炭治郎!おい炭治郎!
おい聞いているのか炭治郎!
あれだけ妹を人間に戻したいと言っていたのにさぁ
お前が鬼になってどうしちゃったんだよ!なあ!
妹は鬼から人間に戻ったのに、お前は鬼になっちゃうのかよ!なあ!
終いには同期のカナオちゃんの首元に攻撃しちゃってさあぁ…
カナヲちゃん死んじまうだろ!なあ!
本当に、どうしちゃったんだよ!お前!
鬼になった炭治郎は強い
ということで『鬼滅の刃』の感想に戻りましょう。はい。
宿敵・鬼舞辻無惨は消滅する寸前に、自身の血をすべて炭治郎に送ることで彼を最強の鬼として生まれ変わらせました。
- 日光が効かない
- 赫い日輪刀も効かない
- 鬼舞辻無惨の血をたくさん持っているので、相当強い
彼は鬼として破格のスペックを持っている人材です。おそらく上弦どころか鬼舞辻無惨より強い可能性だって考えられます。
今回から鬼になって鬼強くなった炭治郎がさらに暴れだすのです。
彼は妹・禰豆子が説得しても正気に戻らなかった
帰ろう ね
家に帰ろう
禰豆子のセリフより
今回ようやく戦場に出てきた禰豆子は、鬼になってしまった炭治郎の意識を戻そうとします。
彼女が兄を庇う姿は、本作第一話を連想してしまいます。
このまま意識が戻るのかなと思ったが、そんなことはありませんでした。
鬼になってしまったお兄ちゃんは、妹の説得を無視して破壊行為を続けます。
運が悪いことに炭治郎は、禰豆子(=人間)の血を吸収してしまったため、人間の血の美味さを知ってしまいます。
どうしても血が欲しいと思ってしまい、鬼になった当初よりも攻撃能力が増してしまうのです。
どうして一生懸命生きている優しい人たちが
いつもいつも踏み付けにされるのかなあ
禰豆子のセリフより
禰豆子のこのセリフこそ、炭治郎および鬼殺隊の人生を物語っています。
彼は鬼舞辻無惨という悪を滅ぼすために戦っているのですが、立ち上がれば立ち上がるほど、家族や仲間などの大切な人を奪われています。
その上鬼舞辻無惨を倒したと思ったら、炭治郎まで鬼になってしまう…
誰かのために一生懸命になった人ほど不幸になってしまう。鬼殺隊の人生は理不尽ですよ…
これもすべて鬼舞辻無惨が悪い。
骨が出てきた
禰豆子の血を飲み血の味を覚えてしまった炭治郎は、姿が大きく変わってしまいます。
背中から骨のようなものが無数に出てきていました。
それぞ自由に操り、鬼殺隊の隊員たちに攻撃を行います。
その凶暴さのあるデザインはなんとなく腕を変形させた鬼舞辻無惨を連想してしまいますね。
ビーム攻撃?
そしてエネルギーらしきものを貯めて打ち出す攻撃まで習得してしまいました。
基本的に刀しか持っていない鬼殺隊の隊員にとって、遠距離攻撃を繰り出されるのはきついはずです。
それも破壊力抜群の攻撃だったら防ぎ様がありません。
今回は禰豆子が防いでくれたものの、次のビーム攻撃はどうしたらいいのでしょうか?
カナヲ…
炭治郎に鬼に戻す薬を投与して重症
「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」とは、自分の眼球に負荷をかけることで、動体視力を極限まで上げる技です。
カナヲは上弦の弐”童磨”にこの技を使用して倒しているものの、その代償として右目がほとんど見えない状態になってしまいました。
しのぶ様から鬼を人間に戻す薬を渡されたカナヲは、彼岸朱眼を使い炭治郎に薬を打ち込む決心をします。
彼岸朱眼を使っても炭治郎の攻撃全てを避けるのは不可能だったようです。
鬼を人間に戻す薬の投与には成功したものの、」カナヲ本人は首元に炭治郎の攻撃を受けてしまいます。
このままですとカナヲは死んでしまうでしょう。
炭治郎、お前さぁ…。
炭治郎は人間に戻ったとしても死んでしまうかも
もしも禰豆子が人に襲い掛かった場合は竈門炭治郎及び
鱗滝左近次 冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します
『鬼滅の刃』6巻より
妹が人を喰った時にやることは二つ
妹を殺す お前は腹を切って死ぬ
鬼になった妹を連れて行くというのは
そういうことだ
『鬼滅の刃』1巻より
本作では身内が鬼になって人を殺してしまった場合、すぐさま抹消すべきという方向性です。
また庇った人間も、腹を切って詫びないといけないはずです。
となると、このまま炭治郎が意識が戻りカナヲが死んでしまった場合だと、炭治郎は責任をとって死なないといけなくなります。
おそらく鱗滝左近次と冨岡義勇も同じく腹を切って死ぬことになるでしょう。
最後に
- 鬼になった炭治郎の覚醒
- カナヲが炭治郎に鬼を人間に戻す薬を打ち込む
- カナヲは首を切られる
今回の内容をまとめるとこんな感じですね。
鬼を人間に戻す薬を打ち込まれた炭治郎ですが、ちゃんと意識を取り戻し普通の人間に戻れるのでしょうか?