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【100カノ】彼女たちはライブに向けてどのような特訓をするのだろうか?

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第153話「先代に学ぶ!恋太郎ファミリーの練習風景」の感想です。ネタバレあります。

完璧で究極の彼氏こと愛城恋太郎とたくさんのヒロインが恋愛するハーレムラブコメである本作。

なんやかんやあって26人いるメインヒロイン中新しく登場した13人のヒロインたちがアイドルとなりライブをすることになりました。

ライブを成功させるためにヒロイン26人+恋太郎が一丸となって協力しています。

ちなみに筆者はアイドルものに全く詳しくありません。ですが練習に取り組んでいる恋太郎ファミリーを見るのは楽しいですね。

恋太郎ファミリー。ライブに向けて練習中

今回の100カノはライブに出る組と出ない組でマンツーマンで特訓をします。

ハーレムラブコメは長期連載につれてヒロイン同士の関係が少しギスギスするのが基本です。

ヒロインの誰もが主人公の1番好きな人になりたいと思い努力するので、当然と言えば当然です。

しかし本作はヒロイン全員で恋太郎の1番になろうと努力しているため、基本的にギスギスすることがありません。

そのギスギスしている感じを見るのもハーレムラブコメを見る醍醐味でありますが、ヒロイン同士の関係が良好で平和な関係を見るのもきらら系やバトルマンガの日常回を見てる感じになれて良いです。

話が進むにつれてギスりやすいハーレムラブコメというジャンルにおいて、この恋太郎ファミリーのアットホームでほのぼのしている日常こそが特別で代え難い尊いものだと私は考えております。

あー子と唐音、数と育のように直接ダンスの技術を教えてもらうこともあれば、紅葉のようにレッスン中の悩みを胡桃に相談するなど、色んなことをしていましたね。

今回の第153話を見ていれば分かるように、ヒロインひとりひとり練習する内容や相談する内容が異なっています。もちろん相談に乗った方のヒロインのアドバイスもそれぞれ違っています。

個人的に騎士華が楠莉先輩にくっころっぽいことやられているのが好きでした。

楠莉先輩は不老不死の薬を飲んだ際の副作用で高校三年生とは思えない子供のような外見をしていますが、そのおかげでクラスメイトから甘やかされています。だれよりもバブバブされたい騎士華はそれをみて嫉妬するという関係性です。

ですので騎士華は楠莉先輩に色々とアドバイスもらうのが合理的と思っているものの、実際に聞くのはプライド的に抵抗があるのでしょう。

そんな中楠莉先輩に土下座してアドバイスを求めるのは、同人誌にありがちなくっころ的な展開を連想してしまいます。

全員同じ恋太郎の彼女ですが、みんなそれぞれ別の人生を歩んでいるので当たり前といえば当たり前ですが、それはキャラクター全員の個性が光っていないと出来ないことです。

ヒロイン26人分の心情やキャラクターなどを深く描写して、読者に納得させるのはとても難しいことだと思います。

それを当たり前のようにやっている本作はとてもすごいなぁと思いました。

最後に

今回はライブに向けて一生懸命になって練習に取り組んでいるみんなを見れてとても幸せでしたね。

おそらく次回はライブを行うことになるでしょう。

13人はステージでどのような華を彩るのでしょうか。とても楽しみです。

アイドル系の作品にあまり触れてこなかったのでいまいち分かりませんが、この頑張っているヒロインたちを応援している感じがアイドル物を楽しむ感覚なのかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。