ソンジュは人間を食わない鬼として登場して、私たち読者を驚かせました。
彼は「約束のネバーランド」の今後の展開の鍵を握る重要なキャラ になってくるはずです。
今回はそんなソンジュについてまとめていきます。
エマの師匠にあたる人物
彼はエマに弓の技術や食料の採取方法、鬼に襲われないような安全地帯など、鬼の世界を生き抜くための知識を教えました。
それに加えて、命への感謝の気持ちや、自分たちが生きていることの尊さを伝えます 。
エマは彼との出会いで技術的にも精神的にも大きく成長しました。
実は人間を食べたがっている
第51回「B06-32①」 (6巻)より
ソンジュは1000年前、人間を狩って食べていたようです。
今でも「人間を食べたい」という気持ちに変わりはなく、人間を食べていた頃を思い出しただけでウズウズしています。
人間を食べないのは宗教上の理由
彼は原初信仰という宗教を信仰していて、自然にある食材しか食べることができません 。
グレイス=フィールドなどの農園で育った子供たちは養殖品で、自生しているわけではありません。
この世界の人間は全て農園産の養殖品なので、ソンジュは人間を食べることができないのです。
エマたちを助けた理由
エマたちが”約束”を壊してくれることを期待しているからです
- 約束とは
- 1000年前に鬼と人間とで結ばれた不可侵条約です。その内容は、人間が鬼に危害を加えない代わりに、鬼は人間を食べれなくなるというもので、ソンジュにとっては厳しいものでした。
約束については「【約束のネバーランド】”約束”により鬼の世界は劇的に変化した! 」という記事にて詳しく書いています。
彼女たち一行が生き延びて子孫を残せば、その子供たちは「自然にあるものしか食べてはいけない」という原初信仰という宗教上の理由から外れるので
彼は再び人間を食べることができるようになるからです。
実は超強い
モブ鬼「お前は…!」
彼の存在は有名なようで、他の鬼たちからも一目置かれていた模様。
第52回ではグレイス=フィールドから来た、何体もいる追っ手の鬼をたった一人で全滅させるほど強いです。
その中にはソンジュと同じ人型の鬼も存在します。この世界の鬼は人型に近いほど強くなります。
ソンジュは同型の鬼と比べても強い方 だと予想できます。
昔は偉かった?
貴族の鬼などは全て人型の体格でした。
さっき述べたように、この世界の鬼は体格が人型に近くなる程強い権限を持つ傾向にあります。
この傾向が当てはまるなら、ソンジュの体格は非常に良いので、貴族に近い地位にいたのではないかと予想できます。
きっと宗教上の理由で仲間内に干されてしまい、旅することを余儀なくされたのでしょう。
まとめ
今回はソンジュについてまとめてみました。
彼の行動の目的は再び人間を食べることです。展開次第ではエマたちの敵になることも考えられます。
彼がどのようにストーリーに関わってくるのか、またエマたちの味方として協力してくれるのでしょうか?
彼の行動は全く読めません。
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