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【りゅうおうのおしごと】最強の男”名人”についてまとめてみた

注意

この記事はライトノベル10巻までのネタバレを含みます。

『りゅうおうのおしごと!』の名人といえば、他の棋士の追随を許さない圧倒的な強さと伝説を誇る、文句なしの最強の人物でしたね

作中では”名人”という名前が出るだけでキャラも僕たち読者も、ゲームのラスボスを目にしたような強い恐怖感を覚えます。

本ブログに『りゅうおうのおしごと』の名人について調べてたどり着く人が多いので、この記事にて本作の名人についてまとめてみます。

初登場は原作4巻

初登場時の出来事は原作4巻の第八十八期棋帝戦第三局です。

名人はその対局で3連勝のストレート勝ちをして棋帝のタイトルを奪取。次のタイトル戦”竜王”奪取へ向けて勢いを増しています。

その対戦相手のプロフィール

名人の対戦相手である棋帝のタイトルホルダーは篠窪大志。

23歳の若手棋士で慶應義塾大学を首席で卒業したほどの秀才です。作中であまり出番がなく、どんな人物かは詳しくわかりません。

所持タイトル

現在、名人が所持しているタイトルはこちらです。

  • 名人
  • 玉座
  • 盤王
  • 棋帝

25歳の時には7冠(全タイトルを保持)を達成して、それ以降、将棋界の頂点に立ち続けています。

タイトルホルダーとは

将棋界にある7つの大きな大会の優勝者に与えられる最強の称号です。
どの棋士もタイトルホルダーに憧れており、タイトルを持っているだけで他の棋士たちから格上に扱われます。

ちなみに残りのタイトルは以下のようになっています。 タイトル名の後ろはタイトルホルダーの名前で、その後ろの” ”内は二つ名を記しています。

  • 竜王    九頭竜八一    ”クズ竜王”
  • 帝位、玉将 於鬼頭曜 ”コンピューターに負けた棋士”

”捌きのマエストロ”こと生石充さんは、於鬼頭曜に敗れたことにより、元々所持していた「玉将」のタイトルを失ってしまいます。

名人のモデルは羽生善治さん

羽生善治さんは2017年12月5日に竜王のタイトルを獲得して、永世7冠の称号を獲得しました。おめでとうございます。

本作の名人と羽生さんは以下の相似点があります。

  • 若いうちに7大タイトルを全て保持
  • 将棋界最強
  • 奥様がツイッターをやっている

偉業や伝説がモロ被っており、名人のモデルが羽生さん以外考えられません。

羽生善治さんについて解説した記事>>>羽生善治とは (ハブヨシハルとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

作中で”神”と呼ばれるほどの実力

その圧倒的な強さから、八一や歩夢などの若手棋士の間では”神”として崇められています。 彼の指す将棋は”マジック”と呼ばれており、誰もが思いつかないような手から、逆転の布石を用意し、鮮やかに盤面をひっくり返していきます。

普通の棋士が打ったら叩かれるような一手も名人が打てば逆転の好機になるのです。

歩夢との戦いでは”マジック”を披露

原作第4巻では歩夢相手にその”マジック”を披露。

歩夢が念入りに準備した、名人打倒のためのシステムを、王を滑らせるようにして退避させて、逆に歩夢の攻撃手段を封じました。

もちろんその対局は名人の勝利です。

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本名、顔は不明。

原作5巻の棋士紹介のコーナーに後ろ姿と経歴が載っているのみです。

アニメ1話の冒頭に名人の顔が写りそうなシーンがありましたが、彼の顔が映る瞬間に桜の花びらで隠れてしまいました。

果たして名人の顔が見られる日は来るのでしょうか。

研究相手は”両刀使い”

”両刀使い”こと山刀伐尽といえば、原作3巻で猛威を振るった竜王キラー。八一の宿敵です。

居飛車などのベーシックな戦法や、振り飛車などの攻撃的な将棋まで、どんなスタイルでも戦うことができます。

また、才能に頼らず努力のみでトップ棋士まで這い上がった人物で、名人の研究相手として選ばれたのは、彼に類い稀ない努力の才能 があったからでしょう。

両刀使いと八一の対局は3巻で楽しめます。

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竜王戦では八一に敗退

原作5巻の竜王防衛戦では、途中まで3連勝をして、タイトル奪取までもう一勝という状態でしたが、第4局にて竜王八一が怒涛の追い上げを見せました。

その4曲に負けてからというものの、八一に勢いを与えてしまったのがそのままストレートに4連敗してしまい 、竜王のタイトルは惜しくも逃してしましました。

「竜王戦で3連勝してからの4連敗で敗退」のエピソードも羽生善治さんのものですね…

コメント欄にて情報提供していただきました。低級さんありがとうございます!

調べてみると八一VS名人は2008年の羽生善治さんと渡辺明さんが死闘を繰り広げた第21期竜王戦が元になっており、名人のモデルになった羽生さんは3連勝してタイトルまで後一歩のところまで来ましたが4連敗で敗退してしまいました。

この対局は将棋ファンにとっては伝説になっているそうです。

以前神鍋歩夢が竜王戦の挑戦者だったらどうなってたの?という記事にも書きましたが、竜王戦は八一のホームと言えるような環境です。名人は調子がよかったですが、不利な状況で戦っていました。

この竜王戦で負けてしまいましたが、まだ”作中最強”といってもいいでしょう。

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まとめ

今回は『りゅうおうのおしごと』最強の男”名人”についてまとめて見ました。

振り返ってみると、作中で行った伝説や偉業がすごく、改めて彼は”最強の男”だと実感させたれました

そんな名人が、研究相手の山刀伐尽や、捌きののマエストロと戦っている姿を見て見たいです。

A級順位戦編が楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

2 COMMENTS

低級

「竜王戦で3連勝してからの4連敗で敗退」のエピソードも羽生善治さんのものですね…

量産型01号

貴重な情報をありがとうございます!その情報は知りませんでした!

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