『ぼくたちは勉強ができない』の4巻が発売しました。
今思い返すと、比較的どのかキャラクターのイベントも満遍なく収録していて、押しヒロインが誰であろうと十分に楽しめるはずです。
ラブコメ方面でも大きく前進していて、これからのストーリー展開が待ちどうしくなるような一冊でした。
目次
告白したくても出来ないうるか
「そんなわけないじゃん！！ 何言ってんのもー！！」
成幸の「お前の好きな奴って…俺…？」という質問に対しての答えです。
今回わかったことは、成幸は気が付いていないふりをしていますが、うるかのことを完全に異性として意識しています。きっとうるかに告白されたら落ちるでしょう。
ですが、彼は家族のために学業に専念しなくてはいけなく恋愛なんてする気にはなれません。
うるかと成幸は中学時代からの友達です。成幸の家庭環境のこともよく知っているのでしょう 。そのことがうるかが告白できない要因の一つになっています。
これからのうるか回の見所は、自分は成幸と恋人になりたいが、自分の気持ちを伝えることができないという気持ちの葛藤ですね。
キスについて考える理珠りん
理珠りんは2巻収録の林間学校編で、成幸とハプニングキッスをしてしまいました。
それ以降、キスをする意味について考えるのですが、その意味になかなか気が付けません 。
彼女は成幸に恋をしていますが、自分はそのことに全く気が付いてない模様です。
理珠りんが自分の気持ちにはっきりと気が付いた時、ストーリーはさらに加速するでしょう 。
先生VSテラフォーマー （ゴキ）
真冬先生は家にあの「じょうじ」ことゴキブリが出ただけでこんなにビビってしまいます。かわいい。
それに、成幸が部屋を片付けたばかりなのに、また汚くなっていました。本当にこの人の生活能力は文乃さんの胸のように「永遠のゼロ」に等しいですね。
ラグジェリーショップで絶望する文乃さん
自分がAだとバレた時のこの表情。絶望の３段活用ですね。『ぼく勉』ファンにとっては、Be動詞の変化の仕方よりも重要ですよ。
個人的に最後の絶望しきった顔がツボです。文乃さんのソウルジェムが濁りきってしまいますよ。夢も希望もありゃしません。
ピクシーメイドあしゅみー先輩登場！
この巻より新ヒロインあしゅみー先輩が登場です。
主人公たちより学年が1つ上の浪人生で国立の医学部を目指しています。
実はメイド喫茶でバイトをしている正真正銘のメイドさんです。
小悪魔的な属性を有していて、成幸や他のヒロインたちにちょっかいをかけて楽しんでいます 。
文乃さんのストレスがまた増えた件
成幸はあしゅみー先輩の親父の前では彼氏の役をやらないといけない状況になりました。
そんなことを知らない文乃さんからの鉄拳。
文乃さんは親友２人の好きな人が同じで、どっちを応援していいか分からないという板挟みを抱えています。
そんな中で「成幸に彼女がいる」という爆弾を投入されるなんて、たまったものじゃありません。
ちなみに、成幸から事情を話してもらい、あしゅみー先輩とは和解しました。
真冬先生のメイド服は素晴らしい！
普段クールな真冬先生がメイドコスをして、我々読者にご奉仕をしてくれます。
感の鋭い皆様ならわかりますが、メイドさんの王道というべきドジっ子属性を有しています。
かぐや様の早坂さんやリゼロのラムのように、最近のメイドキャラは有能で隙を見せないイメージがあったので、完全にやられました。
そんなドジっ子な先生が好きです。結婚してください。
おまけ：妹のメイド服もやばい
「お帰りなさいませ！お兄ちゃん！」
神は妹を見捨てていなかった。やっぱり妹の戦場は本編ではない！コミックスのおまけだ！
コミックス4巻では妹の一切登場しなく、絶望の淵に立たされていたのですが、このセリフを見ただけで、心が救われました。