今回はアニメを見続けて5年以上の僕が、今まで見たアニメの名言や名シーンを系統別にまとめてみました。
どの作品も面白く心に残ってるシーンばかりです。ぜひ皆様にも見ていただきたいです。
あとこの記事にはネタバレ満載です。
目次
成長系
キャラが作中の出来事を通して成長したと感じた瞬間です。
だって私、ユーフォが好きだもん!
『響け!ユーフォニアム』より主人公黄前久美子のセリフです。
彼女は吹奏楽部のコンクールの前に、先生から出来るようにと言われたフレーズがあるのですが、どれだけ練習しても吹けるようにはなりませんでした。
ユーフォニアムをもっと上手くなりたいと願う一方で、そのフレーズが出来なかったことを死ぬほど悔しがっていました。
「だって私、ユーフォが好きだもん!」
このセリフは、そんな状態で姉から「吹部続けてなんか意味あるの?」と聞かれた時に言ったものです。
彼女は何事にも冷めた性格をしており、”情熱”という言葉からかけ離れた存在です。このシーンにて久美子が作中で大きく変わっていき人間として成長して事がわかります。
いつの間にか背を抜かれちまったな
『天元突破グレンラガン』よりカミナのセリフです
最終決戦直前に敵”アンチスパイラル”により幻覚を見せられたシモンですが、その幻覚の中で死んだはずのカミナが登場。
アンチスパイラルのせいで自分の進むべき道を見失いかけていたシモンに、再び進む道を再認識させてくれました。
「いつの間にか背を抜かれちまったな」とはカミナが再びシモンに会った際に、言葉どうりシモンが肉体的に成長して背を抜かれた という意味と
自分の代わりに大グレン団を率いた彼の精神的な成長を感じた という二つの意味が込められてあります。
シモンが自分の成長を実感して、カミナも心の底からシモンの成長を喜ぶ名シーンです。
ネタ系
ネットなどでよくネタにされているシーンです。
強いられているんだ!
『機動戦士ガンダムAGE』よりイワークさんの名言です。
このイワークさんが住むファーデーンという街は裕福層と貧困層の差が激しい上に、身内同士で戦争ごっこをしているので貧困層はますます貧困になっていくばかりです。
イワークさんがそんな街の環境に怒りをあらわにしたシーンで、普通なら視聴者に問題提議をするようなシーンなのですが、
演出やキャラクターデザインの違和感からネタシーンとして定着してしまいました。
闇の炎に抱かれて消えろ!
『中二病でも恋がしたい!』よりダークフレイムマスター富樫勇太の名言です。
彼は中学時代まぎれもない中二病で、高校に進学してからはその思い出を忘れたいと思っています。地元から離れた高校を受験したのは中二病時代を知る人と距離を置きたかったからです。
そんな彼は、物語開始時に自分の過去を知る中二病少女と出会ってしまい、どんどんその忘れ去りたい過去を掘り起こされていきます 。
自害しろランサー
『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』より言峰綺礼がサーバントであるランサーに令呪を使用したシーンです。
令呪というのはサーバントにどんな命令でも下せる契約のようなものです。フェイトシリーズのランサーはこの令呪で自害することが往往にしてあるので、代表してこのシーンをチョイスしました。
私って本当バカ
『魔法少女まどか☆マギカ』より美樹さやかの名言です。
この作品では魔法少女として戦う運命を背負う代わりに、願い事を一つ叶えてもらえます。
さやかはその願いで好きな男の子の怪我を治してあげますが、その男の子はさやか以外の女に惚れてしまいました。
魔法少女にもこの世界にも何もかもに絶望した時に放った言葉でした。このセリフは本作の理不尽な世界を象徴しています。
俺がガンダムだ!
『機動戦士ガンダム00』より主人公刹那・F・セイエイのセリフです。
一見ネタセリフに見えますが、ガンダム00を見ていると名言に聞こえてくるから不思議です。
彼にとってガンダムというのは自分を戦場から救ってくれた平和の象徴のようなものです。
すなわちガンダムになるというのは、自分も世界に平和を与えるんだという彼自身の強い思いの現れでもあるのです。
代名詞系
そのキャラクターの代名詞というようなシーンや決めセリフです。
エクスプロージョン!
