『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第154話「そして新たな輝きへ」の感想です。ネタバレがあります。
本作は誰もが憧れる完璧で究極の彼氏である愛城恋太郎とたくさんのヒロインが恋愛するハーレムラブコメ。
今回は前回前々回と同じくアイドル回です。
はたして恋太郎ファミリーは、これまでの演習の成果は出せたでしょうか?
恋太郎ファミリー・おん・すてーじ
今回のライブはそれぞれメンバーの特徴を活かした独創的なダンスをしていました。
恋太郎ファミリーのダンス指導には九織コーチという前回のアイドル回にてお世話になった方がついています。
今回のライブは諸事情によって前回のメンバーは出演できなくなっています。前回のライブを大成功に導いた九織コーチでも、今回初めて会ったメンバーの特徴を活かした振り付けを考えるのは難しいと思います。
恋太郎も練習中盤から練習の見学をしなかったことを考えると、その奇抜なパフォーマンスは出演メンバーが考えた物になっていると予想できます。
これは彼女たちが練習をする過程で、自分の得意を活かすためにはどのようにするべきなのかを真剣に考えないと思いつかないと思います。
彼女たちがこのライブに向けて真剣に練習に取り組んでいたことが分かりますね。
恋太郎の準備
恋太郎は今回のイベントに向けて準備をしていました。
それは会場に来れないメンバーの人形を準備するというものでした。
前回はヒロおじさんと一緒だったのですが、今回はひとりでこの仕事を遂行しています。
その人形はひとりひとり特徴をとらえており、作画は簡略的だったもののだれの人形なのか一目で分かるようになっています。
イラストでも立体物でも文章でも何でもそうなのですが、あるキャラクターの特徴をとらえて誰でもわかるようにすることはとても難しいことです。
当たり前のようにキャラクターを視認できるのは、プロレベルじゃないと扱えないような神業。呪術廻戦の領域展開みたいなものです。
恋太郎は短い製作期間の間にその彼女たちの特徴をとらえながら13人分もの人形を作っています。
ただの男子高校生なのにもかかわらずプロレベルの仕事を短期間でこなしているのです。
しかもその人形の中には当日会場に行けないメンバーも応援できるようにスマートフォンも内蔵しています。技術力がとてもすごいですね。
彼が彼女たちの特徴を捉えた人形を制作できたのは、日々恋愛に真摯に取り組んできたからでしょう。
みんなで応援
上述したように恋太郎が作った人形の中にはスマートフォンが内蔵されており、遠隔で応援できるようになっています。
今回ステージに上がれないメンバーは予定があるらしくて会場に来れませんでした。
それでも距離的に離れた状態になったとしても、お互いを思いやり応援する姿はとても素晴らしいです。
予定があり外出をしている状況下では、たとえ数分でも音声通話を行うのはとても難しいです。特に今回の予定は結構前から決められていたと思われ、外せないような大事な事だったと思います。
そんな中できっちり予定を開けて一緒に応援するのは、スケジュールの調整などとても難しかったはず。
それなのに一緒に応援したということは、恋太郎ファミリー全員が一丸となってライブを成功させたいという思いが強かったことの証明ですね。
恋太郎ファミリーはみんなで同じ人を好きなるという、全員で幸せをつかみ取るという関係性です。
みんなで応援する瞬間も素晴らしかったですね。
最後に
ステージに上がるメンバーもそうでないメンバーもみんな一生懸命になってよかったですね。特にステージに立っていたメンバーは個性がとても輝いていました。
次のアイドル回は彼女が39人になったときでしょうか?
その時にはどんな個性を持ったメンバーが恋太郎ファミリーに加わっているのでしょうか。非常に楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。