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【100カノ】タマちゃん、バイトの面接へ。そして羽々里さん。やっぱり色々とすごかった。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第147話「25人目の彼女(猫)のお仕事事情。」の感想です。ネタバレがあります。

今回のタイトルにある25人目の彼女(猫)のタマちゃんがメインになっている回です。

具体的にはタマちゃんの仕事事情を掘り下げるのと、羽々里さんとの絡みが描かれていました。

羽々里さんは非常に豪華な屋敷に住んでいる上にメイドさんも複数名雇っている、超が付くほどのお金持ちですね。

定職についていないタマちゃんに対して羽々里さんはどのように接するのかとても気になっていました。

タマちゃん……

タマちゃんは仕事をするのが苦手な女の子。

昔OLとして企業に勤めていたものの、苦手すぎて退職。そして彼女は働きたくないが故に猫になってしまいました。

何を書いているのか分からないなと思った人は、タマちゃんの初登場回である第141話を見返してください。彼女の経歴を言語化するのは難しすぎます。

そういえば恋太郎はタマちゃんと初めて出会ったときに、彼女が仕事をするのが得意ではないことを受け入れた上でお付き合いすることを決めています。なので彼はタマちゃんの仕事事情に介入することはないでしょう。

そのうえ彼は彼女たちの問題に対して直接関与せず基本的には見守るというスタンスでいます。

彼女たちの力だけではどうしても解決できないと思った場合、自分自身が立ち上がり問題の解決に動いていることの方が多いです。

恋太郎がタマちゃんのことを肯定しているので、彼女たちも同様に仕事がうまくいかない状態のタマちゃんでも肯定してくれるでしょう。

恋太郎ファミリーには社会人のメンバーが複数います。

個性的であり色々と問題を起こすこともありますが、きちんと働いていたり学生メンバーが悩んでいる時に導いたりと大人としての責務をきちんとこなしています。

世の中の大半の人間にはそんなこと出来ないので、非常に尊敬すべきところですね。

タマちゃんはそんな周りにいる立派な大人を見て、自分も働かないといけないという意思を主体的に持ち、仕事の面接にいきます。

この決断もなかなかできるものではありませんね。

何か自分を変えることは非常に難しいものです。

ほとんどの人間が何かに挑戦してもあまり続かないと思います。私もこのサイトの更新を3年近くさぼっていました。

そのうえタマちゃんはOL時代のトラウマがあり、働くことに対して恐怖の気持ちが強かったと思います。そんな中で自分を変えようと努力する姿はとても素晴しいと感じます。

自分を変えるための努力をするのは相当難しいです。そんな努力をして自分の壁を破壊する彼女に拍手を送りたいです。

羽々里さん

羽々里さんはタマちゃんの主体的に行動したという意思を非常に高く評価していました。

彼女はお金持ちであるものの、娘をひとりで育てたりと非常に大変な人生だったはずです。

一方で自分の人生は意志でどうにかしないといけないという現実も身をもって理解しています。それは自分自身が人一倍大変な思いをして娘を育てたという経験があったからこそですね。

羽々里さんの人生は羽々里さんではないと乗り越えられないような、大変な人生だったと思います。

それでも己の限界を打ち破り、高い収入を得て娘をきちんと育てあげられたのは、羽々里さんが主体性をもって人生を生きようと努力したからだったからではないでしょうか。

あくまで私自身の予想ではありますがこのように考えてみると、羽々里さんが主体的にバイトの面接に行ったタマちゃんのことを高く評価したのも納得ができますね。

というか花園家ってなんなんだよ

今回タマちゃんの新しいバイト「フラワーママー離乳食工場」先は花園家の関連企業だったようです。

花園家がお金持ちの家系であることは、本作を楽しんでいる人にとって常識ですね。

連載初期から登場しているのにも関わらず、具体的なビジネスの全貌はまだ明かされていません。

例えどんなビジネスをやっていようと、羽々里さんが社会人として超有能なことには変わりありませんね。

なんか花園家って明かされていない要素が多いと思いました。

最後に

今回は新しい仕事に挑戦するタマちゃんや羽々里さんについて語っていきました。

この記事が参考になればうれしいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。