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【Fate/strangeFake】偽アーチャーはセイバーを認めていたのかについて考察

ギルガメッシュはリチャードⅠ世を認めていなかったと考察しました

友と手を組むに相応しいか、我が試してくれよう

5巻のギルガメッシュ の台詞より

これは『Fate/strangeFake』5巻にて偽アーチャー・ギルガメッシュが言った台詞でしたね。

ギルガメッシュはセイバー・リチャードⅠ世との戦闘時に、偽ランサー ・エルキドゥとリチャードが同盟関係にあることを知ってしまいました。

エルキドゥとギルガメッシュは親友同士。なのでギルガメッシュはリチャードⅠ世がエルキドゥと組むのに相応しいか試すことにしたのです。

その裁定が終わり、ギルガメッシュがその答えを言おうとした瞬間にアルケイデスの乱入があり、答えを聞けずじまいになってしまいました。

そこで今回は、ギルガメッシュの選定の結果、リチャードⅠ世は認められたのかについて考えていこうと思います。

偽アーチャーが認めた相手

完全に認めている相手

まずは偽アーチャー・ギルガメッシュが認めた相手について軽く振り返ってみましょう。

また、説明するのがめんどくさいので『Fate/strangeFake』に出てくる人物のみ記載する予定です。

「アルトリアがー」とか「イスカンダルがー」とか言ったって、本作しか読んだことのない人はわかりませんからね。

まず最初に思い浮かぶのは、偽ランサー・エルキドゥですね。

ギルガメッシュの親友であり、生前は一緒に冒険にも出かけたようです。

この二人の戦闘能力はほぼ互角であり、本作にて初めて会ったときには地面にクレーターを残すほどの激しい戦闘を繰り広げました。

生前に実力を認め合った者同士なので、お互いを完全に認め合っているに違いありません。

おそらく認めている相手

真アーチャー・アルケイデスはおそらく認めていると思います。

アルケイデスはギルガメッシュと戦ったときに、王の財宝をしのぎきって同等の戦いをしています。

実力的には申し分ないです。

初めて戦った後に、ギルガメッシュ 自ら真名を名乗って良いと言っていますし、おそらく認めているかと。

認めていない相手

真ライダー・ヒッポリュテは認めていないと思います。

彼女はギルガメッシュとアルケイデスの戦いに割り込むように参戦したのですが、実力が足りなくてアルケイデスに弄ばれてしまいます。

「遊ばれていることのにすら気付かぬ貴様が、どうやってあの男を獲物として狩るというのだ?」

(中略)

「貴様とやつでは英霊としての格が違う。それが分からぬ程に安い器でもあるまい。」

それを見てギルガメッシュは彼女を見下したようなセリフを言います。

ギルガメッシュにとって平常通りと言えば平常通りなのですが、親友のエルキドゥのような「自らが認めてた相手」に言うような言葉ではありませね。

なのでギルガメッシュはヒッポリュテを認めていないと思います。

セイバーを認めているかどうかについて

  • 偽ランサー・エルキドゥ→認めている
  • 真アーチャー・アルケイデス→認めている可能性が高い
  • 真ライダー・ヒッポリュテ→認めていない可能性が高い

先ほどまでの内容をまとめるとこんな感じですね。

ギルガメッシュが認めている相手には共通点があります。

  1. 己の中で強い信念があり
  2. なおかつ実力を持っている

と言う点ですね。

エルキドゥに関しては生前からの仲なので、相手がどのようなヤツなのかを把握しています。

アルケイデスは一戦交えただけですが、その実力と神々への強い復讐心を目の当たりにしています。

ヒッポリュテさんは…二人と比べると弱い上に、アルケイデスのストーカーしている件を咎められてしまったからなぁ…

ではセイバー・リチャードⅠ世はどうなのでしょうか?

まず彼はギルガメッシュやエルキドゥ、そしてアルケイデスと比べると弱いです。

セイバーはギルガメッシュと実際に向かい合った時から、彼が自分よりもはるかに強い王だと理解しています。

実力がなくても信念があれば認めてもらえる可能性がありますが、その時のリチャードⅠ世にはその信念が欠如していました。

どちらにせよ、貴様はまだ戦う理由を持ち合わせていないらしい。斯様な心持ちのまま我に戦いを挑むとは、それこそ思い上がりも甚だしいぞ、雑種。

5巻のギルガメッシュ の台詞より

ギルガメッシュはリチャードⅠ世と戦うことにより、彼が戦う理由や信念を持っていないことに気付きます。

ギルガメッシュから見たリチャードⅠ世
  • 弱い
  • 信念がない
  • ただの雑種

そんな状態のリチャードⅠ世をギルガメッシュが認めるわけがありませんね。

ちなみにギルガメッシュは自分が認めた相手を「雑種」とは呼びません。

ちなみにリチャードⅠ世は6巻にてアヤカと心から認め合ったことにより、戦う理由を見つけました。それは『Fate/strangeFake』ファンの間では有名な話。

リチャアヤてえてえ。

最後に

ギルガメッシュはリチャードⅠ世を認めていなかったと考察しました。

6巻現在の戦う理由を見つけた彼を、どのように評価するかは不明です。

とは言ってもギルガメッシュは5巻にて……と言う感じなのでその答えを聞く機会はないでしょう。

イラストコーナー。

リチャードⅠ世VSギルガメッシュ をイメージしました。

鎧を描くのが難しかったです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

関連記事:復習がてらどうぞ

5巻ではギルガメッシュVSリチャードⅠ世の戦いが行われました。

某人物がまさかの登場をしたり、偽りの聖杯戦争初の脱落者が出たりと、色々とんでもない巻でした。

3巻はギルガメッシュVSアルケイデスVSヒッポリュテと言う感じですね。リチャードⅠ世がエルキドゥと同盟を組んだのもこの巻です。

この記事にて当たり前のように真名の「アルケイデス」と述べていますが、この時に彼の真名が明かされたときはとても衝撃的でした。

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