ではなく、別々の武士団の長を務めていることが予想できます。
話は変わりますが、武士たちが鬼を倒すために使う武器は「鬼鉄刀」と言いますよね。
「鬼鉄刀」は所持している武士の魂の色によって輝き方が変わり、その色は赤、白、青、緑、黄の5種類に分かれています。
中でも「赤」と「白」は珍しい上に強力な色なので、各武士団に1人は欲しいと言われていました。
「五傑将」は日ノ本の中でもとりわけ強力な武士なので、そのメンバーの中には「赤」と「白」の色を持つ人も絶対に存在するはずです。
「上杉竜臣」は五傑将のひとりとして名を馳せている
今回、五傑将の1人として名前が挙がったのが「上杉竜臣」と言う人間。同誌の某ラブコメ漫画に「上杉風太郎」と言う人物がいますが、全くの別人です。
(2024/11/22 11:21:32時点 Amazon調べ-詳細)
上杉竜臣は猿渡みちるの上司にあたる人物であり、彼女たちの所属する武士団の連合の長を務めているようです。
猿渡みちるとは、武蔵たち一行が道中で出会った女性の武士です。熟女にしか反応しない武蔵が「ドキ」っとしていたことから、かなり歳をとっていると思われますが、実際どうなんでしょう?
上杉竜臣はその実力や評判から、他の武士からも圧倒的な信頼を得ていそうですね。少なくともクズのような人物ではないはずです。
小次郎の親父は上杉武士団に所属していた
最強クラスの武将である上杉竜臣が率いているとして有名な「上杉武士団」。小次郎の親父さんである「鐘巻自斎」は昔、そこに所属していたようです。
その証拠に小次郎が親父から引き継いだ、鬼の名前が書いてある絵巻物には、上杉のお殿様の名前が書いてあります。
ここで疑問。なぜ小次郎の親父は上杉武士団をやめてしまったのでしょうか。
もし鬼神を倒しまくり、武士として成功したいと考えるのであれば、上杉武士団を辞めない方が良いはずです。
小次郎の世話をするためという理由も考えましたが、武士団には武士以外の人間も暮らせるような場所があるので、武士をしながらでも子育てをすることは可能。その線はありえません。
- 武士団で何かしらの問題を起こした
- 鬼神についての秘密を知ってしまった
おそらく小次郎の親父は、上杉武士団に所属しているときに、何かしらの問題を起こしてしまった為、武士団から出て行く事になったのではないかと予想しています。
最後に
- 最強の鬼「黒鬼神」
- 最強の武士「五傑将」
- 上杉武士団と小次郎の親父の関係
今回は『オリエント』第46話「はじまりの鬼神」を読んで気になった点を挙げていきました。
もうそろそろ新章が始まり、話も大きく動いてくると思います。上記のような要素がどのように絡まり合うのか非常に楽しみになってきますね。
コミックスの購入はこちらから
(2024/11/22 08:31:08時点 Amazon調べ-詳細)