『この素晴らしい世界に祝福を!』をより紅魔族の少女めぐみんの必殺技です。
地面にクレーターを作るほどの破壊力がありますが、この技を打ったあとのめぐみんは体力が尽きて力尽きてしまい 、他の誰かがいないと動けない状況になってしまいます。
ストーリーが進んでいくにつれて、仲間との連携が取れてこの技が頼られるようになり、原作ではとどめの一撃として定着しています。
あと、めぐみんファンならスピンオフ『この素晴らしい世界に爆焔を!』と原作9巻は必見です。
私、気になります!
アニメ『氷菓』および原作小説『古典部シリーズ』より千反田えるの名言です。好奇心旺盛な彼女は主人公の折木奉太郎にこのセリフを放つことで、彼を事件の数々に巻き込んでいきます。
また、このシーンの作画が神がかっているのも特徴的です。『氷菓』が今でも”本気の京アニ”と呼ばれている理由も頷けます。
かっとビングだぜ!俺!
遊戯王ゼアルより主人公九十九遊馬の決めセリフです。
前作5D’sからキッズ向けに転校したということもあり、アニメ放送当時はカットビング (笑)と言われてバカにされていましたが、
アニメのストーリーが進むにつれて、遊馬の成長と裏切った仲間を許す彼の器のデカさに憧れるファンが続出 しました。
今ではかっとビングは最高のデュエリストが使う、カッコいい決め台詞となっています。
カッコイイ系
僕が「カッコイイ」と思ったキャラのセリフについてまとめていきます。
どのキャラも僕たちには出来ないことを平然とやってのけます。見返していると思わず「そこにシビれる!あこがれるゥ!」と言いたくなりますね。
俺が最後に見せるのは代々に受け継いたツェプリ魂だ!人間の魂だ!受け取ってくれ!
ジョジョの奇妙な冒険よりシーザーの名言です。
シーザーは太陽光を苦手とする柱の男ワムウに、日光をシャボン玉をレンズのようにして集めて当てる作戦を実行するも、ワムウのモード神砂嵐によって破れてしまいます。
「俺が最後に見せるのは代々に受け継いたツェプリ魂だ!人間の魂だ!受け取ってくれ!」
そんな彼が死ぬ間際にワムウからジョジョの心臓にかけられた毒を解除する解毒剤を奪い取り、最後の力を振りしめて波紋を込めたシャボン玉を作り、ジョジョに柱の男たちとの決着と、未来への希望を託し 死んでいきました。
彼の死ぬ間際の行動は、敵であるはずのワムウも敬意を払うものです。シーザーの戦士としての誇りの高さを感じた名シーンです。
打ってもいいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ
『コードギアス反逆のルルーシュ』よりルルーシュのセリフです。
彼の親父はブリタニアの王でありますが、その父にルルーシュの母は殺され妹の目は見えなくなってしまいました。この作品はルルーシュの国家転覆の物語です。
ルルーシュは親父に復讐するためなら自分はいつでも殺される覚悟がある という意思の硬さを証明するような名言です。
僕は生きろと命じられた
『Fate/Zero』よりウェイバーの名言です。
このシーンの前、彼と彼の相棒でありサーバントであるライダー (征服王イスカンダル)は強敵ギルガメッシュとの戦闘を行っていました。
ウェイバーはどんな状況でも自分の夢を諦めない”理想の王”の姿を貫くライダーの姿を心の底から尊敬しています。
そんなライダーが強敵ギルガメッシュとの戦闘の末、圧倒的な戦力差で負けてしまいました。その後自分を挑発してくるギルガメッシュに対してこのように言うのです。
「僕は生きろと命じられた」
ウェイバーがギルガメッシュに挑めば負けてしまうのは目に見えています。彼が怒りをこらえて心から尊敬するライダーの意思を尊重した名シーンです。
待たせたな
『イナズマイレブン驚異の侵略者編』にて豪炎寺が帰って来たシーンです。
当時雷門のエースストライカーであった吹雪が、敵キーパーのデザームとの実力差によりメンタルが砕けてしまい 、雷門には得点源となる人材が不足している状態でした。
雷門がどんどん追い詰めらていく中、敗北まであともう一歩のところで豪炎寺は雷門に帰って来ました。
帰って来た豪炎寺のパワーは凄まじく、新しい必殺技”爆熱ストーム”で、今まで誰も破れなかった、相手キーパーデザームの必殺技”ドリルスマッシャー”を軽々粉砕。豪炎寺が大復活した名シーンです。
まとめ
今まで見たアニメの中で特に印象的だった名言や名シーンをまとめて見ました。全体的に見るとジャンプ系の作品や京アニの作品が多めです。
今回紹介した作品はどれも非常にクオリティーが高く面白いものばかりです。休みに見る作品が無ければぜひ見てください!